【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
50代になったイチダさんが「はたとわかった」これからの人生を豊かにする40のこと「この本では、50代の今の私が『わかった』ことを、20代だった私に語りかける形で綴ってみました。私と同世代の方には『そうそう!』と共感していただけるかもしれません。20代、30代のまだ惑いの中にいる方には、不安や悩みを少し和らげるちょっとしたヒントになるかもしれません。」(はじめにより)
彼らはなぜ生まれ、恐れられたのか異形の者たちの本当の姿と人間の豊かな想像力に関する55のエッセイ《正体をあばかれるモンスターたち》サイクロプス 凶暴な一つ目の巨人かまいたち 突如手足の皮膚を切り裂く狢(むじな) 目も鼻も口もない顔野襖(のぶすま) 顔に飛びつき窒息死させる火車 死者の亡骸を墓場から奪うあまびえ 江戸から伝わる疫病よけ麒麟 良い政治のときに現れるシーサーペント 鯨を負かす巨大なウミヘビツチノコ 1970年代に一大ブームになったネッシー 20世紀最大のミステリー……他、全55!河合真維・イラスト
どこへ行くにも、棺桶の仕度なンかいらないじゃないのと、無鉄砲な旅ばかりしていました――一九三〇年、総督府に招かれた台湾から、『放浪記』の印税をつぎ込んだシベリア鉄道でのパリ行き、一番好きな街北京など。肩の張らない三等列車の一人旅を最上とする著者の一九三〇年代前半の紀行を集成する。文庫オリジナル〈解説〉川本三郎
いいかげん買いもののベテランになってもいい年齢にもかかわらず、相変わらず失敗が常につきまとい、買いものの奥深さを日々実感する著者。振り返ってみて、買いものが、マンガ家であり、夫であり父であり、酒好きである自分の人生そのものと密接に絡み合っていることに気付く。『ごめん買っちゃった』に続く「買いもの失敗成功日記」第2弾!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が巡る、犬と仲良くなるための21の旅ぴあの大人気連載、待望の書籍化後藤正文『INU COMMUNICATION』5月27日(金)発売決定!俺が犬を信じられなくなったのは、21世紀が始まって数年が過ぎたころだった。(後藤正文)犬が苦手と公言するASIAN KUNG-FU GENERATION(アジカン)のゴッチこと後藤正文による、犬と仲良くなるための21の旅を追ったエッセイの発売が、5月27日(金)に決定。本書は、ぴあ(アプリ&WEB)での大人気連載の待望の書籍化であり、ある出来事をきっかけに犬が苦手になってしまった後藤が、犬とのコミュニケーションを再構築するべく、犬に会いに行く顛末を軽妙な筆致で綴る。登場するのは、年齢も犬種もさまざまな21のわんこたち。恐る恐る距離を詰めていったり、時に相手にされなかったりを繰り返していく後藤の一挙手一投足につい引き込まれてしまうこと請け合いだ。後藤の体験談を受けて、ドッグトレーナー野村幸平氏が語るワンポイントアドバイスも、犬と人間が共に生きていく世界観を提示しており、示唆に富む。そして、書籍化にあたって、後藤が書き下ろした「あとがき」を読むと、改めて最初のわんことの出会いを読み直したくなってくる。犬と仲良くなるための道は険しい。そうつぶやきながら、思わず知らず心が解放されていく旅の記録。わんこたちの魅力的な写真を愛でながら、一緒に歩いてみるのはいかがだろう。ニューアルバム『プラネットフォークス』を携えたアジカンの全国ツアー「Tour 2022 ’プラネットフォークス’」(5月28日の埼玉・三郷市文化会館 大ホールより)の会場でも発売を予定しているので、ぜひライブとともにお楽しみください。※仕様、構成、内容等は変更される場合がありますので予めご了承ください。
タカハシさんの不思議な東京案内。六歳のとき、親に連れられ「夜逃げ同然」でやってきた東京。この大都会で引っ越しを数十回繰り返した作家は、コロナ禍の二年間、自身の思い出や土地の記憶をなぞるかのように歩き回った。御茶ノ水で学生運動に身を投じた青春を語り、新国立競技場で戦時下の学徒壮行会を想う。新宿では都知事選下の都庁を訪れ、新トキワ荘では赤貧の少年時代を回想する。ジブリ美術館で宮崎駿との、渋谷川で庵野秀明との交友を懐かしみ、皇居では昭和天皇のもうひとつの人生に思いを馳せる。読む人それぞれの「TOKI(時)」を思い起こさせてくれる、「極私的」東京探訪記。
編み物、動画鑑賞、新聞定期購読、掃除用具の買い替え、写真集を眺める、マスク作り……家の中でも近所でも、楽しみや喜びは、いくつになっても見つけられる。無理をせず、無駄をせず、彩りある日常のためのヒント凝縮エッセイ集。【目次】プラスチックにため息をつく/でも、編みたい/美しい写真を眺める/マスクを作る/掃除道具を買い替える/これからの住まいを考える/昔の食事に戻る/毛糸のパンツを編む/うちのネコ、しいの旅立ちを見送る/パズル「箱入り娘」に挑戦する/録画したテレビ番組を観る/新しいパソコンを接続する/三十数年ぶりに新聞をとる/様々な動画を楽しむ/料理本を読む/着物を取り出して褒めちぎる/刺激を受ける曲を聴く/介護のトラブルを耳にする/引っ越しを控え、不用品整理をする/旧住居を掃除する/引っ越し直後から、不要品処分に追われる/テレビのある生活に戻る
特集 正面からの「機会詠」論 ──戦争・コロナ禍・災害を詠むということ 高野公彦「感情の特殊出口としての機会詠」/三枝昂之「折々の歌、そしてメタファーの力」/小池 光「ウクライナの歌」/春日いづみ「問いを促す」/島田修三「歌はいろめき立つ」/今野寿美「歌は歌に候」/中川佐和子「社会との繋がりへ」/荻原裕幸「暁のバスに乗り遅れて」/大口玲子「見しむれば見てわれはうたふ」/高木佳子「『個』として対峙する」巻頭作品連載=永田和宏「風通しのいい窓辺4 忘れない」作品連載=山田航「それぞれのAM5:50に」/山階基「ファンタスマゴリー」作品30首=平井 弘「ないない」/雪舟えま「フル・オブ・ラブ」毎月連続掲載=水原紫苑「花園」30首 特別作品 50首 野口あや子「僕は僕を」書籍&ドラマをスペシャル・レビュー 『あの胸が岬のように遠かった』(永田和宏著)で「初めて明かされた真実」「永遠に解けない謎」再録・第16回明星研究会「私が出会った晶子短歌」大森静佳/染野太朗/山木礼子/司会=米川千嘉子十首の世界=浅野大輝「転居」/池田裕美子「血の轍」/近江 瞬「五円の袋」/谷川由里子「中盤の壺入り」/樋口智子「女の鎖骨」/高島 裕「雷帝」/盛田志保子「春の一幕」/柳澤美晴「都市伝説の都市」連載 東直子の「楽歌*楽座」第10回樋口一葉体験「『萩の舎』歌修行」(前編=基礎編) ゲスト=今井恵子(指南役)/石川美南/内山晶太/狩峰隆希/川谷ふじの連載小島ゆかり│サイレントニャー#11 吉川宏志│1970年代短歌史11安田登│能楽師の勝手がたり8佐藤弓生・千葉 聡│人生処方歌集 39工藤吉生│Twitterで短歌さがします11 書評高島裕│奥田亡羊歌集『花』楠誓英│『文庫版塚本邦雄全歌集 第六巻』高木佳子│池田裕美子歌集『時間グラス』佐藤りえ│笹公人・北村みなみ著『パラレル百景』短歌時評=柳澤美晴│コインの裏表作品季評第122回・後半 穂村弘/川野芽生/工藤吉生歌集歌書評・共選=岡部 史/永田吉文米川千嘉子 選 短歌研究詠草 第40回「現代短歌評論賞」 応募要項
追悼 西村賢太2022年2月に急逝した、最後の無頼派作家・西村賢太氏がライフワークとして書き継いだ日記文学「一私小説書きの日乗」。「日記がなぜこんなにも面白いのか」と、各界にファンの多かった作品の続編を、ついに文庫化。芥川賞受賞後の多忙の日々を虚飾なく綴った日記文学の白眉。解説 玉袋筋太郎
一般的に、世の夫たちは、自分や自分の親の老後は、妻に面倒をみてもらうつもりでいる人が多いのではないでしょうか。そんな中で妻が先にがんになってしまったら――。仕事をしながら、慣れない日常の家事や育児、看病が一度に押し寄せてきます。小社刊『にほんご万華鏡』シリーズの著者 小野寺牧子さんも、大腸がん闘病の末、一昨年亡くなりました。夫である小野寺久氏は、大腸がんの権威であるにもかかわらず妻を大腸がんで喪うことになりましたが、がんが発覚したその日から亡くなるまで、詳細な日記をつけていました。家族として、夫としての闘病記録や心構えだけでなく、専門医としての見地からも、家族ががんになったとき、どうなってしまうのか、どうすればいいのかを治療法の選択肢や緩和ケアなど含め、詳細に綴っています。二人に一人ががんになるという時代、夫婦どちらかががんになるのはまったく不思議なことではありません。がん専門医として、これから患者や患者の家族になる人のためにも、妻の死を無駄にせず、発信したいという切実な思いで綴った1冊
初の著書が読まれ続けている人気ラジオDJ。コロナ禍で聴く人が増えたラジオだが、なぜ長時間同じ人の話を聴いていたくなるのか。そこには「声だけ」ならではの飽きさせない工夫の数々が。日常の聴く・話す場面で生きるヒント満載の一冊。
平成から令和、そしてコロナ禍─年号が変わりコロナが蔓延、編集者との宴も球場観戦もかなわず、たまるストレスを師・藤澤清造の更なる追慕作業で晴らす。現代に暮らす’文豪’の日々をつづる「日乗シリーズ」第七弾!
異端な作家の無頼な日常。昼に起き、サウナで身を清め、新作の執筆にいそしむ。行きつけの酒場で酒を呑み、編集者と打ち合わせ、宝焼酎で晩酌をする。編集者との衝突・軋轢、友とのいさかい。時に怒り、時に後悔する。
劇作家、小説家、評論家として活躍した耽美派詩人、さらに医師、画家、キリシタン研究家としても知られた多能の人が遺した深い思索。
「好きに生きます」。無一文で家を出て、大学中退、結婚・離婚、子連れでサーカスに入団etc.……世間の規範から相当はみ出して生きてきた。シアワセだったし、得たものもあった。恋人がいなくたっていい、コースを外れたっていい、枠にとらわれず生きる爽快さが伝わる、雨ニモ風ニモ負ケズ、ノンフィクション作家のシングルマザー奮闘記!!
〈納棺夫〉とは、永らく冠婚葬祭会社で死者を棺に納める仕事に従事した著者の造語である。「生」と「死」を静かに語る、読み継がれるべき刮目の書。序文・吉村昭 解説・高史明
作文力アップの基礎から、プロデビューを目指す人にも参考になる知識を分かりやすくまとめた手引書。手軽にできる文章修業としての、日記、投稿。知的生産につながる効果的な読書法。実用書の書き方、小説創作法、著者デビューの仕方から書斎術など、文筆家を目指す人に参考になる項目を選び、具体的に解説する。
大使館に勤務していると、職業柄自分が日本人であるということを強く意識します。在勤したことのある国が多くなり外国暮らしに慣れてきても、そうした意識はなくなりません。国際統計などを見ていても先ず日本の順位はどの辺かが気になり、悪疫の流行とか資源価格暴騰などのニュースを聞くとすぐ日本はどうかと心配します。常に日本を世界の中に置いて見る癖がつき、日本人の能力・性向や日本の社会・歴史・言葉などを他国のそれと比べて考えるようになります。国際機関に勤務してもそうしたことが続き、それが昂じると問題を広く人類の歴史とか人間のあり方などにも結びつけて考え、関係する本を読んだり調べたりするようになります。私はそうしたことが習慣となり時間に余裕もありましたので、考えた結果を随筆にして外務省の関係職員団体の会報に毎月投稿するようになりました。投稿を始めてもう何年にもなりますが、最近、熱心なお誘いを受け、その内の百編をこのように纏めて本にすることにしました。私が考え書き続けてきたことは、同じ時代に生きる日本のどなたもが関心を持たれる問題だと思います。本当は、お会いして話し合ったり議論したりしたいのですが、それはかなわぬことです。せめてこの本を手にされて、こんな事をこんな風に考えているのかと楽しく読んでいただき、足らないその先を更に考える喜びを味わっていただきたいと願っています一編の随筆が本の開いた二頁に納まり独立した内容になっています。目次を見てご関心のある主題を選んで読んでいただくことも、適当な所を開いて拾い読みしていただくこともできます。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【電子版は未掲載カットを収録!】600万人がフォロー!世界が注目するTikTokerが伝えたい、「変わりたい人」へ向けたフォトエッセイ。一瞬で「変顔」→「イケメン」に変わる【変身動画】が大人気!「女子高生で知らない人はいない!」と言われるほど、SNSの世界では人気を博している「しゅん」が、重度の円形脱毛症であった衝撃の過去も告白。変身動画を撮影するコツや、2021年にTikTokで多数踊られた振りでもある『シル・ヴ・プレジデント』(P丸様。)や、『ときめきブローカー』(P丸様。)の振付けHOWTOを、考案者のしゅんが初伝授!「今、変わりたい」と思っている全ての人へ伝えたい、門外不出の「変身ルーティンBOOK」【もくじ】CHAPTER1 自身のない僕がTikTokなら変身できた!CHAPTER2 TikTokの人気曲がうまく踊れる! 振付け超解説CHAPTER3 キミも変身動画を撮ってみない?CHAPTER4 特別企画Part.1 兄妹で入れ替わってみた!/特別企画Part.2 にいにの取扱説明書CHAPTER5 これから全て叶えていきたい10のこと※QRコードを読み込むには、専用アプリ(QRコードリーダー)が必要です。(機種によっては最初からインストールされているものもございます。)QRコードの載った画像をQRコードリーダーで読み込み、閲覧してください。読み込みづらい場合は、表示画像を拡大し、カメラが画像を読み込みやすいよう調整してから再度お試しください。【著者プロフィール】おおしましゅんTikTokフォロワー数600万人超(2022年2月現在)のマルチイケメンインフルエンサー。「変顔→イケメン」に一瞬で変わる、クオリティの高い’変身動画’が日本に限らず、海外からも人気を集め、変身TikTokerとして一目置かれる存在に。また、女性のように高く、甘い中毒性のある声が話題となり、YouTubeで披露している’歌ってみた動画’の総再生数は900万に達成するほど。仲良しの妹・さくらとは、「おおしま兄妹」として TikTok・YouTubeなどでも活躍中。
大衆文学の巨匠が、戯曲を、人生における師を、名もなき庶民の心を精妙な語り口でつづる、興趣あふれる私家版随筆集。(※本書は1989/7/1に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
老人は、老人以外の人にはわからない深い闇を抱えている。介護現場では老人の研究も進み、年々、老人の抱える闇に光が当てられてきている。しかし、その多くは表の部分で、老人の心の裏側には、暗い影が手付かずのまま残されている。老人であるがゆえに消すことのできない暗い影を。老人自らがあぶり出したのが本書である。老人に接する人には、目からウロコが落ちる老人を知るためのガイドブック。(※本書は2017/2/1に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
異常なまでに好色な男の自由奔放な人生を活写するこの小説は、日本文学史における人間性賛歌の代表作である。愛欲の追求に一代の生涯を賭けた男・世之介。「世之介」という語は、西鶴の作品の一主人公の名を離れて、一つの男性像を象徴する日本語として広く定着している。近世文学の大古典を、文豪の名訳で味わう。(※本書は2015/8/18に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)
西南戦争後の夜空に出現した西郷星、ペスト大流行と鼠供養の塚、團十郎人気と贋者たち、焼芋と明治文学、白秋「東京景物詩」にみる瓦斯燈の詩情、落書きのため借家を追われた青木繁、コックリさんと小波お伽噺。サーカス、野球、人力車、競馬、水族館、赤帽、バナナ、半熟玉子、軽気球、凌雲閣、新聞広告など、九十七の主題によって明治を語り、懐古した本書は、その静かな滋味あふれる語り口で、偉人文人たちの逸話を披露しつつ、事物の考証を通して市井生活のささやかな詩情にも光を当てる。(※本書は2007/8/1に発売し、2022/05/17に電子化をいたしました)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【電子版は未掲載カットを収録!】東海オンエア てつや大推薦!!「俳優のイメージを根底から覆す彼の柔軟さ、クレイジーさはこの時代を象徴する天才のそれである」――揃いも揃って、みんな変!『騎士竜戦隊リュウソウジャー』リュウソウブラック/バンバ役として硬派すぎる戦隊ヒーローを演じた1年後――東海オンエアの魅力に取り憑かれ、愛知県・岡崎市に家を借りてYouTuberにまでなってしまった変な俳優・岸田タツヤと、岸田を取り巻く「変」な人たち。●前(表)から読むと「俳優バージョン」 ○後ろ(裏)から読むと「YouTuberバージョン」の両A面仕様!大親友・本郷奏多が、岸田タツヤを大分析した対談も収録。【もくじ】・表1章 俳優休業。22歳〜25歳といういい時期に4年も消えた理由・表2章 欠落した僕と、それを埋めてくれる仲間たち・裏1章 マン振りLIFE!エピソード0・裏2章 岡崎に住む、変な仲間との交友録【著者プロフィール】岸田タツヤ1992年4月16日生まれ。東京都出身。高校生の頃から広告モデル、CMなどで活動し、2009年ドラマデビュー。以後、俳優として活動し、2019年戦隊シリーズ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」にてリュウソウ・ブラック役を演じ、注目される。昨年4月からはYouTubeチャンネル「タツ兄のブンブン☆マン振りLIFE!」を開設。特技のゴルフではベストスコアは73、昨年からはテーラーメイドと専属契約を結び、チームテーラーメイドの一員としても活動の場を広げている。
「たいていのオカマは明るくも強くもない」「多くの人が凡人であるように、オカマもまた凡人なのよ」自分もそんな凡庸な「しんどい」オカマのひとりと語り、昼はふつうの会社に勤める主人公は、夜はゲイバーで働きながら、お客さんのお悩みに答えている。今回のお悩みは、カミングアウトした友人との距離感がつかめない、ネットで恋をした、メンタルが豆腐。誰もが抱える悩みをしっとり前向きに解きほぐす。オトナのためのコミックエッセイ、第7話。
二つの喪失からの再出発2022年5月、「無言館」は開館25周年を迎える。戦没画学生の作品を展示するこの私設美術館には毎年多くの見学者が訪れ、館長として活躍する著者の評価も高い。しかしながらここ数年、著者は二つの大きな喪失を体現した。一つは「無言館」の本家ともいえる「信濃デッサン館」を閉館したことである。このデッサン館は、著者が畏怖する村山槐多など、夭折した画家たちの作品や関係資料などを収蔵・展示してきたが、運営が困難となり、長野県立美術館に多くを売却・譲渡することとなった。もう一つは十万人に一人以下という陰茎癌と診断され、手術によってペニスを失ったことである。長年疥癬に苦しんだり、講演中に脳出血で倒れたりと、病気につきまとわれる著者にとって、これは人生を見つめ直すほどの大きな衝撃だった。この二つの大きな喪失によって、出生から現在まで、改めて半生を振り返り、自らの存在を確かめようとしたのが本書である。あえて負の部分を晒すことで、逆に傘寿を超えた著者の新たな野望すら見て取れ、不思議な共感を呼び起こす自伝的作品ともいえる。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。のんびり、にこにこ―どこかクリエイティブで冗談みたいなホントの話。おじいさんは 時間のたつのが とってもはやい
かつて横浜には伝説ともなった白塗りの娼婦「メリーさん」がいた。戦争の犠牲者ともいえる彼女をモデルにして、1996年に一人芝居「横浜ローザ」は誕生した。脚本家・杉山義法と誓った最大の夢は、第2次大戦の戦勝国であるアメリカで公演し、彼らに日本の戦後史を観てもらうことであった。あらゆる努力が実って、ついに2015年ニューヨーク公演が実現した。レセプションでは15歳の少女から啓発を受けて、帰国後いくつかの学校で平和のための講演や公演を行なうようになる。一方東日本大震災をはじめとする数々の困難を乗り越えてきた著者は、いつしか舞台では演技という枠を超えて「横浜ローザ」との一体化を感得するようなっていく。本書は夢を追い続ける女優・五大路子の半世紀にわたる軌跡を辿った記録である。
渡辺満里奈のエッセイ「甘露なごほうび」が遂に電子化! 「甘露なごほうび」の続編。雑誌「Hanako」で連載していた渡辺満里奈のエッセイ集。 街で噂の美味しいものをとことん食べつくす、食に真面目でまっすぐなパワーが炸裂。 味はもちろん、お店の雰囲気まで身近に感じることができる素敵な1冊。 第81回(2003年5月28日)から第184回(2005年6月29日)までの連載を収録しています。 「甘露なごほうび」電子化に寄せて――満里奈書き下ろしメッセージ付き! ※本書に収録された情報は底本発行当時(2005年10月)のものです。
渡辺満里奈のエッセイ「甘露なごほうび」をちょっとずつ味わえる分冊版の登場!【2005 春】は、2005年4月6日〜 2005年6月29日までの内容を収録しています。※本書に収録された情報は底本「甘露なごほうび2」発行当時(2005年10月)のものです。