【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
「家は存続させねばならぬ」と信じていた、明治生まれの祖父母。一方その孫で未入籍のパートナーと暮らす著者は、外形的には独身子ナシ。両親と実兄を見送り、酒井家は「家族終了」。だからこそ見えてきたのは、日本の家族の諸問題。上昇し続ける生涯未婚率に、事実婚、同性婚、シングル家庭、ステップファミリー、ルームシェアする疑似家族、毒親……。多様化する家族観の変遷を辿りながら、過去から未来までを考察。激変する日本の「家族」はどこへゆくのか?
『罪と罰』『ゴールデンスランバー』『蹴りたい背中』など11作品を題材に、小説をより深く楽しく味わうコツを、わかりやすく解説。
ラジオ本番中、パートナーが大伴家持(やかもち)をイエモチと言いつづけた。余裕をもって乗った新幹線、気がつけば回送列車だった。いそいそと米国出国の手続きすれば、パスポートは期限切れ、荷物だけが飛んでいった――日常のハプニングや心暖まるエピソードなど、元NHKアナウンサーが軽妙に綴った感動、笑い、驚き、爽快、怒りの好エッセイ!
文明は純朴に生きる人々から何を奪ったのか。遥かなるアフリカ・ギニアの大地に抱かれて育った著者が、自然と共に生活していく貴重な体験と知恵を語る。<隣人が幸せなら当人も幸せである><水を飲むときは少し残して大地に返す>――家族の絆、大地の営み、働く喜びなど、私たちが忘れている熱き魂がここにある。大自然と共に生きる人々の貴重な知恵と熱き心! 遥かなるアフリカの地から寄せるメッセージ!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。女の人が、幸せになるために、知っていてほしいこと。「ああ、女に生まれてよかった!」と思えるために知ってほしい、30編のメッセージエッセイスト・蝶々が、実の娘に語るような気持ちで書き上げた、【女性が今の世界で、幸せに生きていくための知恵】。写真家・川島小鳥×蝶々で約7年に渡り日本全国を巡っておさめてきた、煌めくような写真とエッセイで織りなされる、珠玉のフォトメッセージ集。この世に女として生を受けた、すべての女性に知っておいてほしいこと。・恋に落ちたら、おめでとう。・失恋しても、よかったね・女は背中を丸めたらおしまい。・追いかけられる女、大切にされる女になるためには?・悪意は、女の顔にもにじみ出るから。・お金のオンナになる、ならない?・世界はいつも、誰かの仕事でまわっているよ。・女は、仕事で死んではいけない。・靴とお箸は、そろえること。・私って可哀想?ひたるのはMAX30分で。・結婚しないあなたへ。・結婚するあなたへ。・結婚生活に、ちょっと疲れてしまったら。・おばあちゃんの知恵って、最先端よ。・女体は、あなたのボディ・スーツ・何のために生きる?・MY史上最高のしあわせ。
靴ってこんなにオシャレで楽しさいっぱい! 気楽にはけるズック靴、裸足のようなサンダル、カジュアルなワークブーツ、マニッシュなタウンシューズ、エレガントなヒールパンプス――そのどれもがシンプルで楽しく、人と大地をしっかり結びつけるものであってほしい……。人気ブランド〈KISSA〉を作りあげた人気シューズデザイナーが、靴にかけた自らのおしゃれな生き方をさわやかに綴る自伝エッセイ。
未来のありたい姿に近づけるかどうかは、「今日の自分」がどう行動するかにかかっています。天気も人も「今」の先に未来がある!朝ドラで気象考証を担当した斉田季実治氏が今、伝えたいこと。 ●気象予報士にたどり着くまで、まわり道をしてきた著者自身の経験談。 ●気象キャスターって天気を伝えるだけじゃない? 気象キャスターの仕事内容。 ●知っておくと空の見え方が変わる簡単な虹の見つけ方とは? ●中高生でも知っておきたい自分や大切な人を守るための気象情報。 ●最新! 「宇宙天気」とは? 身近だけど知らない気象予報士についてわかりやすく解説した一冊! 【目次】はじめに/第1章 私が歩んだ気象予報士への道/第2章 気象キャスターの仕事/第3章 空を見上げよう/第4章 知っておきたい命を守る気象情報/第5章 気象予報の新時代/あとがきに代えて
15万部突破のベストセラー『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』。あの衝撃から丸3年、完全新作エッセイが満を持して誕生。SNSとか全部嘘だし、今すぐやめたいし、でもやっぱ好き(矛盾)。いろいろありすぎるこの世の中で呼吸するには、他人との距離感とか、自分との距離感とか、いらないものを手放してくとか、自分で自分をTakingケアしてかなきゃいけないっぽい。棺桶までまだまだ続くランウェイの途中、悟り始めたkemioが辿り着いた、新たな「セルフケア」哲学がここに!<収録予定内容>1章 たぶん人間みんな最終的にマウント取るの好き I think そう2章 世界って広くね? 人間ってマジでいっぱいいるね3章 心と体のBluetooth4章 ウチらにはウチらの生きる今がある
「強くなりたい――」弱さをかかえながら、ぶつかり合い手をさしのべ合って、生きる女たち。「ガールクラッシュ」な女子プロレスエッセイのゴングが鳴った!西加奈子氏推薦。「この荒野で戦い続けることを決めた彼女たちに、ありったけの拍手と祝福を送りたい」「私なんて結婚してないしお金も稼げない、みじめな女」廃業しかけたライターがまた書けるようになったのは、女子プロレスのお陰だった。等身大で戦う彼女達が私達に与える勇気とは? 強くなりたい女のためのプロレスエッセイ。【インタビューした女子プロレスラーたち ※登場順】白川未奈、中野たむ、岩谷麻優、林下詩美、ジュリア、朱里、長与千種、彩羽匠、DASH・チサコ、橋本千紘【目次】はじめに「本を1冊出せたら、死んだっていい」■第一章 「女の幸せ」とプロレスと・「女の花は短い」と言われるのがすごくイヤ――白川未奈(スターダム)・これ、たぶん女の子だったらわかってくれるんだろうな――中野たむ(スターダム)・自分が一番、最強ですね――岩谷麻優(スターダム)■第二章 どんなときだって ずっと二人で・結果を残しても、「ビッグダディ三女」。本当のわたしを見てもらえない――林下詩美(スターダム)・でも、「わたし、負けない人間じゃん」って強く思った――ジュリア(スターダム)・だれよりも実力があるのは、わたし。認められない悔しさ――朱里(スターダム)■第三章 ロード・トゥー・かつて女を魅了した女・引き込みます。世界に引き込みます。――長与千種(マーベラス)・あの時代に近づきたいという気持ちが強い――彩羽匠(マーベラス)■第四章 仙台の強い女たち・いま全力でいかないと、いつどうなるかわからない――DASH・チサコ(センダイガールズプロレスリング)・一番大切なのは、素直になること――橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)
毎朝山で摘み取った季節の草花や旬の野菜の声を聞きながら、貴重な命を未来へ繋いでいくこと四半世紀――全国の食通が憧れ、通い詰める日本料理店「草喰(そうじき)なかひがし」店主が綴る、「食」と「自然」への讃歌! ◎書き下ろしエッセイの第一部「大自然に抱かれて」と〈味の手帖〉の人気連載を収めた第二部「食の歳時記」からなる構成。◎随所にちりばめられた藤枝リュウジさんの挿絵が温かい。◎写真家のHAL KUZUYAさんが撮り下ろした「なかひがし」の四季を口絵に収録。◎巻末には「dancyu」元編集長の神田久幸さんの寄稿。
日記はレミさん、挿絵は和田さん。1989年夏、フランス発スペイン経由、ゴールはイタリア。楽しき家族の夏の思い出。初めての文庫化。「夫はいつも通り知らない料理に挑戦している。メニューの適当なところを指すのだ。(中略)あんまりおいそうじゃなかったけど。子どもたちはマカロニ・イタリアンスタイル。私も一口食べてみたらおいしかった。食べ慣れた味。これがいちばん正解」(8月4日グラナダ)
ぼくは自分の生まれたところを、これまで知らないでいた――。自身のルーツである教会を探すも、なぜか中々たどり着けない。それでもコミさんは気にしない。うまくいかなかったときのほうが、しゃべったり書いたりして楽しいのだ。温泉地で目の前に来た列車に飛び乗り、海外でもバスでふらふら。気ままな旅のエッセイ。初文庫化。〈解説〉末井 昭
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ある夏、台風前日の夜中に訪れた、小さな手のひらサイズの子猫たち。それが、チビタ、チョロ、マーくん、ミンミンとの運命の出会い。わが家には先住者のモモも含めて全5匹の猫が住みつくようになった。なかでも、名前どおりに一番小さいチビタは、ご飯を食べるのも遅いし、ほかの猫からちょっかいを出されるし、もっと「がんばれ!」と応援したくなる。小さくてよろよろしながらも一生懸命に生きているチビタ。なのに、過酷な試練が襲いかかる。安楽死かそれとも両手を切断するのか……。切断となれば、自分で排せつや食事、体を動かすことができなくなる。かかりつけの獣医師は「猫の義肢は例がない」と安楽死を勧める。それに、義肢が外れれば肉球のない足先に負担がかかり、骨が皮を突き破ってしまうという。飼い主のわたしは悩みに悩み抜く。そして決心する。「一生介護でもいい。チビタは絶対死なせない」小さな体に宿る大きな生命力が生み出した奇跡の物語。
芥川の国内の旅行記と中国紀行をまとめる.1921年に,『大阪毎日新聞』視察員として中国各地を訪れた芥川は,ロマン的な中国像をいだきながらも,現実の中国の実情,中国の対日観を冷静に見つめ,自身の思いを刻々と伝えている.芥川の作品中でも,特異なルポルタージュである.
ものおもへば沢の蛍もわが身よりあくがれいづる魂かとぞみる――愛する男を失った式部が,神の力によって悩める魂を鎮めるべく貴船神社に詣でた折の歌である.この日記は,多くの男性遍歴の中で,とりわけ深い愛情を捧げた帥の宮との恋愛生活を,宮との贈答歌を中心に叙述したもの.式部研究第一人者による新校注.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
魂のための味覚、そして魂のための栄養素。それが人間にとっての「食」なのだと実感した。――ヤマザキマリねたましい!これはぼくがするはずの旅であり、食べるはずの料理だ。ベイルートにつながるバグダッドの味、イスファハンの味。会ったことはないが、この作者は(彼女が認めてくれるなら)ぼくの分身である。――池澤夏樹カタストロフを生き抜く食の力と、心揺さぶる街の記憶。五感のアーカイブとしての料理を描く珠玉のルポルタージュ・エッセイ。 「料理の話をしてください」。戦争の傷跡が色濃く残る街で、翻訳家・作家の著者は人々が語る食べ物の話を聞く。多彩な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。異なる民族、宗教、文化をもつ人々が一堂に会する理想の食卓は可能なのか。ベイルート、パリ、東京を往還しながら紡ぐ、多様性に満ちた「食」の思考。フランスで刊行され高く評価された作品を著者自ら邦訳した待望の書。
巻頭特別作品 二十首 佐佐木幸綱「朝五時のテオ」 一挙掲載 三〇〇歌人新作作品集 テーマ「リ・スタート」一冊丸ごと、短歌作品。性別や年齢で括りません。五十音順です。かつての女性歌人作品集、男性歌人作品集をやめて、五月号に一気に掲載するのは、三年目です。新型コロナウィルスの感染拡大・蔓延は収まらず、「第七波」への警戒が呼びかけられています。二月終わりからの、ロシアのウクライナ侵攻では、凄惨な戦争の状況が、次々と明るみに出ています。そうしたなかで、このテーマを掲げます。リ・スタート。ここから、また始めよう。(5月号特集扉リード文より)短歌研究詠草 米川千嘉子 選特選/青柳啓子 準特選/小野一男/熊谷/純/今井眞知子/高橋ひろみ/衣袋洋子/岡野はるみ/吉田信雄/古河/惺/赤坂千賀子/四葉るり子/志村/佳/高橋岑夫/大滝慶作/福田八重子/柳村知子/西郷英治/第40回「現代短歌評論賞」 応募要項
世界12ヵ国で発売され、100万部突破の大人気シリーズ「+1cm」の著者による最新刊! 自分という植物を育てる「セルフガーデニングプロジェクト」で昨日よりも少しマシな自分と出会う。 韓国オンライン書店YES24読者が選ぶ2021年の24冊に選出。 インスタグラムフォロワー、約80万人の世界的イラストレーターとのコラボレーションが実現。 焦りを感じた瞬間に酸素呼吸器のように、心が空っぽのときや退屈なとき3 時のおやつのように、この本は、あなたの心が向くままに読むことができます。 好きなことを我慢してやりたくないことを頑張ったり、不安定な気持ちを笑顔で隠し自分のことを後回しにしたり、他人とついつい比べてみたりしていませんか? 私たちは、自分のことよりも、他人のことばかりに手をかけてしまいがち。でも、植物をお世話するように、もっと自分自身を大事にしましょう。もっと自分に目を向けて、自分を素敵に育てていきましょう。ささくれだった心に水をやりましょう。 それが、この本が提案する「セルフガーデニングプロジェクト」。 毎日、昨日より少しマシな自分と出会おう。 【目次】 Step1 種まき 私はどんな種なの? 心を探って芽吹かせる Step2 適度な水やり 人生が手に余るなら、一大決心よりも日々ささやかな実践を Step3 枯葉はちぎり取る 悪感情を手放し、自分を自由にする Step4 蝶や蜂、星との遭遇 いい関係はあなたの世界をもう少し育ててくれる Step5 ほこりを拭き取る 心と身体のほこりを拭き取りもっとつやつやした「私」になる Step6 ぴったりな季節を待つ 過酷な季節を耐え抜けばきっと順風が吹いてくる Step7 開花! 誰かを追いかける(Following)のではなく、自分自身が成長(Growing)できますように キム・ウンジュ Kim Eun Ju 文章をつづるガーデナーヨーロッパ、アジア12ヵ国の100万人に愛される「+1cmシリーズ」は、各国でベストセラーを樹立し、読者から共感を得ている。観葉植物のストゥーキーを枯らしてしまったことも、サボテンの棘のように心が乾く日もあるが、未熟なミスや人生経験の繰り返しから、真のガーデナーになる方法がやっとわかってきた。飲み忘れることもしょっちゅうだけど、できるだけ1日に2リットルは水を飲むよう心がけている。なかでも読者からもらうメッセージはとびっきり甘い水。10年以上第一企画、TBWA、オーバーマンでコピーライターを務め、本の執筆や講演など様々なアプローチで読者のための「より素敵なデイリーガーデナー」に成長中。インスタグラム @eunju_writer ウォーリー・ラインズWorry Lines 絵を描くガーデナー世界的に注目を集めているイラストレーター。性別、人種、年齢はまだ知られていないが、シンプルなラインと彩色で描き出した洞察力のあるイラストでおよそ80万人のフォロワーから共感を得ている。ロンドン博物館「ウェルカムコレクション」展示、ハーバード大学の創造力プログラム‘プロジェクトゼロ’に参加した。〈ネットフリックス Q〉(アメリカ)連載、〈Oマガジン〉(イギリス)、〈Scribit〉(イタリア)、〈ヴォーグ〉(オーストラリア)などに紹介され、著書に『This book is for you』がある。韓国を愛し、コロナ以降また韓国に訪れることがバケットリストの一つ。キム・ウンジュにインスピレーションを与え、コラボすることになった。 インスタグラム @worry_lines 小笠原藤子 Fujiko Ogasawara 文章を訳すガーデナー上智大学大学院ドイツ文学専攻「文学修士」 現在、慶應義塾大学・國學院大學ほかでドイツ語非常勤講師を務めながら、韓国語の翻訳にも精力的に取り組んでいる。訳書に『私が望むことを私もわからないとき 見失った自分を探し出す人生の文章』(ワニブックス)、『自分にかけたい言葉〜ありがとう〜』(講談社)、『+1cmLIFE たった1cmの差があなたの未来をがらりと変える』(文響社)などがある。
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『Web新小説』は、月々更新されるコンテンツが読み放題のウェブマガジン。2020年2月に創刊し、町田康さん、井上荒野さん、藤沢周さん、三角みづ紀さんをはじめ、主に文芸で活躍する書き手の詩、小説、エッセイなど最新作品を連載しています。また、文芸から時流を捉えるタイムリーな巻頭特集も展開。2022年4月22日発売の『Web新小説』の巻頭特集は「新・日常考―きのうまでと違うこと」。堀江敏幸さん、小池光さん、酒井順子さんの作品を通じ、「日常」を問い直し、新たな日々を編むための試みです。電子書籍版の販売が開始されたことで、会員登録がなくても気軽に読んでいただけるようになりました。『Web新小説』だけでしか読めない最新コンテンツをどうぞお楽しみください。
これからだ。これから、自分の世界を居心地よく作りあげることが、やっとできる。私の今の暮らしは、家と庭と畑という3種類の空間を行ったり来たり。そうしながら心の中ではさまざまなことを考えている。同じことの繰り返しのように見えるけど、中身は毎日違う。日々、新しいことが起こっている。それらをひとつひとつやっていこう。もう一瞬たりとも、自分らしくない生き方をしたくない。ここで、この生き方を突き詰めたい。
マララ・ユスフザイ、周庭(アグネス・チョウ)、ヒラリー・クリントンの他、フォトジャーナリストの安田菜津紀、宇宙飛行士の山崎直子など、国内外で活躍する女性たちによる、心に響く演説や式辞を集めたスピーチ集。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。緊急掲載 ウラジーミル・ソローキン「プーチン 過去からのモンスター」新連載 朝吹真理子「ゆめ」創作 綿矢りさ/彩瀬まる/でか美ちゃん/山下紘加/新胡桃/藤原無雨特集1 怒り 感情だけは奴らに渡すな短篇:阿部和重/小川哲/山内マリコ/谷崎由依/ジョヴァーニ・マルチンスエッセイ:残雪/石内都/チャン・ウンジョン/町屋良平/永井玲衣対談:柚木麻子×ゆっきゅん論考:飯盛元章/小川公代特集2 フォークナー没後60年・中上健次没後30年講演:ユードラ・ウェルティ座談会:池澤夏樹×柴田元幸×小野正嗣×桐山大介対談:中上紀×宇佐見りん宇佐見りん 熊野紀行特集3 平家! 犬王! 平家!往復書簡:山田尚子×高野文子対談:古川日出男×湯浅政明特集4 SFマガジン責任編集 グレッグ・イーガン祭グレッグ・イーガン「籾殻」座談会:酉島伝法×橋本輝幸×長谷川愛
【黒柳徹子さん推薦】〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜セッちゃんって最高!絵のセンス! 洋服のセンス! 脳のセンス!何歳かわかんない!〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜84歳の今もなお、現役イラストレーターとしてご活躍の田村セツコさんの最新エッセイ!「苦いもののあとに食べたものは甘く感じるように、辛味や苦味、渋味、酸味はとっても大切! それは人生でも同じことよ。 嬉しいことも、イヤなことも、ぜ〜んぶ自分の栄養になるの! いろいろな味の’経験’ができる人生はごちそうなのね!」本書では、いつまでも楽しくおちゃめに毎日を過ごすための考え方や生き方などを素敵なフレーズと共にご紹介します。・アラ探しは老ける タカラ探しは若返る・人生の作者でありモデルである・いつでも、どこでも、普段着のまま・2人のマリーちゃん 悲しみと喜びは代わりばんこにやってくる・歌いたくない時こそ歌いましょう♪などまるでおしゃべりしているようなエッセイ♪オリジナルイラストも掲載!!■目次・まえがき 人生はおいしいごちそう。捨てるところがありません。・第1章 甘味★いつでも、どこでも、普段着のまま・第2章 酸味★幸せのかけらを探して・第3章 塩味★肩の力を抜いて、さあ歌いましょう・第4章 辛味★泣きたいときこそSmileね・第5章 渋味★どんなことも素晴らしいと思えるようになるの・第6章 旨味★人は皆、老いていくもの・セツコの本棚・あとがき■著者 田村セツコ(たむら・せつこ)イラストレーター エッセイスト1938年、東京生まれ。高校卒業後、銀行OLを経て、画家・松本かつぢ氏の紹介でイラストの道へ。1960年代に少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)や『なかよし』(講談社)、『マーガレット』(集英社)、『少女クラブ』(講談社)の表紙や’おしゃれページ’で活躍。1970年代には全国十数社と契約を結び、文具や小物などの’セツコ・グッズ’で一世を風靡。1980年以降、ポプラ社の名作童話の挿絵や詩作、エッセイも手がける。現在はコラージュ技法を使った立体作品「こもりびと」シリーズなどの作品を精力的に製作し、年に数回、個展を開催。講演会、トークショーなどで多くの方に元気を与え続けている。『おちゃめ力宣言します! 』(河出書房新社)、『あなたにあえてよかった』(興陽館)など、著書多数。
川端康成、三島由紀夫ら若き日に仰ぎ見た先輩や、吉行淳之介、辻邦生、遠藤周作ら親しい作家たちとのエピソード。思春期に読みふけった芥川龍之介、トーマス・マンの思い出。そして偉大な父・斎藤茂吉の横顔。北文学の原点となる作家や人物との交流をユーモラスに綴る。〈エッセイ〉佐藤愛子〈解説〉阿川弘之
吾輩はカロである――。「猫の話」「カロ三代」など梅崎家代々の飼い猫・カロと家族をめぐる騒動を描いた小説・随筆を中心に、全集未収録の「ウスバカ談義」、童話「大王猫の病気」などを併録した文庫オリジナル愛猫作品集。〈解説〉荻原魚雷【目次】猫の話/カロ/A君の手紙(カロと老人/凡人閑居)/カロ三代/猫のことなど/猫と蟻と犬/落ちる/ウスバカ談義/猫男/大王猫の病気
《ささやかだけど、かけがえのないことが、世界を変えていく》環境問題の先駆者として名高い科学者レイチェル・カーソンが、愛する甥に遺した『センス・オブ・ワンダー』。その小さな本には、危機の時代を生きるための大きなヒントが詰まっている。仕事や人間関係など身近な生活のレベルから気候変動までを貫く不滅のメッセージを、批評家・若松英輔が読み解く。--------------------------------------私たちは確かに自分に必要なものを、自分で見つけることができます。ただ、 そのときの「自分」とは他者に開かれた「自分」なのです。「よろこび」が先にあれば、必ず「学び」は起こる。本当に、深いところでよろこびを経験すると、私たちのなかで「学ぶ」というもう一つの本能が開花する、そうレイチェルは感じています。――「ただ、相手と共にいて、一緒に驚き、よろこぶこと」が育む、未来を切り開くちからとは。--------------------------------------
【清野とおる 描き下ろしマンガ付き】「日刊SPA!」連載で大反響を呼んだ、漫画家・清野とおると酒場ライター・パリッコの人気連載が大幅な加筆・修正のうえ、描き下ろし漫画や特別収録の「赤羽編」など加えて、ついに書籍化。街歩きの達人による、なんでもない街の知らないお店を楽しむ極意がここに!・「文京区白山」の道ばたで、見知らぬ男に中指を立てられる・怒号と絶叫が飛び交った「足立区青井」のカラオケ居酒屋・ダンジョン攻略!目黒区「目黒」で出会った仲間たち・思い出の街「葛飾区金町」に響く時空を超えた「無縁坂」・「品川区戸越銀座」のスナックで情熱的なダンスを・最強の家族’小林家’と出会った「葛飾区お花茶屋」・「台東区鶯谷」で予想外のおにぎりに癒される・コロナ下で飲み屋は?「多摩市聖蹟桜ヶ丘」を歩いてみたら…・メダカすくいに救われた「千代田区水道橋」の夜・「北区赤羽」との再会 この街はいつもノンフィクション
「たはは…まっ、そんなこともあるよね」って現実を踏みしめて、爽やかに、軽やかに、明日へズンズン歩いていく日記がたまらない。つられて元気になっちゃう。たはは。──帯文・岸田奈美(作家)病気や怪我、老いなどで「できていたことができなくなる」ことがある。誰もが、できるとできないの間で迷ったり、不安を感じたりしながら生きている。でも大丈夫。困りごとは人に伝えて、周りに助けてもらえばいい。 突然発症したレビー小体病という「誤作動する脳」を抱え、長いトンネルから這い出てきた著者が、老い、認知症、そしてコロナ禍と向き合い悪戦苦闘する日々を綴ったエッセイ集。心配しないで。未来はきっと、そんなに悪くない。「コロナみたいな、どうにもならないものに振り回され、理不尽なことがいっぱい起こる社会の中で、みんな、それぞれに必死で生きている。人間は、弱くてちっぽけだけど、それぞれが、かけがえのない、大切な人なんだ。間違いなくそうなんだよと、私は、言葉にして伝えたかった。弱っている人にも弱っている自分にも。」(「はじめに」より)【目次】1 コロナ時間とできない私2 会いたい。会いたい。会いたい。3 形を失った時間4 ゴルゴ13とモンローの間5 「きれい」と言われたい6 最後に知る秘密7 バナナの教え8 強くはなれない9 「確かさ」のない世界10 おしゃべりな植物11 幻視と幽霊12 母の舌13 死語と記憶とビンテージ14 ずぼらの達人15 育児がつらかった頃16 永遠の初心者17 認知症って何なのよ18 見えない未来を生きていく19 終わらない私の宿題付録 認知症のある人が社会に居場所を取り戻すための3つの提言
早苗は未だ結婚したことはない29歳。父を亡くし裕福な一人暮らし。恋愛経験も無いがどうしても赤ん坊を育ててみたく産院を回っているのであった。そして巡り合ったのはとてもかわいい女の赤ん坊。是非貰い受けたいと熱望するのであったが……。「風媒」他に「暗い花」「恋愛の微醺」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。