【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
森崎和江らが著作を発表した60年から80年代、フェミニズムは黎明期を迎えた。思想形成期だった著者は、自身の核に深く食い込む影響を受けた。‘女が語ろうとした時「男ことば」しかなかったところから、前を行く人が苦しみを背負ってくれた。そんな彼女たちのことばがわたしの血となり肉となった――。’外国語作品を含めおんなの思想を形作ってきたパイオニアの足跡を次の世代の女たちに伝える1冊。
野武士たる著者は、世の散歩ブームを受けて「大阪まで散歩しよう」と思い立った。でも大人だから、一気に踏破するなんて無茶はしない。ちょっとずつ歩いて帰りは電車で戻ってくればよしとする。途中でビールを飲んだりウマイものを食ってもよし。温泉に入ってもよし。疲れたらホテルでマッサージとか頼んでもよし。かくしてユルさと苦難がないまぜの、大人の東海道散歩500キロ超が始まった!
今さら聞けない「H」の話、フェラチオ編。彼からおねだりされたり、もっと彼に気持ちよくなって欲しいと思い、挑戦してみたことあるんじゃないでいでしょうか、「フェラチオ」。でも、この方法で本当にあってるのか不安になりませんか?本書では、官能小説家の大泉リカが「フェラチオのA to Z」を伝授しちゃいます!初心者のあなたでも大丈夫!一緒に少しずつ勉強していきましょう!彼だけじゃなく、あなたも気持ち良くなる本物の「フェラチオ」がみつかるはずです。
女流官能小説家の大泉リカが教える本当に気持ちいい「オナニー」!どんなに仲のいい友達同士でも「オナニー」の話ってなかなか出来ないですよね?誰にも聞くことが出来ず、「私のオナニーって間違ってるのかな」って感じたことありませんか?本書では、オナニーのA to Zをじっくり解説!「やってみたいけど、どうしたらいいか分からない」という初心者の方から、すでに日課になっているという上級者の方まで、きっとお役に立てると思います!私と一緒に、あなたの新しい「扉」を開きませんか?
「自分ではイケるのに、二人では…」実はそういう悩みを持っている女性ってたくさんいるんです。体質なんだとあきらめないで!実は日々のほんのちょっとした努力で「イク」ことは出来るんです!本書では、日々のお手入れや注目の「膣トレ」まで、感じやすいカラダづくりの方法を幅広く伝授しちゃいます!「元・イケない女」の私たち「イケ女委員会」と一緒に「イクちから」をつけてみませんか?あなたが本心からイケたとき、きっと大好きな彼も喜んでくれるはずですよ。
ペットはスーパーでも手に入れられる! 食材を「ペット」とし、飼育に執念を燃やす男・そにけん! おカネがなくても楽しく暮らすために! 心を通じ合う相手が欲しくなったときに! 今日から買える!? だれでも飼える!! 抱腹絶倒のコミックエッセイ!!!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
「男って、口で言うことと思っていることが違うんだよね……」彼の本心が見えなくて、恋愛や結婚に臆病になることがありませんか? そんなあなたのために、男たちのホンネと男ごころの読み方を教えます。男にとっての「仕事」「恋愛」「結婚」「つき合い」「人生」さえわかれば、あなたの彼を金屏風の前に立たせるのも簡単なはず!
かけがえのないものの見分け方、教えます! イギリス人に学ぶ幸せづくりのコツ! 人の心にとって大切なものは、友人や思い出、学び、つくること、こんなシンプルなことを守る方法を具体例いっぱいに説く! 月1万円で借りる自分の部屋。モノは中古を買う、もらう。毎日がどんどん軽やかになる! 幸福をつくる技術!
「憲法は日々を生きる私たちの味方です。しかし、私たちがそれをうまく使いこなさなければ、憲法を活かすことはできません」気鋭の憲法学者が憲法の歴史・理念を分かりやすく解説し、人権問題や地方自治など、現実の社会問題に対して、憲法をどのように使い活かすのかを語る。また、NHK「クローズアップ現代」元キャスター・国谷裕子氏との憲法対談も収録。「憲法」がより身近になる、日本国民必読の一冊。
J1昇格プレーオフ準決勝での「奇跡のヘディングゴール」――。あの歓喜の裏には確たる準備があった。信念と自信、そして困難の乗り越え方。浦和時代のライバル都築龍太氏、コーチ土田尚史氏との鼎談を特別収録!
ベストセラー『されど’服’で人生は変わる』の齋藤薫が、男について始めて語る。緻密に無慈悲に、愛を込めて。これが男の新基準。「小説現代」に連載中の、男についての辛口エッセイ。「’笑い’は言わば、どこかでやっぱり男の義務なのだ」「名もなき’フツーの髪型’を貫く男が歳をとらない」など、新たなる「齋藤薫語録」、続々、誕生
ブラキャミ出勤の是非を問い、中年感が溢れるフジテレビを応援し、女性の個食スポットが気になり、ジェームズ・ボンドと寅さんの共通点を発見し、無個性になれる人間ドックでリフレッシュ。一億総活躍って出産のこと? ラグビーブームは銃後願望の表れ? 最近の不倫は地味こそ非日常? 世間を賑わすスキャンダルから、男が、女が、人生が見えてくる。ユーモアと毒と優しさ絶好調、アラフィフ代表が贈る大人気エッセイ!
喉頭がんで「余命一年半」の宣告を受けた兆民による闘病記、死に直面したからこそ語れる人性論という性格を併せ持つ、明治時代の大ベストセラーです。同時代の政治・経済・社会について歯に衣着せぬ批判を浴びせる「理念の人」兆民は、同時に、文化・芸能、ことに人形浄瑠璃への熱愛を示す「情の人」でもありました。「いかに死ぬべきか」を問う、現代人に贈る処方箋です!
5歳の頃、放浪癖のあった父親と同居することになり、程なく、花村少年の地獄の日々がはじまった。『モルグ街の殺人事件』を皮切りに、古今東西の古典を読まされる毎日。飽きる素振りをみせれば、すぐさま拳が飛んできた――。4年にわたる狂気の英才教育の結果、岩波文庫の意味を解する異能児へと変貌した小学生は、父の死後は糸の切れた凧となり、非行のすえに児童福祉施設へと収容された。以来、まともに学校に通った記憶がない。本書は、芥川賞作家・花村萬月が、これまでの人生で唯一受けた教育の記憶をたどり、己の身体に刻み込まれた「文章作法」の源泉に向きあった、初の本格的自伝である。巻末に、父の死を描いた掌編『爛斑』を収録。【目次】はじめに/第一章 あなたは父が好きですか/第二章 それは山谷の旅館からはじまった/第四章 父の人柄/第五章 父が現れた! (一)/第六章 父が現れた! (二)/第七章 早期教育/第八章 筮竹/第九章 読書の時間(一)/第十章 読書の時間(二)/第十一章 読書の時間(三)/第十二章 父の芸術教室(一)/第十三章 父の芸術教室(二)/第十四章 課外授業/第十五章 父自身のこと/第十六章 断片的であること/第十七章 父の死後(一)/第十八章 父の死後(二)/第十九章 教育と強制/第二十章 キリスト教/第二十一章 父の愛/第二十二章 母の愛/終章 そして現在/爛斑/花村萬月著作リスト
作家・花村萬月が、日本人と沖縄人の共犯関係で出来上がった「癒しの島」幻想を徹底的に解体しながら、既存のイメージとはまったく違った沖縄の姿を克明に描き出す。日本人であることの加害者性を露悪的なまでに引き受けたその眼差しは、南の島を過剰に持ち上げたり、そこに逃避したりする日本人と、純朴な仮面を自ら進んで被ろうとする沖縄人に対しても、等しく冷淡であり、かつ挑発的である。20年以上にわたって沖縄取材を繰り広げてきた小説家による、もっとも苛烈で真摯な沖縄論。【目次】第一章 さあ、飛行機に乗ろう/第二章 ドリフト、ドリドリ、瀬長島(1)/第三章 ドリフト、ドリドリ、瀬長島(2)/第四章 ドリフト、ドリドリ、瀬長島(3)/第五章 ドリフト、ドリドリ、瀬長島(補遺のようなもの)/第六章 飯でも喰うか(1)/第七章 飯でも喰うか(2)/第八章 飯でも喰うか(3)/第九章 飯でも喰うか(4)/第十章 飯でも喰うか(5)蛸飯/第十一章 飯でも喰うか(6)そば/第十二章 悲しき人買い(1)/第十三章 悲しき人買い(2)/第十四章 悲しき人買い(3)/第十五章 悲しき人買い(4)/第十六章 悲しき人買い(5)/第十七章 悲しき人買い(6)/第十八章 悲しき人買い(7)/第十九章 悲しき人買い(8)/第二十章 宮良康正/第二十一章 必ず、行きなさい(1)/第二十二章 必ず、行きなさい(2)/第二十三章 必ず、行きなさい(3)/第二十四章 必ず、行きなさい(4)/第二十五章 ゆっくりしましょう(1)/第二十六章 ゆっくりしましょう(2)/第二十七章 看板の左下には海星(ひとで)が/第二十八章 水死体倶楽部/第二十九章 波之上でアウトドア・ライフ(1)/第三十章 波之上でアウトドア・ライフ(2)/後書き
ブルースロック、グラムロック、アメリカンロック、ジャズロック、ブリティッシュロック、ハードロック、プログレッシブロック、日本のロック――。1960?70年代の黄金期を俯瞰する、本格的なガイドブック的側面に加え、エッジの効いた文章に乗せながら「ロックとは何か?」という根本的な命題を探求した、萬月流ロック論。本書で、著者が導き出した解とは? 初心者必読、そして自称「通」のあなたも、それぞれのロック体験史の空白を埋めてくれる一冊! 【目次】まえがき/第1章 はじめにリズムありき/第2章 ブルースロック(1)/第3章 ブルースロック(2)/第4章 ブルースロック(3)/第5章 グラムロック(1)/第6章 グラムロック(2)/第7章 アメリカンロック(1)/第8章 アメリカンロック(2)/第9章 アメリカンロック(3)/第10章 ジャズロック(1)/第11章 ジャズロック(2)/第12章 ブリティッシュロック(1)/第13章 ブリティッシュロック(2)/第14章 ブリティッシュロック(3)/第15章 ハードロック(1)/第16章 ハードロック(2)/第17章 プログレッシブロック(1)/第18章 プログレッシブロック(2)/第19章 日本のロック/第20章 総括だ!/あとがきに代えて
不自由な日常から、自由な世界へ。オートバイを愛し、野宿旅を続けている人気作家が、その思想と実践について語る。北海道から九州までのお薦めのポイント、野宿や運転技術の具体的なノウハウなど、役立つ情報も満載。さらに、著者自身のユニークなエピソードも交えつつ、自然の呼吸を皮膚で感じるすばらしさ、速度の持つ超越的な力など、自由な旅に出ることの本質を論じていく。カラー口絵をはじめ、著者秘蔵のツーリング写真なども掲載。――さあ、あなたも旅に出よう! 【目次】まえがき/第一章 オートバイとの出会い/第二章 北海道への旅/第三章 基本は野宿/第四章 本州?九州/第五章 旅の心得
書籍説明旅の途中、魔女の一撃を喰らい立ち上がれなくなった僕は、死を覚悟した…と書けばファンタジーだが、実際はいやはや、ツーリング中にぎっくり腰を喰らって(ドイツ語でHexenschuss:Hexeは魔女schussは一撃の意味。)死にかけるとは、僕もおっさんになったものだ。そんな僕と偶然出会った少女の質疑応酬バトルの行く末にある意外な結末とは…!?この物語は作者の実体験をもとに脚色を施し制作されました。著者紹介綾羅木大手(アヤラギオオテ)1987年生まれ、いろいろ聞かれて、いろいろ答えて、そこはかとなく巻き込まれた。趣味はギターとバイクと映画鑑賞。
「リツイートはやめろ」「村上春樹よりドラえもんを読め」「ノンポリのオタクであれ」。批評誌『PLANETS』編集長・宇野常寛とニッポン放送アナウンサー・吉田尚記が、新しい世界へ踏み出す方策を語り合う。
Ameba人気ブログランキング国際恋愛・結婚1位!!!月間PV180万突破!!!イギリスでの日々を綴った、超人気ブログが待望の書籍化。壮絶な海外出産、義理両親と同居、全く働かない同僚達、衝撃の突き放し系サービス etc.「イギリス人、ほんまに勘弁してやー!!!…でも、いろいろ通り越して、もはや好きかもしれへん」国際結婚で渡英した40歳の大阪女がテキトーでマイペースで心温かいイギリス人に囲まれ戸惑い、泣き、爆笑する日々を綴った異文化エッセイ。逆境でも、笑って乗り越える。明日への元気がもらえる一冊。絶対に抗生物質を出してくれない病院流血しながら髪を切る美容師4つ星ホテルで豪華なスピード違反者講習魚嫌いの鮮魚売り場店員焼きすぎたスコーンを提供する乾燥系カフェ生クリームの海に浸るケーキ942着を紛失したデパートの従業員ドアを閉めずに用を足し、トイレを流さないデパートの同僚半ケツ状態で踊りまくる同僚のオバハン店員テキトー&不安すぎる妊婦健診ワンサカいる100キロ超の横綱級妊婦達出産直後にトースト8枚パスタとゼリーのプールに放り込む英才教育1歳の子供に人喰いザメカレンダーをプレゼント冷蔵庫にブルーチーズ2.5キロなどなど、イギリスで本当に起こった爆笑&衝撃のエピソード満載!【著者情報】ウィルトモ wiltomo1975年大阪生まれ。三十路を過ぎるまで日本でバリバリ働いていたが、国際結婚をきっかけに渡英。現在はイギリス人の旦那、5歳の娘、3歳の息子とともにイギリスのカンブリア州カーライルに住む。2007年より始めたブログ「イギリス毒舌日記」が、独自の視点で綴る海外生活のエピソードと、毒舌ながらも人情味溢れる文章で人気に。本書が初の著書となる。ブログ「イギリス毒舌日記」
大好評「そらみみ植物園」に続く第2弾は、「はつみみ植物園」。 「そらみみ植物園」では、世界のおもしろい植物を、それにまつわるストーリーとともに、紹介しましたが、「はつみみ植物園」では、知らなきゃ恥ずかしい、植物にまつわる常識を紹介します。 いつも見ている植物たちがもっと面白くなる、植物にまつわる‘はつみみ’なお話をあなたにお届けいたします。
暮しを豊かにするために闘った人物に迫る! NHKの朝ドラで話題となった天才編集者の世界に迫る1冊。 第一章・花森安治の教える「考えるヒント」では、『暮しの手帖』誌上で人気企画となった〈商品テスト〉を含め、花森が調査し批評した上で意見表明したテーマを紹介。今も解決していない事柄もあり、今を見つめるヒントにもなります。 第二章・花森安治を作った時代と人々では、生い立ちから戦後『暮しの手帖』を大橋鎭子と始めるまでの歩みをたどり、花森という人物がどうやって作られていったかを見ていきます。 そして第三章・花森安治の好奇心と世の中では、花森のものの考え方にも話が及んでいきます。 戦時中は国策に利用され、戦後はお上の言うことは信ぜずに独自の姿勢を貫き、日本のあるべき暮しを追求した花森。『暮しの手帖』をこよなく愛していたプロ達が、花森の業績や考え方を分かりやすく綴っています。
旅&日常を愛する角田エッセイ待望の電子化。●アジアは水で、ヨーロッパは石なのだ●旅の疲れは移動の疲れと言うよりも、野生の本能を始終使っている疲れなんだろう●7月のあたまにセールなんてするなら、金輪際、5月6月に夏物なんて買わないからな!●じつは若いときからずっとサザエの母、磯野フネに憧れていた。●毎日仕事中、ほとんど負け戦ながらチョコ衝動と闘い続けている。…・いずれも本文より。「旅」と「モノ」について、作者ならではの視点、本音が満載の1冊。読み進めていくと「どうして私の気持ちがここにあるんだろう」とびっくりするほど共感するとともに、新鮮な奥深い視点をそこかしこに感じます。そして読後は、心がほっこり癒されます。--年齢とともに変えざるを得なくなるものが多くある。変えたくなくても変わってしまうこともあるし、進んで自分から変えることもある。そうした変化を私がもっともおそれていたのは、旅においてである。…・・から始まる文庫書き下ろしエッセイ「2016年未来の旅」では、歳を重ねたからこそ感じる旅の変化とその想いを共感溢れる言葉で切々と綴っています。懐かしいのに新しい。そんな魅力溢れるエッセイが電子版で登場。
待望の単行本がついに発売。実にめでたい! 『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。 大正12年生まれ、今年93歳になる佐藤さんは2014年、長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げました。その時のインタビューでこう語っています。「書くべきことは書きつくして、もう空っぽになりました。作家としての私は、これで幕が下りたんです」(「女性セブン」2015年2月5日号より) その一度は下ろした幕を再び上げて始まった連載『九十歳。何がめでたい』は、「暴れ猪」佐藤節が全開。自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。 自ら災難に突進する性癖ゆえの艱難辛苦を乗り越え92年間生きて来た佐藤さんだからからこそ書ける緩急織り交ぜた文章は、人生をたくましく生きるための箴言も詰まっていて、大笑いした後に深い余韻が残ります。 ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。(2016年8月発表作品)
【渡辺淳一文学賞創設記念電子化!】今はなき母の作るイクラ漬。艶めいた絶世の美女のごとく品のよい松葉ガニ。少し失意のときに似合う焼きツブ。少年時代を思い出すトウキビの香り――。北海道に生まれ、豊饒なる大地と海の、旬の味を噛みしめて育った著者が、食べ物へのこだわりと、深い愛着をこめて語る食の自分史、美味なるエッセイ。‘食べる’ということは、素材を、季節を、人生を味わうこと。
自分の年齢は、自分が決める。他人様から老いを見つけられてはならない。年齢を言い訳にせず、努力を始めよう。年をとったら、相手を包み込む度量、心の大きさ美しさを意識したい。自分の生き方に責任をもって、潔く老いるのだ。他人に期待せず、自分に期待して生きたい――。日常のおしゃれ、言葉遣い、しぐさから、この世を去る時の思いまで、自分を戒め器量よしになる43の提案。珠玉のエッセイ。
タイトル「すっぺらこっぺ」は四国の方言。ぺちゃくちゃおしゃべりする。名エッセイストの最新作には、随筆紙「遍路宿」に掲載してきた珠玉の作品がずらり。
「急性リンパ性白血病と闘った由香ちゃん」 2年前、一人の若い女性が不治の病とされる白血病に襲われた。予期せぬ病魔に、本人も家族も不安と恐怖におおのき、それからは過酷な闘病生活に入る。由香ちゃんは、その間、多くのノートに自ら体験とこころの窓を開き、書き続けた。
少年時代、茅ヶ崎湘南に育ったかれは、父の事業失敗を機に、流転の旅が始まった。弟との父子三人の貧しい生活は、やがて人目を避けるように東京に移り住む。下町山谷でのその日暮らし。しかし父の突然の死が世界を変えた。30代の始め、第二の衝撃。突如、襲った歩行困難。難病の予感が的中し、脊髄異常の、原因不明の病魔であった。
古墳調査の研究をすすめた「尼塚古墳」調査をはじめ、山城宇治一本松古墳調査、久津川古墳群調査等および、筒形銅器の再考察などを1965年から全調査を発表した。