【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
身も心も焦がすようなドラマチックな恋、切なく苦しい悲劇の恋、策略に満ちたかけひきもあれば、深く秘めたひたむきな思いもある――映画の主人公たちが紡ぐ様々な愛の物語、それはきっとあなたの恋にヒントを与えてくれる。「人はどんな風に人を愛し、どんな風に生きてゆくのか」著者が涙し、笑い、心を揺さぶられた24本の映画から探る恋の作法、男と女のあり方。
「シンダイシャタノム」――必要なのは医者なのか寝台車なのか…。駄洒落・地口・語路合せは日本語の特質、駄洒落愛好家は思いやりのある人? かつて一世を風靡した「なめ猫」が総理府の「青少年健全育成強化月間」のポスターに? 1枚の「ピンクビラ」からも日本語を見事にあやつり説き明かす鬼才が、長年にわたり書き込んだ奇想天外な話の数々。むつかしいことをやさしく、やさしいことをおもしろく。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【電子版限定インタビュー付】まんしゅう家で日々起こることとは――。漫画家のアシスタントを辞め、自暴自棄になっていたきつこ。新天地を求め、オムツプレイ専門店の面接を受けることに!? 小さな雑居ビルへ向かうとそこには――「オムツ倶楽部の面接」。ある日突然「姉ちゃん、オレが包茎手術した時の話を書いてくれ」と言い出した弟。戸惑いながらも、術前から術後の経過を描ききった姉のきつこ。あまりに痛々しく微笑ましいその結末とは――「包茎手術」。身の回りのゲスな話をユーモラスに、時にシュールに描く、抱腹絶倒の全17編のうち、「オムツ倶楽部」と「包茎手術その1」が試し読みできる無料ガイドです。インタビュー「まんしゅうきつこさん(&弟・江森氏)が答える15の質問」も、特別収録! ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
日本のヤクザの首領を一人の男が襲った。背中に‘天女’の刺青をした内海忠である。17歳のとき傷害致死で少年院へ。18歳で極道の道へ入り、対立暴力団の若頭を絞殺。そして23歳のとき、親とも慕う組長を殺られ、その骨を食い復讐を誓った内海の見事な仕事だった。――ヤクザ社会に衝撃的‘伝説’を残して散った男。丹念な取材をもとに、その悪に彩られた25年の生涯を描く異色の犯罪小説!
ハーレムの女たち、溺愛と呪縛、レイプの落とし穴――絶えざる不満を抑圧している妻たちが、ふとしたきっかけから不倫の罠に堕ちたとき! 大好評のドキュメンタリー・ノベル『餌食』第3弾。
土砂降りとともに店先に飛び込んで来た女。それは圧倒的な肉体の持ち主だった。逞しいほどの胸と腰つき…突然、男はむらむらと欲望を感じ、行動に走った!――狂気、激情にかられた男は、もはや女の白い肌しか見えない。迫真の筆致で描くレイプの実態。「生贄」シリーズ第4弾!
〈女子寮の窓を開けると女の寝息がはっきり聞こえた。女は素っ裸にネグリジェだけだった。欲情が痛いほど衝き上げてくる…。〉性に飢えた男は、狙った女を妄想の中で弄ぶ。そして、それが現実の行動に及ぶとき!迫真の描写で贈る大好評『暴行』シリーズ第3弾!
「外見上は強姦であるかもしれません、でも私は強姦だとは思っておりません。吉祥天女との一体化です」…激しく抗う女性に、おぞましくも身勝手な理屈で襲いかかる男たちの狂気。ドキュメンタリー・ノベルの第一人者が贈る性犯罪の深層!
向田邦子2冊目の随筆集。「荒城の月」の「めぐる盃かげさして」の一節を「眠る盃」と覚えてしまった少女時代の回想に、戦前のサラリーマン家庭の暮らしをいきいきと甦らせる表題作をはじめ、なにげない日常から鮮やかな人生を切りとる珠玉の随筆集。知的なユーモアと鋭い感性、美意識を内に包んだ温かで魅力的な人柄が偲ばれるファン必読の書。文字が大きく読みやすくなった新組版。
バルザック、ユゴー、ブルトンら多くの作家を魅了し、知識人が面会に列をなした知的で洗練された伝説の犯罪者の獄中記。本邦初訳
「稀覯本余話」「愛書家地獄」「ビブリオマニア」――19世紀フランス、古本道楽黄金時代のフローベール、デュマら、名だたる書物狂いによる〈書痴小説〉アンソロジー。本の病は不治の病。
独自の戦略観をもちながら不本意な戦争を戦う宿命に苦しんだ真珠湾攻撃の指揮者・山本五十六。情の深さゆえに悲劇の海軍大将ともいわれるその生涯を、故郷・長岡人気質と絡めて綴る。
音楽家・細野晴臣が、音楽はもちろん、友人、セックス、家族、死、祈りなど、人生にとって大事な80テーマについて存分に語る。豊かな「福」の知恵がたっぷり詰まった一冊。解説=立川志の輔
古希をまたぎ自転車を始めた面白いことの大家・伊藤センセーの超絶エッセイ。10キロでお尻がミンチだったのがお仲間を引き連れ北海道ツアーにまで。待望のライブラリー化。喜寿でもこぐこぐ。
昭和51年に拝命してから36年間、専属デザイナーとして皇太子妃美智子様(当時)の一番近くにお仕えし、精魂こめて勤めた日々の思い出。その間3度も世界的なベスト・ドレスドに選ばれた美智子様との心温まるエピソード。直木賞受賞の際、著者のデザインした衣裳を身に付けスピーチした向田邦子さんとの友情秘話。「女性をいかに美しく見せるのか」を追求し続けた孤高のデザイナーの自伝エッセイ。
名著『日本語練習帳』の著者で国語学の巨人・大野晋は、その研究に八十八年の人生を捧げた。東京下町に生まれ、小学校の時に父親から『広辞林』と『字源』を与えられ、大戦下、一高から東京帝国大学に学ぶ。還暦を過ぎてから発表した「日本語の起源はタミル語」であるという研究は、学界論争を巻き起こす。司馬遼太郎をして「抜き身の刀」と言わしめた大野晋の波瀾万丈の生涯を描いた傑作評伝。
「要するに私は、人生を変えたかったのだ」。日本文化を紹介する教師交換プログラムの教育実習生としてアメリカに渡ったミス・キョウコ。赴任先には、3歳から14歳まで150人のコドモたちが待っていた。折り紙で手裏剣を作り、俳句やヒロシマを紹介しながら彼らと過ごした一年間が、彼女の運命を開いていく――。『FUTON』『イトウの恋』の注目作家がユーモアたっぷりに綴る、「作家以前」の日々。
麻薬密売にからむ轢死事件を追う捜査官が、製紙工場の廃液がにおう町で見た人間模様とは――「踏切」。ススキノに生きる男たち女たちが巻き込まれた交通事故の真相に新聞記者が迫る――「飛べない天使」。嵐の中、岬へ向かう男たちを待っていた運命とは――「風の岬」。新聞記者、麻薬捜査官、国境の海の謀略に巻き込まれた男たちや、歓楽街にうごめく若者群像。そして、北へ向かう追跡者たちに、戦後の闇をひきずる男の軌跡……。1960年から1970年にかけて、北の都・札幌を舞台とした作品を中心に、北海道で繰り広げられる人間ドラマを活写した作品群! 高城高全集、第4弾。
作家・評論家・創作セミナー講師、三つの顔を持つ著者が、失敗談や豊富な文例を織り交ぜながら、作品の執筆過程を書下ろした参考書。これであなたもミステリが書ける!構成:読む/題材をさがす/調べる・取材する/ミステリとは何か/人物をデッサンする/構成プランをつくる/キャラクターをつくる/視点/時制/文体・シーンの演習
その銃知識、本当に正しいですか?〈シャーロック・ホームズ〉譚から〈007〉、『ルパン三世』『アメリカン・スナイパー』まで――「銃」について、主にミステリの読者に向け、基礎的な知識から最先端のエピソードまでを、小説に映画にコミック、海外ドラマを参照しながらお届けします。名翻訳家にして銃研究家が案内する、おもしろくてためになる、銃についての23講。図解多数収録、クリエイター必携の一冊!