【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの’言葉’」第4弾刊行! 300万部突破、大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、優しくも痛快、心を貫く言葉であふれています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの’言葉’」ついに第4弾刊行! 300万部突破、大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、痛快で心を貫く言葉であふれています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。「自分の気づいていない心の奥底の気持ちを掘り起こしてくれて感動です」「私は70歳になりますが、今後の人生をいかに楽しく生きていくか参考になります」「おもしろい! 鋭い! そしてちょっと切ない」読者のみなさんから多くのお便りをいただいています。第4弾にも要望が多かった作品や本になったらいっそう切ないエピソード、ふっふっふと笑いが込み上げてくるものまで、第4弾もたくさんの方の応援で誕生いたしました。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの’言葉’」ついに第3弾刊行! 300万部突破、大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、痛快で心を貫く言葉であふれています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの’言葉’」ついに第3弾刊行! 300万部突破、大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、痛快で心を貫く言葉であふれています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。第1話の「神の手」は、芸術家やテニス選手のような神の手を持つ人と凡人の差を、意外な視点から分析。第2話「言葉」では、芸能人から詩人、ヨーコさん本人まで、別れの言葉のオンパレード。本作を読むと、別れの言葉はそんな軽々しく言ってはいけないと思うはず。第5話は「うるさいわね」。母子の関係は今やきれいごとが取り払われ、毒親呼ばわりされる始末。そんなヨーコさんも母親への憎悪を赤裸々に綴る。がしかし意外な結末が。表題作の「わけがわからん」はヨーコさんの夫婦観。ヨーコさんがあっと驚く1+1じゃない夫婦の絆が語られる。バッグ選びで一生後悔するヨーコさんがいる第6章の「私はどちらも選べなかった」。そして第9章では、ヨーコさんの人生の終い方が描かれます。 第1作、第2作で寄せられた読者のみなさんの感想には、「友人や肉親に広めて、みんな、感動」「なんて奥が深いの」「重いテーマでも前向きなので楽しく読める」などがあり、あらためて本を味わって感じた思いが届いています。
猫沢エミとパリに渡った一匹の猫の物語。8年ぶり、待望の復刊。わらかな再生と新たな運命の出逢い・別れを加筆した心震える増補改訂版。初版『猫と生きる』から8年の月日が経ち、猫沢エミも猫たちも生き物として成長した。そのひとつの集大成が、運命の猫・イオとの出逢いから別れまでに享受した’愛と命の教え’だった。
未来はすでに僕を侵食し始めている。未曾有のパンデミック、加速する気候変動……人類の自己破壊的な営みとともに、「日常」は崩壊しつつある。それでも流れを止めない「生命」とその多様な賑わいを、いかに受け容れ、次世代へと繋ごうか。史上最年少で小林秀雄賞を受賞した若き知性が2020年春からの「混沌」と「生まれ変わり」を記録した、四季折々のドキュメント・エッセイ!
郷土に息づいている古いモノや古老に触れる歓びを記した夫婦の旅日記。
作家デビュー以前のリンドグレーンが,第二次世界大戦が勃発したその日から書き始めた「戦争日記」.一七冊の手帖には,新聞や雑誌の切り抜きが貼られ,戦争中立国スウェーデンに住む子育て中の女性が観察し続けた戦争と,家族の日常の様子が,ユニークかつ率直な文章で綴られている.類まれな日記を全文初公開.[カラー8頁]
「あせってはいけません」「牛のように図図しく進んでいくのが大事」.漱石の書き残した,弟子を始めとする若い人々への手紙は,小説とは違った感慨を読む者に与える.綴られる励まし,ユーモア,人としての深さは,今を生きる人にとっても,温かなエールとなるだろう.示唆に富む手紙から文豪・漱石の新たな一面が見えてくる.
教師として日本各地を訪れた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、庶民生活の中にある「単純、善良、素朴さ」を愛す一方、西洋化を推し進める「新日本」に幻滅する。彼が見つめ、追い求めたものとは何か。横浜上陸から松江・熊本・神戸そして東京で亡くなるまで――八雲文学研究と邦訳の第一人者が、作品・書簡・講義録等から、十四年間の足跡と心の軌跡を辿る。いま、私たちが見直すべき日本文化を再発見するための八雲案内。はじめに――失われゆく日本の心を見つめて第一章 小泉八雲はなぜ日本にやって来たのか――漂泊・幽霊・ユートピア1 激情家・小泉八雲の生涯をたどる2 日本という永遠のヴィジョン3 八雲の松江 松江の八雲4 二つの日本ござ松江から熊本へ5 なぜ熊本を去ったのか第二章 教育者としての小泉八雲――想像力・共感・非個性1 教育への情熱2 教育における想像力とは何か3 語り部のかたりなす文学講義4 〈ゴーストリィー〉なものの響き合い――『怪談』と『講義録』の関連性第三章 小泉八雲が私たちに語りかけてくるもの――死者と生者の共同体1 原風景をたどるござ自伝的断篇が伝える霊的世界2 夢の小宇宙としての再話文学3 〈永遠に女性的なるもの〉をめぐって4 妖精たちの棲むところ小泉八雲略年譜 参考文献(参照した八雲関係の著作) あとがき――真・善・美へと向かう歩み
「昔々、マジで信じられないことがあったんだけど聞いてくれる?」昔話という決められたストーリーを生きる女子の声に耳を傾け、慰め合い、不条理にはキレる。エッセイ界の新星による、現代のサバイバル本!
出かけようと思えば唸り、帰ってくると騒ぐ。しおらしさの一つも見せず、女王様気取り。長年ご近所最強の猫だったしい。老猫となったしいとの生活を、時に辛辣に、時にユーモラスに描くエッセイ。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。北海道の大地に生き、日高の山々を愛した画家・坂本直行の若き日の画文集を文庫化。昭和初期、日高山脈を望む十勝平野の開拓牧場で、厳しい開墾労働の日々をおくりつつ、家畜や野生動物との触れ合い、開拓農民の生活、終生愛し続けた原野の自然と日高の山々への思いを、みずみずしい筆で描く。■著者紹介坂本 直行(さかもと なおゆき)1906(明治39)年生れ。北海道大学農学部実科卒業。在学中は山岳部員として活躍。30(昭和5)年北海道に帰り、広尾で友人が営む野崎牧場で働く。36年同町下野塚の未開拓地に入植し開拓に従事。困難な生活の余暇に日高など北海道の山野を主題に、絵筆をとり続け、雑誌「山」などに作品を掲載する。60(昭和35)年、山岳画家として立ち、農業から離れる。著書に『山・原野・牧場』『雪原の足あと』『開墾の記』ほか。82(昭和57)年逝去。
人気連載10年分の内容を再構成+最新インタビュー石井竜也著『本日の日本』9月17日(金)発売決定!コロナ禍で延期となった全国ツアーが待たれる米米CLUBのフロントマン、石井竜也が毎週メールマガジンという形で日々思うことから芸術論まで多彩な話題を語りまくる「週刊石井竜也」(現在も、TOKYO FMのスマホ音楽サイト「MUSIC VILLAGE」で好評配信中)。本書は、その2011年からの10年間の内容を再構成し、エッセンスを凝縮した1冊。2011年は、言うまでもなく東日本大震災に見舞われた年ですが、本書はまさにあの非常事態に直面した石井が居ても立ってもいられずにチャリティーライブの敢行を決意するところから始まります。そこからの10年の間には日本各地が地震や洪水などの災害に見舞われ、SNSなどの急速な広がりによって社会全体がこれまで経験したことがないような息苦しさを感じるように。そのなかで石井は、ある時はそうした社会の緊張を自分ごととして考え、悩み、またある時には関係ないよと笑い飛ばしながら、彼だけの表現を追求し、駆け抜けてきました。石井にとってのこの10年は、52歳から62歳という、表現者としても、また一人の男性としても円熟期に入っていく時期であり、この本はそうした時期の彼の気持ちの変化と深まりをありありと伝えています。この日本という国で悪戦苦闘を続ける一人のアーティストの本音と理想が、この国でこれから豊かに、したたかに生きていくための心構えをも示唆してくれる1冊。【商品概要】『本日の日本』発売日:2021年9月17日(金)※仕様、構成、内容等は変更される場合がありますので予めご了承ください。
老後は当然持ち家で、と思っていたら還暦を前に突如夫からの「年齢に合った暮らし方」提案、150平米の持ち家から65平米の賃貸へ。戸惑いつつも家や持ちものを手放してみたら、固定観念や執着からも自由になれた。失敗や反省もありつつ、変化を受け入れて楽しく気持ちのよい毎日を送るためのヒントが満載!いくつになっても「暮らし」は変わる「暮らし」を変えると生き方も変わる「働き方改革」から「ライフスタイル改革」へ! 文庫版あとがき「暮らしを小さくしたからわかったこと」収録 「年齢に合った暮らし方」って?
女性主導の時代が、ついにやってきた!「不倫ブーム」の着地にさせ方で日本社会の成熟度が分かる!?小池百合子氏に象徴される、「強い女」の変遷。人生百年時代を、我々はヨボヨボの身体で生き抜かねばならないのか。政治から芸能、鉄道から老いの話まで。「平成」が終わり、「令和」の時代が来た今、新しい女性像とは。伝説のロングランエッセイ、ついに最終巻!
本は日用品。だから今でも売ってます。オススメです!と言いふらしたい本に出会えると本屋の仕事は楽しいのです。ときに芥川賞・直木賞よりも売れる「新井賞」を独自に設立した型破り書店員が綴る「本屋の裏側」。その仕事を知れば、本屋を覗き、並んだ本を手に取り、本を買うのがさらに楽しく、愛おしくなる!文庫になりました。3年経っても相変わらず「本屋の新井」です。本は日用品です。売れない時代に売れたら、喜びもひとしお。工夫の成果が見えるのも、売れない時代ならでは。だから今日も、愛を込めてPOPを書きます。誰に頼まれていなくても、たとえ1銭も出なくても、読んでおもしろかった本についてしたためずにはいられないのです、書店員という生き物は。
佐藤愛子が本気で責任編集!目次 全力で執筆を続けた作家の軌跡 ●直筆ラストメッセージ 「みんないなくなってしまった」佐藤愛子●直木賞受賞作全文掲載」「戦いすんで日が暮れて」佐藤愛子受賞のことば 佐藤愛子選評 松本清張/大佛次郎/海音寺潮五郎/川口松太郎/石坂洋次郎/今日出海/源氏鶏太/村上元三/柴田錬三郎/中山義秀/水上勉受賞ドキュメント 直木賞がくれたラブレター●随想 修業時代かくありきそれは淀んだ暗い沼の中だった/暇あって金なし/文芸首都の若僧たち●作家同士のここだけの話又吉直樹「人生には貧乏が必要だ」小池真理子「夫婦作家の悲喜こもごも」田辺聖子「’仏の愛子’と’怒りのお聖’」●思い出交友録グラビア&語り下ろし「佐藤愛子の変な人たち」●愛子の自選傑作小説全文+自作解説「ソクラテスの妻たち」「オンバコのトク」「沢村校長の晩年」●抱腹絶倒エッセイ愛子の小さな冒険「大阪万博1970」わが老後「とりとめもなく髭の話」●佐藤愛子生涯年譜
夫の看取り、二匹の猫との暮らし…… 静寂の中で人生の最終章を迎える喜び さまざまな世代から共感の声続々。 「人生100年時代」をどのように穏やかに全うするか。 その極意を明かす。
今、僕は自分自身と完全に一つになったような気がする。それ以上の平安がどこにあるだろうか。それが鳥であり、猫であり、虫じゃないか。地に足をつけるとは、このことを言うのではないか。土に聞くまでもない。僕が土になったのだから――。有明海を望み、雲仙岳を見晴らし、故郷の河内につながる熊本の地で、師匠ヒダカさんの背中を見ながら畑を始めた。日々畑に足を運び、成長する野菜たちと向き合うこと。それは生まれてこのかた、土から遠く離されていたことに気づき、生命を取り戻していく過程そのものだった。作ること、変化することをめぐる冒険。作家、建築家、絵描き、音楽家などの多彩な顔を持ち、いずれの活動も国内外で高く評価される坂口恭平は、自身の双極性障害(躁鬱病)体験から取り組む「いのっちの電話」相談員としても知られる。ニューヨークタイムズ一面にインタビューが掲載されるなど、その多岐にわたる活動が海外からも注目を集めている作家が、「土になる」ことや近隣との交流、猫との触れ合いを通して、生きることを究めてゆく――。『0円ハウス』(河出文庫)、『独立国家のつくり方』(講談社現代新書)、熊日出版文化賞受賞の『幻年時代』(幻冬舎文庫)に連なる著者の到達点。ヘンリー・ソロー『森の生活』、現代版誕生!!土になった坂口恭平の目玉を借りて、僕らは日頃見えないものを目の当たりにするのだ――土井善晴(料理研究家)装画・口絵(16ページ) 坂口恭平
今日も家で飲みたくなる、「酒」の深い話。酒のすべてを知り尽くした居酒屋作家・太田和彦が、「家飲み」の流儀、酒の選び方、注ぎ方、酒の肴まで「究極の飲み方」を文庫書き下ろし。
伝説の少年誌編集長・壁村耐三との日々……「ドカベン」「がきデカ」「ブラック・ジャック」等、日本中を沸かせた人気マンガを続々と世に送り出した「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)。のちに編集長(7代目)となった著者が記す波乱に富んだ迫真のドキュメント。
2021年前期を完全収録。2度の緊急事態宣言、バイデン米大統領就任、東日本大震災から10年、リコール署名偽造事件、ミャンマーでクーデター、池江璃花子が復帰後初優勝、松山英樹・笹生優花がメジャー制覇。半藤一利さん、田中邦衛さん、橋田壽賀子さん、田村正和さん、立花隆さん、小林亜星さん逝去。
「作家」の肩書きに憧れる作家が直木賞受賞。「自分のペンネームがほかの作家の名前と一緒に並んでる、それだけで晴れがましい気持ちになるとか、言っても信じないだろうけど、それは嘘じゃなくて、なぜそういう気持ちになるのか、なぜ自分がそこまでうぶなのか、または、初々しさを保っていられるのか、どっちにしてもいい年こいて、と考えてみると、たぶん『作家』という肩書きに対する憧れがいまも僕にあるせいだと思う。いくつになっても、いまだに若いときの、作家志望だった時期の、憧れ気分が抜けていない」(本書より)2021年夏公開の映画『鳩の撃退法』の原作者であり、小説名人の佐藤正午さんがメールでインタビューに応じる「書くインタビュー」シリーズ第4弾。※いくつかの収録トピックスから※▼第157回直木賞の選考会当日、作家がメールで語ったのは?▼『月の満ち欠け』直木賞受賞の吉報に作家が抱いた「実感」は?▼引きこもりがちの作家が名だたる文士たちと居酒屋で遭遇!?▼編集者もお手上げの「なりすましメール」合戦勃発!▼作家・盛田隆二さんをゲストに迎え、濃密な小説談義に発展!「書くインタビュー」だからこそ明かされる胸の内が満載。直木賞作家・佐藤正午さんの名回答に唸る、2年間の往復メール集。
皆様お世話になっております。 四千頭身・後藤拓実の母です。 このエッセイは、24年間の息子の軌跡です。 そして、小説現代さまに連載をさせて頂き、ムロツヨシさんと息子の対談という素敵な華を添えて一冊の本に仕上げていただいたキセキです。 ムロツヨシさん本当にありがとうございます。 楽しかった中学時代、しんどかった高校時代、楽しくやりたかった草野球がちっとも楽しくなかった事、新幹線のイスを倒せない事、そして四千頭身の一員である事などなど、そんな息子の日々の感情に共感していただけたり、ちょっとだけ笑って頂けたら、とても嬉しく思います。 これこそが後藤、楽しんで頂けますように。 後藤照恵
コロナ時代を面白く生きるための知恵。いまだからこそ「こころの旅」を。「記憶に残る」作詞家・深層心理学者きたやまとデビュー50周年を迎える日本を代表する音楽評論家富澤が、知的刺激に満ちた音楽文化論、人生論を展開。「戦争を知らない子供たち」は女々しい?「帰って来たヨッパライ」の革命性、ショービズもSNSも闘技場?他、きたやま作品の再検討、旅や歌をきっかけとする社会・文化の深層分析を通じて、時代性、旅の思想、生きることの意味、老や死を語る。「終着駅」が見えないから面白い。
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「僕の心理学の師でもあり、心の世界のトップランナーを数十年走り続けている衛藤先生の幸福論の決定版! 」 ベストセラー作家・ひすいこうたろう氏絶賛!「恋愛」「仕事」「結婚」「子育て」「老い」「死」など人生のさまざまな局面をいかに乗りきるかをわかりやすく指南。この先の人生を幸せに生きるための不変の法則。著者待望の書き下ろしエッセイ。
ル・コルビュジエの弟子として日本にモダニズム建築を浸透させ、文明批評家・登山家・探検家としても知られた建築家が見つめた未来。
危険と笑いに満ちた乙女の世界一周旅行――うら若き乙女が2年間をかけほぼ世界一周、5大陸90ヵ国を旅した。かけた費用はたったの150万円という、想像を絶するチョー貧乏旅行。襲われたり、盗まれたり、ストーカーされたり、危険だらけの旅のなかで、著者が出会った人情と笑いとロマンスとは!? 読むだけで元気が出る型破り旅行記。水原希子主演のhuluオリジナル番組の原案。<文庫書下ろし>
生活をしていくというなかで、どれだけの選択ができただろう。選択をしたと思っているものの中でも、実は大いなる運の元での組み合わせの中で選択をしていたのかもしれない。けれども、その組み合わせは不自由である分、愉しみがある。小説という、あくまで不確実な状況設定の中の不特定な人物たちが動き回る世界を、読む愉しみというのも書く愉しみというのもそこにあるのだと思う。(「不確実の愉しさ」より) エッセイや評論など、フィクションでない原稿を収録した電子オリジナル作品集。●竹野雅人(たけの・まさと)1966年生まれ。東京都出身。法政大学経営学部卒業。大学在学中の1986年に「正方形の食卓」で第5回海燕新人文学賞を受賞してデビュー。1994年、『私の自叙伝前篇』で第16回野間文芸新人賞受賞。
年をとるって、かくも愉しく忙しい――。スタイリストとして70〜80’s『アンアン』『オリーブ』『クロワッサン』の草創期を駆け抜けた半生と、熊本ではじめた62歳からの仕事と暮らし。映画と雑誌が大好き、夢は自分好みの部屋に暮らすこと――。18歳で始めた東京暮らし。初めて就職した『スクリーン』編集部での映画三昧の毎日。憧れの大橋歩さんのアシスタントを経て、『アンアン』の編集見習いに。そして流行発信の最前線でインテリア・スタイリストの草分けとして目まぐるしく駆け巡った日々……。人生ってなんだか偶然と突然の連続。還暦過ぎて地方暮らしを思い立ち、熊本へ帰郷。転がり着いたこの地で新しい仕事もいざ始動。猫の世話、庭仕事も忙しい。73歳となった一人暮らしの達人が、人生折々に見つけた’年をとる愉しみ’について綴るエッセー。【目次】■ はじめにI 転がる石のように 1 住みたい部屋を思い描いて 2 東京の街 みちくさ歩き 60’s 3 映画が教えてくれた 70’s 4 スタイリストになる 70’s〜80’s 5 暖簾を下ろして筆一本 90’sII あたらしい土のうえで ■ 家に帰って ■ 揺れる日々 ■ 街をされく ■ 始まり ■ よりどころ ■ 私の朝は猫仕事から ■ 家を繕う ■ 我が家の庭のささやかな歴史 ■ 母の器たち ■ 真夜中の新聞 ■ 70歳の夜のひらめき ■ 老後の仕事 私の場合 ■ ヒルデガルトの長いお話 ■ 人生は小さな愉しみのつづれ織り■ あとがき