【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
晶子の知られざる自伝.生家,家族,遊び友だち,学校,街の風景など,堺で少女時代を過ごした晶子の生活と心情のディテールを,一少女の立場から素直に綴る.大人になった晶子が記憶に残る少女の姿を記録に留めた「私の見た少女」を併収.大歌人を育んだ時代の風景を,竹久夢二の挿画とともに,しみじみと味わう.(解説=今野寿美)
舞台裏はドラマ以上。「スカーレット」「ホタルノヒカリ」の人気脚本家がつづる、芸能界×主婦の奮闘記。打ち上げは母親気分、子連れでカンヌ、連ドラ執筆の日々は試験前の学生気分、雪のプールで泳ぐなどのエッセイを掲載。
50代が近づくにつれ、これまでとは違う’荒波’が押し寄せてくる。体型の変化、ポスト更年期……なんとなく分かっているつもりでいても実際に経験すると悩ましいことばかり。だからこそ、そんな日々における小さな幸せをかみしめたい。仕事やプライベートにおいて、漫画家・槇村さとるが選び抜いた「人生の取捨選択」とは。50代の日々をイラストとともにユーモラスに綴った待望の新装版。大幅に構成を変えて新たに書下ろしも収録。
「いい奥さんになりそうだね」「私だったら笑顔でかわすけど」ジェンダーの押し付け・マウンティング・セクハラ・パワハラ……女子を困らせる「モヤる言葉」を元気よくバットでかっとばす、痛快エッセイ!「モヤる言葉に言い返す方法」や「ヤバイ人から身を守る方法」など、言葉の護身術が詰まった一冊!明菜返し、エジソン返し、哲学返し、猫&BL返し、ナイツ返し、ネズミ返し、マンスプ返し、イキリオタク返し、オカルト返し、エシディシ返し、アナル返し…その他、あらゆるシチュエーションに対処する方法が満載。弁護士の太田啓子さんとの対談「法律の護身術」も収録。セクハラやパワハラに遭ったら? モラハラやDVを受けたら? 性被害に遭ってしまったら?ネットで嫌がらせをされたら?…等、法律の知識も詰まった、女子がサバイブするための必読書。【目次】はじめに1章 悪気はないかもしれないが 誉めるフリをした「モヤる言葉」2章 女子を狙うクソバイス アドバイス型「モヤる言葉」コラム うっかりやりがちな善意ハラスメント3章 セクハラ・パワハラのセパ両リーグ開幕! 女子を標的にする「ヤバイ人」4章 言葉の護身術でブロックしよう! 距離をとるべき「ヤバイ人」特別対談 太田啓子×アルテイシア 今、知っておきたい「法律の護身術」おわりに相談窓口一覧
私の心にパリが刻んだ光と影――国際派女優・岸惠子。映画監督イヴ・シャンピとの結婚のために、20代で単身フランスに渡って以来、激動のヨーロッパで暮らした歳月は、筆者の心に何を刻み込んだのか……。チェコ人青年との淡い恋物語「栗毛色の髪の青年」、アパルトマンの煙をめぐる大騒動「女のはったり」ほか、12の珠玉のエッセイを収録。
心に残る名セリフが時代を斬る! ――人と時代が響きあうとき、命ある言葉が生まれる。昭和天皇から一個人まで、名エッセイストの著者が、40年におよぶ記者・キャスター生活で出会った人と言葉から選び抜いた、名言・迷言を分かりやすく解説した、「時代を読む」名言集。私たち日本人の歩んできた道と、現代社会の在り方を考えさせる、必読の1冊。
世に紹介されることの少ない文学である、現代川柳の良句佳吟を選び、笑いと共感、庶民の本音を楽しむエッセイ。懐かしくおかしい句、型破りの新しいタイプの句、反戦、反逆の句、恋愛や性の周辺の句、食べもの、動物の句など、格調高く、ふところ深いさまざまな句を語り、大衆に愛される芸術の魅力を、見事に説き明かす名著。
ヤンチャないたずらもしながらぐんぐん成長していく黒ラブラドール・レトリバーの「ハリー」と、中学生になった双子の息子たちとのかけがえのない日常。うっかり食べ過ぎて近江牛みたいに太った「イケワン」ハリー。丸くなって眠るさまは、まさに恵方巻。愛されバディを取り戻すその日まで、飼い主・理子さんは今日も奮闘する!『犬がいるから』に続く、村井家とハリーの爆笑と涙を誘うエッセイ集。巻末に、ライター青山ゆみこさんとの対談も収録。「私は犬を通して、繰り返す平凡な毎日の、かけがえのない美しさを理解している。変わらないことは、実は尊いのだと教えられている。そして、犬がただそこにいてくれることが、幸せを運ぶのだと知った。このままずっとこんな時間が続けばいいと強く願っている。犬と過ごすことで、日々感じているわずかな痛みを癒やしている。犬を抱きしめることで、ふとした瞬間、心に開いてしまいそうな穴を、なんとかして塞いでいる。」(本文より)
ぼくの「お父さん」は絵本作家。ずっと家にいて、一緒に遊び絵を描く。いつでもなんでも、絵に描く。夕飯に出た旬のタケノコを食べずに、絵に描く。そしておかずは冷めていく……。ふつうじゃなくて、ふしぎでちょっと恥ずかしい。ただの変わり者? それとも――。なつかしい「あの頃」を思い出す、全編オールカラーの最新作!
【無料試し読み閲覧期間 2021/6/30まで】ぼくの「お父さん」は絵本作家。ずっと家にいて、一緒に遊び絵を描く。いつでもなんでも、絵に描く。夕飯に出た旬のタケノコを食べずに、絵に描く。そしておかずは冷めていく……。ふつうじゃなくて、ふしぎでちょっと恥ずかしい。ただの変わり者? それとも――。なつかしい「あの頃」を思い出す、全編オールカラーの最新作!
チャンネル登録者570万人超!いま最も注目を集める6人組YouTubeクリエイター「東海オンエア」。大人気グループの頭脳を務める虫眼鏡氏による最先端クリエイターのエッセイシリーズ「虫眼鏡の概要欄」の第4弾が、まさかの講談社文庫で発売。平成から令和にかけて書き連ねてきた動画概要欄の傑作選に加えて、虫眼鏡氏の魅力たっぷりの書き下ろしエッセイを収録。シリーズ14万部の大人気エッセイシリーズから目が離せない!
男女の愛と性の擦れ違い。あなたのセックスは大丈夫?恋活アプリで出会ったさまざまな男性の標本集。男性たちとの間で巻き起こったあんなことやこんなことを完全ノンフィクションで物申す!男女間における感覚のズレを具体的に解説。恋愛や性行為における男性の勘違いや思い違いを匡正する教科書系のショートエッセイコンテンツ。【読者レビュー】◆何度も頷き大爆笑しました。◆男性の気持ちを書いた読み物は世に沢山ありますが女性の素直な気持ちを書いた本は少ない。そういう意味でもこの本には他にない価値があると感じました。【著者】華田もも『旅するように生きて暮らすように旅をする』をコンセプトに離島や富士山の麓など様々な地域に移住。その中でイタリア家具の輸入販売、公務員、ヒーラー等々49の職務を経験。その後、恋活アプリにて1ヶ月1000通のメールを送受信した体験を綴りエッセイストの門をたたく。現在は、占術師としても活動の幅を拡げている。
借金、酒、猫、鉄道……。諧謔と機知に満ちた百?の随筆を、阿房列車シリーズに同乗した「ヒマラヤ山系」こと平山三郎が精選。
少女時代のエピソードあり、笑える読書日記あり、真摯で豊かなレビューあり……。約10年ぶりに放たれる待望の新刊エッセイ集! 書き下ろしあとがき収録。
妻・乙羽信子のこと、生と死……ホンネで明かす胸の内。自分の歩みを省みた爽快な好エッセイ! ぴんぴんと生きている! ――「人は仕事をして生きてきたのだから、命がおわるまで仕事をしていたいものだ」本音で綴る80歳の胸の内。荷風の人生を追ううちに見えてきた己れの姿。妻・乙羽信子のこと、親友・殿山泰司の死、なお映画をつくり続けること。老いと性、生と死、ぴんぴんと生きている自分を省みた、爽快な好エッセイ!
恋をして、新しい自分を見つけて、女は変わる――昨日の自分より、今日の自分が好きでいたい。自分しか愛せないような生き方より、傷ついても本気で人を愛したい。マニュアルも流行情報もない恋愛や人生の中で、立ちすくみそうになる心を励まし、悩みや不安に向き合うエネルギーをしぼりだす……。人気エッセイストが綴る笑顔の下に隠された揺れる女心。
名作を深く読んで、男の本質を探る名著。源氏と夕霧、主人公達の人物評論の形で語る、永遠の男性像。鮮明に描かれた光源氏の姿と心――情熱的な恋の渉猟者・源氏は、逆境に鍛えられた鋭い人間洞察家として、したたかな政治手腕で権力の頂点に到る。その父親に厳しく導かれた嫡男・夕霧(ゆうぎり)は、廉直で頼もしい貴公子に育ち、一途な恋を実らせた。二人の主人公にライトをあて、永遠に変らない男の本質、男の典型を、『源氏物語』で楽しむ、比類ない名著。
光源氏亡き後の、ジュニアたちの愛の物語――薫・桐壺院・頭の中将・朱雀院……光源氏を囲む貴族たちを、鮮やかに説き語る名著。タイプも雰囲気も違う男たちが、現代の読者の身近に、息づかいさえ感じられる、『源氏物語』現代語訳の一つのヴァリエーション。光源氏と嫡男・夕霧の魅力を伝える好著『〈源氏物語〉の男たち』(講談社文庫既刊)につぐ、パート2。
石牟礼が亡くなる直前まで、十年近い交友の軌跡が生き生きと甦る対話集。作家同士の親密な語り合いの中から池澤は、石牟礼の創作秘話、その奇跡的ともいえる作品の真髄を浮かび上がらせる。
強靭なる精神漲るエッセイ。情熱溢れる、鋭い思考――運命に対峙して歴史の狭間を主体的に生きる実存は、いかに可能か。ドラマの構造と、それはどう絡むのか。10代に一度は受洗したキリスト教を棄て、しかもなお「精神の極北としての神」を求める求道者・木下順二。民話劇『夕鶴』、『子午線の祀り』の作者が明かす濃密な創作世界の「原風景」。故郷での幼・少年期、漱石『三四郎』にも似た上京以後の「本郷」での生活、趣味の乗馬、歌舞伎・能への深い考察。エッセイの精粋。
絵画映像など全ゆる手の変幻清岡卓行の想像の冒険――ミロのヴィーナスがあのように魅惑的なのは、彼女が、その両腕を故郷であるギリシアの海か陸のどこか、いわば生ぐさい秘密の場所にうまく忘れてきたからだ。絵画・映像・音楽その他のあらゆる「手」の変幻を捉え、美や真実の思いがけない秘密の瞬間を析出した、清岡卓行の鮮やかな詩的想像力。エッセイ文学の名品。
『更級日記』から『マッドマックス 怒りのデス・ロード』まで、古今東西の文学・エンタメ作品をひもとき、ポジティブに「おばさん」を再定義する、カルチャー・エッセイ。ジェーン・スーさんとの特別対談も収録! 大手出版社で編集者としてキャリアを積み、現在はマンハッタン在住で文筆業の傍らコメンテーターとしても活動する著者の最新刊。
小山内薫の短編集。発禁になったというエロチックな「反古」。怪談、怖い話の「因果」「今戸狐」「梨の実」「女の膝」「芝、麻布」。箱根で大水の災害に逢った体験談「梅龍の話」。七編を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
作品連載 第一回 三十首永田和宏「風通しのいい窓辺1 裸虫の業」/山田航「エキゾチック茶番」/山階基「逃げ水の涸れないうちに」作品二十首平井弘「乾季」/久々湊盈子「沖の大夫」/小黒世茂「足形のシール」/石井辰彦「佇みて謠ふ」/松平盟子「アトムの鉄の腕」/加藤英彦「あかね雲」/大塚寅彦「施無畏手」/高島裕「唯ダ五逆ト誹謗正法トヲバ除ク」/佐藤りえ「裏庭」/小野田光「ゆれる火を生む」/鯨井可菜子「ペンだこ」/野口あや子「盤上」特集 31年目の穂村弘『シンジケート』論 林あまり「一九九〇年、『シンジケート』の頃」/水原紫苑「私だけがわからなかった『シンジケート』」/正岡豊「十三不塔ソングブック」/枡野浩一「シンジケートの体位」わたしの『シンジケート』体験 石川美南/宇都宮敦/遠藤由季/大松達知/荻原裕幸/郡司和斗/佐藤文香/佐藤弓生/田村 元/千葉 聡/寺井龍哉/永井 祐/初谷むい/東直子/藤田貴大/盛田志保子/柳澤美晴/山木礼子/山階基/ユキノ進/吉澤嘉代子特集「『戦争と歌人たち』を語る」篠弘インタビュー/書評=松村正直 ・中根誠 新連載吉川宏志「1970年代短歌史1」 特集「俵万智の全歌集を『徹底的に読む』」YouTube書評家・渡辺祐真(スケザネ)特別寄稿 雁部貞夫「もう一つの三陸大津浪―昭和八年のこと―」新連載 小島ゆかり サイレントニャー 〜猫たちの歌物語1〜 連載松岡秀明 光をうたった歌人─新・明石海人論 34佐藤弓生・千葉 聡 人生処方歌集 29 短歌時評 後藤由紀恵「記憶と記録」書評 荻原裕幸/黒瀬珂瀾=平井弘歌集『遣らず』/梶原さい子=大口玲子歌集『自由』/松岡秀明=土岐友浩歌集『僕は行くよ』/大崎瀬都=遠藤たか子歌集『百年の水』/楠誓英=黒瀬珂瀾歌集『ひかりの針がうたふ』作品季評第118回・後半穂村 弘(コーディネーター)/佐藤モニカ/山田 航野口あや子「纏わんがため」、高野公彦「『カノン』の迷路」、永井祐歌集『広い世界と2や8や7』最近刊歌集・歌書評・共選 田中徹尾/山下 泉米川千嘉子 選 短歌研究詠草特選 柴田和彦 準特選 新谷洋子/高橋よしえ/両角美貴子/今井眞知子/深井ちか子/夏目さき/瑞慶村悦子/眞田好男/伊藤栄子/井上政彦/大友圓吉/鴨下七重/鈴木雅信/福田示知惠/藤生喜重/諸富ますゑ新連載工藤吉生「Twitterで短歌さがします」
いつもの風景が、その姿を変える 単なる偶然、でも、それは意味ある偶然かもしれない。 世界各地へ出かけ、また漱石『夢十夜』や三島『豊饒の海』、芭蕉など文学の世界を逍遥し、死者と生者が交わる地平、場所に隠された意味を探し求める。 能楽師・安田登が時空を超える精神の旅へといざなう。 私たちには、「見えないもの」を見る力が備わっています。 「目」を使わないでものを見る力です。(まえがきより)
父は他界弟はダウン症母は車いすユーザー、からのコロナ禍に生死をさまよう大手術間におじいちゃんの葬式が挟まってついには、おばあちゃんがタイムスリップ――残された長女(作家)にすべてのタスクは託された次々におそいかかる「もうあかんわ」なラインナップなのにどうして、こんなに面白い文章が出来上がってしまうのか読んでる側はいったいなんで、こんなに救われてしまうのか!?【人生は、一人で抱え込めば悲劇だが、人に語って笑わせれば喜劇だ】3月10日から4月15日までの岸田奈美のnoteに書かれた、泣けて笑える祈りの日々放った言葉を本人の手で見事に体現した、読後、拍手喝采のエッセイです< 3/10 岸田奈美のnoteより>現代社会が抱える闇の全部盛りが、かっぱ寿司のすし特急に飛び乗ってやってきた!?!?!?!??! !チャップリンは「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」と言った。わたしことナミップリンは「人生は、一人で抱え込めば悲劇だが、人に語って笑わせれば喜劇だ」と言いたい。悲劇は、他人ごとなら抜群におもしろいのだ。ユーモアがあれば、絶望に落っこちない。常々そう思っていたけど、気づいたのは、ユーモアは当事者に向けるものじゃない。悲劇を喜劇に変えるためのユーモアは、そこにいない聞き手、つまり第三者にしか向けられないものなのだ。理不尽なこの日々を、こうやって笑い飛ばしてもらえたら、わたしはそれで救われる。同情も憐憫もほしくない。やるべきことも全部わかっているので、家に来て手伝ってほしいわけでもない。ただ、笑ってほしい。だって、このストレスフルな時間も、心のどこかでわたしは「たしかにしんどいけど、これはこれで、おもしろいよな」って思っているのだ。そういう明るい自分を、わたしは見失いたくない。でも、このままやったら、もうあかんわ。そんなわけで、前置きが長くなりましたが、読者さんにお願いがあります。今日から母が退院して落ち着くまで、毎日21時に、noteで日記を書きます。時間のある人は、どうか、読んでいってください。読んでくれる人がいるだけで、わたしは、語る意味があります。悲劇をわたしがnoteで書けば書くほど、喜劇になっていきます。タイトルは「もうあかんわ日記」です。もうあかんので。あかんくなる前に、助けてください。【もくじ(一部抜粋)】○「もうあかんわ日記」をはじめるので、どうか笑ってやってください○ プリズンブレイクドッグ○ 祖父のアルゴリズム葬儀○ 他人のためにやることはぜんぶ押しつけ○ 何色かわからん龍の背に乗って○ いつも心にクールポコ○ もしも役所がドーミーインなら○ 姉弟はそういうふうにできている○ まだあかんくないわ○ 退院ドナドナ……ほか
内田百?「阿房列車」にあやかって、西へ東へディスカバー・ジャパン――。行くなら冬、と思い立った網走番外地。旧正月ならぬ「旧の万博」、祭りのあとの大阪・千里。雲を見に、夕日を見に行く松江。心酔する百鬼園先生の古里、岡山・古京町……あの頃の日本が息づく大人の旅行記。雑誌連載中に急逝した内田百?への追悼文「核心」を増補。〈解説〉宮脇俊三[目次より]精進落さず――伊勢手鍋さげたり――長崎白い墓地――網走ととらく紀行――能登留学事前――祇園はずかしい旅――蒲原うわの空旅――熊本大阪さがし――大阪とにかくハワイ――ホノルル・ラナイ島牛歩随行――宇和島おばこ、恙なきや――庄内眩しかりけり――神戸三景の末路――松島わたしの城下町――松江・出雲白い飛礫の――札幌滾るまで――秋田海内旅行――鹿児島航路ああ名山――富士を見に行く旅に病んで――高山美しや毒の島――徳之島百鬼園先生町内古地図――岡山裸体写真撮影行――奥日光北海わいん唄――池田町細胞入替え旅行――ヤング京都 解説 宮脇俊三 巻末エッセイ「核心」
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老年よ、大志を抱け、サイフも抱け! 88歳のヒグチさんの日常は初めてづくしの大冒険。トイレ閉じ込め事件から、お金、働き方、人づきあい、介護、終活問題まで、人生100年時代を生きる人に勇気を与える「知恵とユーモア」がつまったエッセイ。「見果てぬ夢を見るのは、老人の特権です。未来を夢見て、夢を語れば、きっとその夢を継いでくれる人が現れます。自分たちの子や孫、そのまた子どもたちがより幸福に生きられるように。老人たちよ、おおいに夢を見ようではありませんか」――樋口恵子
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。方向音痴の克服を目指して悪戦苦闘! 迷わないためのコツを伝授してもらったり、地図の読み方を学んでみたり、地形に注目する楽しさを教わったり、地名を起点に街を紐解いてみたり……教わって、歩いて、考える、試行錯誤の軌跡を綴るエッセイです。