【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
TWICE、WannaOne、Stray Kidsなど、人気アイドルの愛読書としても話題!2020年韓国でベストセラーになったエッセイ、待望の邦訳版。◆韓国で、発売1ヶ月で5万部を売り上げ、現在20万部突破◆韓国大手書店 教保文庫 2020年総合ベストセラーランキング10位何だか、いつも寂しくて、虚しい。人に会うことに、疲れてしまった……。毎日こんなに頑張っているのに、幸せになれないのはなぜ?人生って、こんなふうに生きていくものなの……?そう人生に迷い、疲れがちな毎日を過ごす人に贈る一冊。数々の本を読み、書評サイトを運営する著者が心温まるエッセイとともに、世界中の名著から見つけた、あなたにそっと寄り添う文章をご紹介します。将来、家族、友人、恋人、仕事に悩むとき、きっと足元を照らしてくれる文章が、ここにあります。キム・スヒョンやキム・ヨンスなど、人気作家による韓国文学はもちろん、夏目漱石、ニーチェ、ヘッセにフロムまで。世界の名文に触れ、見失っていた本当の自分を探すヒントになる一冊です。【著者・訳者プロフィール】著者:チョン・スンファン作家、本紹介サイト<THE BOOK MAN>運営者。慌ただしい日々を生きる読者の疲れた心を、心地よい言葉で癒やしてくれる、本のセラピスト。多様なSNSサイトを通し、毎週のべ150万人のフォロワーに美しい言葉と心温まるストーリーを綴っている。邦訳された著作『自分にかけたい言葉 〜ありがとう〜』(講談社)は、韓国で30万部を超える。訳者:小笠原藤子 (おがさわら ふじこ)上智大学大学院ドイツ文学専攻「文学修士」。訳書に、『今日笑えればいいね 心向くまま自分らしく生きることにした』(小社刊)、『自分にかけたい言葉 〜ありがとう〜』(講談社)などがある。
父、愛猫に続いて、確執の深かった母を亡くした著者。その母の葬儀で、1匹の猫と出会う。小さなその猫が、止まっていた時間をふたたび動かし……。経験からつむぎだされた優しい箴言も随所に光る。今がしんどい人、老いゆく心身に向き合う人、大切なものを失った人、親との関係に悩む人、そして猫を愛するすべての人に贈る1冊。愛らしい猫たちや美しい軽井沢の写真を、カラー口絵と本文にたっぷり収録。味わい深い著者直筆コメントも必見!
突然の告知の衝撃、呼吸器をつけるかどうかの「決断」、「生きる」ことを再発見していく日々……難病中の難病といわれるALSの患者たちが、日本で初めて体験記を募集して編集した本。多彩な文章は心に響き、力強いことばからは元気をもらえる。珠玉のエッセイ集。
齢40が「不惑」だって!? 倍以上生きても惑うことばかり。絵描き屋稼業50年、未だ現役マツノマツコ。亡き母の介護に後悔あり。夫の突然死、自身のめまい、うつ、パニック障害…。数々の原因不明の病気と共に日々は続く。この年でわかったこと、わからないこと、後半生の泣き笑いをシニカルに描く、大人のコミックエッセイ。※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大すること、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
「弁当というものは,残酷だ.中学1年生で,私はそう思った.自分が背負っている家族を,小さな箱と向き合う度にいつも突きつけられる……どうかわかりませんように,気づかれませんように」.ANAの機内誌『翼の王国』の人気連載「おべんとうの時間」が誕生するまでの家族の軌跡.著者自身の「おべんとうの時間」がここにある.
いじめによる子どもの自殺が後を絶たない.生い立ちゆえにいじめや無視とたたかう日々のなかで,落合さんを支えたのは,母の温かな眼差しだった.「今度は,私がだれかを見守る番」と,自身の体験をふまえながら崖っぷちの今を必死に生きる若者たちに「生き急がないで」と熱く語りかける.
もし自分の顔に,目立つあざや傷あとがあったら…? そうした症状をもつ人たちが直面する,いじめや差別などの困難――見た目問題.当事者と共に悩み,失敗をくり返しながら解決に取り組んできた著者が,脱毛症,口唇口蓋裂,アルビノなど様々な症状の人たちの体験を伝え,家族や先生など周りの人はどう関係を築けばよいのかを考える.
ロマンの香り溢れる西域の秘境の旅路。西欧と中国、さらには日本にまでつながるシルクロ-ド。厳しい自然と闘いながら、先人たちが営々と築いたこの東西交流の道をたずね、いにしえ人の夢と憧憬のあと、歴史の息吹きをたどる――中国西域。広大な自然と厳しい環境の織りなす天然の神秘。シルクロードは、そのまっただなかを延びている。西欧と中国、さらには日本にまでつながり、文化と風俗と人情と……あらゆる人間の営みを交流させたシルクロード。先人たちが営々と築いた秘境の旅路をたずね、いにしえ人の夢と憧憬のあとをたどる。
外国からどう見られているかに過敏な日本人を、同じアジア人の視点であえて語る快著。中国的立場から作家の目で見た日本人論――よそ者(外国人)が日本について発言するとき、たいてい強い反撥を喰う。放っておいてくれ、というわけだ。そのくせ、外国からどういう目で眺められているか、日本人はひどく気にする。島国からくる過敏性であろうか。中国的なものの考え方から、同じアジアの日本人の動向を綿密にとらえる、深甚なるエッセイ集。
姉に似た達意の筆で弟が描く作家の素顔。好奇心が強くお転婆で、おだてに弱くせっかちで、やさしい人。生き生きと甦えるなつかしい面影――好奇心旺盛でお転婆で、おだてに弱くせっかちで、人には見せない地道な努力家、家族思いのやさしい長姉……。実弟が遠慮なく、あたたかく語る、素顔の向田邦子像。いきいきと甦(よみがえ)る、早世した稀有な作家の、なつかしい面影。姉に似た達意の文章で、もの書きという愉快な変てこ人間を描く、しみじみ楽しい好著。
95歳を超えてなお現役の作家であり続ける著者が、四季折々の花によせて人生の旅路をたどり幸福の知恵を伝える、珠玉のエッセイ集。
★グラミー賞15冠、CDセールス6500万枚、楽曲再生65億回ーー世界的歌姫が自らの半生を赤裸々に語り尽くした著者史上最高傑作!★米国Amazon2,600件以上で「星4.8」の超人気ベストセラー、初の邦訳!★「自分の本当の価値を見つけ出す」ためのパワフルなメッセージに勇気づけられる人が続出!世界で最も称賛されるミュージシャンの一人であるアリシア・キーズは、その魂のこもった歌詞、驚異的な音域、そして心揺さぶられるピアノによって世界を魅了してきた。しかし、華やかな人生を歩む一方で、人知れず個人的な苦しみを抱えていた――厄介で複雑な父親との関係、人を喜ばせたいという性格が高じて自らを追い詰めてしまった葛藤、恋愛におけるプライバシーのなさ、そして「完璧な女性であるべきだ」という期待からの重圧。有名になるにつれ、アリシアの「表向きの個性」が奥深くにある「本当の個性」を覆い隠してしまい、彼女は何年ものあいだ、自分の本当の価値に気づくことすらできなかった。こうして長いあいだ自らを抑え込む日々を送った末に、彼女はついに、ある「問い」への答えを求めはじめるーー「わたしは、本当は誰なの?」本書を通じて、アリシアは真実を求めようとする自分自身の姿を初めてさらけ出してみせた。自分自身について、自分の過去について、そして、自分の気持ちを犠牲にすることをやめ、自らを大切にしようとする確固たる思いについて。彼女が内側から変化していく姿を通して、ぜひ、読む人一人ひとりが「本当の自分らしさ」を見つけ出すヒントにしてほしい。
いきものがかり水野良樹と14人の表現者との対話『うた/ことばラボ〜「うた」と「ことば」についての14の対話』4月14日発売決定!デビュー15周年を迎えた、いきものがかりのリーダー、水野良樹が「聞き手」となって14人の音楽家・表現者と語りあってきた対話シリーズの出版が決定。ニューアルバム『WHO?』(3月31日発売)を携えて開催される有観客ツアー(4/14・15大阪城ホール、4/24・25日本ガイシホール、5/07・08幕張メッセ 国際展示場1〜3ホール、6/10・11横浜アリーナまで8公演)の初日である4月14日(水)に発売。時代が多様化し、音楽を取り巻く環境も変容する現在、さまざまな影響を受容しつつも「ことばと伴走するおと」「おとを導くことば」はいまだ人々の心を豊かさへと誘う。日日、「うた」と「ことば」に向きあい、表現を紡ぎだす実作者でもある水野良樹は、14人とどう対峙し、それぞれの創作の核心に迫るのか。対話の相手は、水野の問いかけにいかに手のうちを明かし、共振していくのか。なお、新藤晴一(ポルノグラフィティ)との顔合わせは、本書の出版を記念して行われた書籍限定の特別対話です。折りしものコロナ禍で日常の生活や表現活動において多大なる変化を迫られつつも、ひとことひとこと、誠実に積み重ねられた対話は、今を生きるひとびとの心に響くこと必至の1冊。 どうぞ手にとって、ひとりひとりの「ことば」をはじめてみてください。
幼時に発症した小児まひの後遺症で、右足が不自由な身となった著者。友人にからかわれたり、悔しい思いをしながらも生来の明朗な性格でハンデをはね返し、父が創業した会社を継ぎ成長させる。世界中を飛び回っていたある日、NYで見かけたキャスター付きの大型トランクをヒントに、機内持ち込みができ、身体を支える用途もこなす「スワニーバッグ」を開発し、ヒット商品となった。55歳から学び始めた国際語・エスペラントを通して、世界中に友好な交友関係を築いている。生後6ヵ月で罹った小児麻痺の後遺症で不自由になった右足。多くの苦悩があったから、障害のある人にもない人にもやさしい商品を作り出せた。あきらめず、追い求める。絶望を希望に変える、積極人生のススメ!本書で、私は生来の身体障害をばねにして闘ってきた「再生の物語」を語ろう。後年「不遇であったからこそ幸せになれた」と、思えるようになるのだが、いつしか81歳になり、次第に細る命への執着が頭をもたげてきた。自分と同じようなハンディキャップを背負って人生を精一杯生きている方々や、コロナ禍の世界で、仕事や家庭の中で今、様々な困難に直面している人にとって、自分の人生体験は何らかの役に立つ情報が含まれているかもしれない。清水の舞台から飛び降りる思いで、恰好をつけることも、背伸びすることもなく、素直に自分の経験を綴ろうと思う。(はじめにから)■目次●第1章 支えるニーズを知って・背負った因縁・障害克服・顧客開拓・悲願は年中商品・海外進出・突破、突破・誰もが師匠●第2章 支えるニーズに応えて・「支えるバッグ」ユーザーからの声・「支えるトランク」の発見 他●第3章 断食療法の科学・断食に魅せられて・奇妙な断食道場 ほか●第4章 未来の地球語とは・英語は真の共通語か・エスペラントを学び ほか■著者 三好鋭郎(ミヨシエツオ)株式会社スワニー相談役。1939年、香川県に生まれる。生後6ヵ月で罹った小児麻痺の後遺症で、右足が不自由になる。1964年より、株式会社スワニーの後継者として、スキー・防寒用手袋のセールスに世界中を飛び回る。ニューヨークで見たキャスター付きトランクを機内持ち込みサイズに小型化し、身体を支えながら運べる「スワニーバッグ」や、世界一小さく折りたためる車椅子「スワニーミニ」を考案しヒットさせた。社長、会長を経て、現在は相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
「このアイデアを使ってどんな話を作ろうか」と構想を練るのは、「この食材はどう料理すれば美味しくなるか」と考えること。ジャンルを越境して40年以上エンタテイメントの第一線で活躍する作家・山本弘が、自らの体験をもとに幅広く、丁寧に小説の作法を紹介する実践的創作講座、待望の書籍化。作家志望者はもとより、すでにデビューした人も必読の書。/【目次】はじめに 美味しい小説を書きたい人のために/小説を書きはじめる前に/アイデアは道ばたの草/穴を埋めれば宝が見つかる/キャラクターはレイヤーで考える/文章の師匠を見つけよう/駄作から学ぼう/あとがき/解説=芦部拓
『日本のヤバい女の子』の著者が贈るすべての女子へのエール! ガール・ミーツ・ガールから「未来の私たち」の物語が始まる。最強の応援ソングのように心強い、キャッチーで自由で繊細な最新エッセイ!
画帖片手の楽しい東京スケッチ散歩。上野から麻布までの珍道中。不思議な道順の種明かしは読んでからのお楽しみ――喧噪の上野駅から銀座を抜けて麻布まで……。今はない街並をなつかしみながら、路地に秘められた人々の歴史をひもときながら画帖を片手に歩くたのしみを、スケッチとエスプリに富んだエッセイで構成する、安野光雅の東京画36景。ただごとではないルートの謎ときは、さいごのページを読むまでのおたのしみ!
ギャル男が、途上国に小学校と病院を建設! 女好きでチャラい医大生が、渋谷のクラブでイベントを開催、そのお金で、カンボジアに小学校、病院を建設した。今どきボランティアのモデルを提示。こんな僕が、カンボジアに小学校を建てちゃいました! 第4回出版甲子園グランプリ作品。チャラくてもチャリティ! ――合コンとナンパに明け暮れていた医大生の著者が、ひょんなきっかけから、カンボジアに小学校を建設することを決意。狂ったようにチャリティイベントを開催し、わずか8ヵ月で完成へ。しかし、次の無医村に病院を建てるプロジェクトでは、140万円の借金を背負うはめに。彼の想いは実現するのか?
在日朝鮮人として生れた著者の、37歳で夭逝した魂の記録。差別と偏見の苦しい青春時代を越えて、生国・日本と母国・韓国との狭間に、言葉を通してのアイデンティティを探し求めて、ひたすらに生きた短かい一生の鮮烈な作品群。芥川賞受賞の「由熙」、そして全作品を象徴するかのような処女作「ナビ・タリョン」(嘆きの蝶)、「かずきめ」「あにごぜ」を収録、人生の真実を表現。
家族ってなんだろう ――母になったいま、かつて大人に問いかけた疑問の答えを――探してみることにした。移りゆく暮らしのなかで家族の機微を見つめた、おかしくせつない珠玉のエッセイ集。
■万葉集研究の第一人者で文化功労者の著者が、日本人の置き去りにしてきた大切な「忘れもの」をテーマにして好評を得たエッセイ・シリーズの最終巻。本書では、日本人の心の原点である「なつかしさ」や、小さいものを大切にする精神、情緒の創造性などについて軽やかに語りかける。ロングセラー「忘れもの」シリーズの文庫版完結! 解説は、哲学者で大阪大学総長等を歴任した鷲田清一氏。[目次]第1章 生きる第2章 慈しむ第3章 繋がる中西進(なかにし・すすむ)一般社団法人日本学基金理事長。文学博士、文化功労者。平成25年度文化勲章受章。日本文化、精神史の研究・評論活動で知られる。日本学士院賞、菊池寛賞、大佛次郎賞、読売文学賞、和辻哲郎文化賞ほか受賞多数。著書に『「旅ことば」の旅』、『文学の胎盤』、『万葉を旅する』、『中西進と読む「東海道中膝栗毛」』、『国家を築いたしなやかな日本知』、『日本人意思の力』、『情に生きる日本人』(以上ウェッジ)、『うたう天皇』、『楕円の江戸文化』(ともに白水社)、 『日本人の祈り こころの風景』(冨山房インターナショナル)、『こころの日本文化史』(岩波書店)、『ことばのこころ』(東京書籍)、『中西進著作集』(全36巻/四季社)ほか多数。※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本人の忘れもの 3』(2018年12月7日 文庫版第4刷)に基づいて制作されました。※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
《「妄想脳トレの最終形態」(山里亮太)》落とし物の数だけ物語がある――。軍手・アロンアルフア・靴底・PASMO・象のジョウロ・七夕の短冊・携帯電話のストラップ・ドアプレート・サングラス・伝言メモ・レモン・水菜・トング・ESPカード・VHSのビデオテープ・ハケ・ぬいぐるみ・子ども用バット・松竹錠など、路上で本当に見つけた様々な落とし物をめぐる50の妄想エッセイ集。
津和野に集まった職人たちの技と心。受け継がれてゆく伝統の美しさ。2001年春、津和野の町に和風建築の美術館が完成するまでを、職人たちの言葉を通して描く、書き下ろし長篇エッセイ。◎「サクラが咲いていた。あの日は卒業式のようなもの……職人たちの春であった。」◎「この本は、美術館の中身とは別に、和風建築のことや、ここに関わった職人たちとわたしの「生活と意見」を書き残しておきたいと考えて書いた。この建築物のあちこちに残っているところの「職人の仕事」の跡を見ていただきたいと思う。」<本文より>
エッセイとスケッチで綴る36の小説の娯しみ。樋口一葉『たけくらべ』から幸田文『おとうと』まで、なつかしい日本の心の情景。読んで歩いて描く大好きな小説36景――檸檬を一顆、美術書を積みあげた上にそっと置いてきた梶井基次郎のあとをたどって描く、京都河原町・丸善の面影。樋口一葉「たけくらべ」の吉原大門あたりから、幸田文「おとうと」の向島まで、こよなく読書を愛しむ画家が描く小説の舞台。懐かしい日本の36の風景を、スケッチとエッセイで織りなす珠玉の画文集。
元気と勇気がわきでる新・社会派エッセイ。日々の生活で出逢ったチョットいい人、いい話から旅の極意まで――お腹が出て、頭も薄くなりかけた猥談(わいだん)オヤジにホレてしまった理由とは? 新人のころ、自分の著書を売るためにとった書店での奇想天外な作戦とは? 日々の生活のなかで出会ったチョットいい人、いい話がいっぱいの、新・社会派エッセイ。ジョッキ片手に、リラックスしてどうぞ!
〈知の旅〉〈足の旅〉名手が綴る59篇。書物、映画、酒、アジア…「人生」と「旅」をキイワードに古今東西に思いを馳せる。心のおもむくままの旅――いつでも、どこでも、旅は始まる。日々の暮らしの中にも、心を澄ませばすぐ「旅」が見えてくる。本、音、食、酒への「知の旅」、アジア、アフリカ、ヨーロッパへの「足の旅」。「好奇心」をキーワードに、古今東西の異郷を探究してめぐり歩く、珠玉のエッセイ集。心ゆたかな名手がつづる。「旅」は今日も続く。
朝丘ルリ子、美空ひばり、松本清張ら有名人から、技術・演技・取材などまで、ドラマ作り27年の現場から、NHKの和田勉が語る、テレビジョンのおはなし。◎「和田勉のこと――NHKに電話して、所属部課名を云わずに名前だけでただちに交換台に通じるのは、おそらく会長以外は和田勉のみであろう。彼がNHKの顏だというのをいつも感じる。ドラマつくりの名人、「賞男」というのが和田勉のラベルだが、この記には長い演出生活での折々の寸感や登場人物との躍動したふれあいがある。天衣無縫な彼の言動の中に、かくも鋭く繊細にして、皮肉な観察の「演出家の手帖」があろうとは!」<松本清張「帯文」>
親と子どもが読んで心を通わせて下さい! 秋田の山と川を舞台に少年時代の活躍を描く漫画&エッセイ。心暖まる感動的なエピソードがいっぱい――釣りキチ三平が育った秋田の山と川を舞台に、夢多き少年時代の活躍を、生き生きと描く。ワンパク友達と一緒に愉快な川釣り、ユニーク先生が教えてくれた生命の尊さ、クジャクチョウを追っての失敗など、痛快かつ感動的なエピソードがいっぱい。子どもと親がともに読んで、心を通わせられる漫画&エッセイ。