【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
国内はもちろん、チベット、シベリア、パタゴニア……世界中のさまざまな道を歩いてきた。訪れる土地土地には、人の、動物の、あらゆる生き物の営みがあった――。カメラのレンズを通してその躍動を見つめてきた著者が、スケール感のある写真と瑞々しい文章で綴った地球の記録。命の輝きに触れ、思いがけない光景に出会える紙上のワールドツアーにいざ出発。どこまでも行こう、目の前に広がる果ての知らないこの道を!
家の片づけと資料整理が今のいちばんの課題。本棚の本を1冊1冊読みながら、もう心に沁みこんでいるかどうかを確認する。庭の草木は茂るにまかせ、畑は夏の暑さで去年とは違った様子を見せる。あせることなく急ぐことなく、でも退屈しない程度には忙しく。宮崎暮らしの2年目はゆっくりと過ぎていく。先のことを考えないので思いわずらうことは少ない。明日は何をするんだっけとサウナでぼんやり考えるのがリラックスタイム。幸せのコツがいっぱい詰まったつれづれノート42弾。
累計500万部を誇る、児童文庫のロングセラー作品、「クレヨン王国」シリーズ。この作品は、著者が暮らした、熱海や伊豆の豊かな自然を背景に生まれました。物語の舞台や、発想の元になった著者の人生をつづった36編のエッセイ集。<36編のエッセイのタイトル>●十二か月●パトロール隊長●花ウサギ●いちご村●白いなぎさ●七つの森●なみだ物語●月のたまご●およめさん●まほうの夏●春の小川●赤トンボ●新十二か月の旅●黒の銀行●森のクリスマス物語●ロペとキャベツの物語●水色の魔界●王さまのへんな足●109番めのドア●デパート特別食堂●幽霊村へ三泊四日●シルバー王妃花の旅●超特急24色ゆめ列車●とんでもない虹●12妖怪の結婚式●カメレオン別荘村●茶色の学校●タンポポ平17橋●三日月のルンルン●しっぽ売りの妖精●四土神●千年桜五人姉妹●道草物語●幾山河を越えて●月のたまご完結編●その後のクレヨン王国
試験に絶対出ないユニークな英単語、異様に長い地名、階級による発音の違い。イギリス英語からリアルな英国社会と文化が見えてくる!
何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである――。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき100個。(『つぶやきのクリーム』)森博嗣がつぶやくと、クールなエッセィになる。「カロリィゼロ」から「人生の勝ち負け」まで、ままならない世の中に対する森イズム。文庫書下ろし。大人気エッセィ 森博嗣《クリームシリーズ》1〜5 『つぶやきのクリーム』『つぼやきのテリーヌ』『つぼねのカトリーヌ』『ツンドラモンスーン』『つぼみ茸ムース』5冊合本版
幸せというのは、どこにでも落ちている。本を読む価値というのは、本を読んでいるその経験、その時間にある。だから、読んで忘れてしまっても良い──。人気作家、森博嗣の視点から見ると、世界はもっと自由で、シンプルだ。大切なぬいぐるみのことから、都会の脆弱性についてまで、驚異的説得力で読者を楽しく翻弄する人気エッセィ・シリーズ6〜10合本版!(講談社文庫)『つぶさにミルフィーユ』『月夜のサラサーテ』『つんつんブラザーズ』『ツベルクリンムーチョ』『追懐のコヨーテ』 クリームシリーズ 6〜10 合本版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。第59回文藝賞発表(選考委員:角田光代/島本理生/穂村弘/町田康)【受賞作】安堂ホセ「ジャクソンひとり」日比野コレコ「ビューティフルからビューティフルへ」【特集 魔女・陰謀・エンパワメント】対談:円香×雨宮純創作:王谷晶、カレン・ラッセル(松田青子訳)、近藤史恵、アリス・ソラ・キム(加藤有佳織訳)論考:木澤佐登志、北村紗衣、橋迫瑞穂、河西瑛里子エッセイ:吉村萬壱、平松洋子、鈴木みのり「現代魔女の基礎知識2022」円香・谷崎瑠美【新連載】岸政彦「クアトロ」【創作】小川哲・金子薫・水沢なお[特別対談]奥泉光×加藤陽子「眼前の「戦前」を直視する」「排除の暴力」がもたらす熱狂に抗うために 『この国の戦争』刊行記念トーク【特別セッション】阿部和重 聞き手:フィクショナガシン検索と風刺の作家は現在(いま)を書き続ける
ニューギニアの奥地で、今なお石器時代に生きる人々と接触することに成功、石斧製作の秘密をつぶさに観察して人類学上に貴重な貢献をした探検の記録。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。伝統行事を大切にし、季節の移り変わりを感じながら、毎日を丁寧に送る京都の暮らしごとには、自然と共存し、一日一日を心豊かに楽しむためのヒントがたくさんあります。本書では、京都にゆかりがあり、京都をこよなく愛する方々がそれぞれに見つけた小さな発見、日々の楽しみを、春夏秋冬、季節の移ろいを感じさせてくれる二十四節気ごとに、1日1ページで365日分ご紹介しています。京都に暮らす人も、よく京都を訪れる人も、いつか京都を旅したい人も、読むごとに、もっと京都が好きになる一冊です。<春>立春……鬼を追い払う柊鰯 雨水……京都の底冷え、綾部の雪 啓蟄……冬も春も美しい椿を愛でる 春分……好きな桜をめぐる幸せ 清明……十三参り──振り返らない渡月橋 穀雨……東山トレイルのパワースポット etc.<夏>立夏……色に目を奪われる葵祭 小満……夕涼みに蛍を見に川沿いに 芒種……雨に濡れた石畳の魅力 夏至……きゅうりを我慢の1か月 小暑……氷の節句の「玲瓏とうふ」 大暑……下鴨神社の御手洗祭へ etc.<秋>立秋……鴨川と鴨のお引っ越し 処暑……時間をかけてこその贅沢煮 白露……金木犀の香りを閉じ込める 秋分……色とりどりのトンボたち 寒露……’神の宿る草’でマコモスター 霜降……壮観な鳥辺野のお墓群 etc.<冬>立冬……七五三とあぶり餅 小雪……渋柿を干し柿、さわし柿に 大雪……今なお残る鬼より強い鍾馗さん 冬至……仕事納めの菜箸と灰汁すくい 小寒……冬だけのカリフラワーのパスタ 大寒……節分から始まる新しい春 etc.
〈暗闇にあるとき人は、一つの言葉を抱きしめるようにして生きることもあるだろう〉──確かな杖となる言葉を味わうエッセイ集。----------------------舟越保武、 志村ふくみ、石牟礼道子、吉本隆明、池田晶子、神谷美恵子、北條民雄、宮崎かづゑ、井筒俊彦……。言葉にならないものの波打ち際に立って言葉を紡いできた人々の、珠玉の名言と対話するように紡がれるエッセイ集。----------------------本当の誇りとは、誰かの役に立っていると感じることではおそらくない。それは愛される者であるよりも、愛する者であることを真に望む、自己への信頼なのである。(本文より)
近代日本文学を代表する文豪・太宰治の初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代作家による評伝など約300作品を収録した太宰治全集の決定版です。■目次【小説1】人間失格斜陽お伽草紙女生徒津軽パンドラの匣ヴィヨンの妻富嶽百景トカトントン走れメロス【小説2】ア、秋I can speak愛と美について朝あさましきもの兄たち雨の玉川心中老ハイデルベルヒ一燈陰火嘘右大臣実朝姥捨黄金風景黄村先生言行録桜桃おさんおしゃれ童子思ひ出親という二字女の決闘駈込み訴え佳日花燭風の便り喝采家庭の幸福貨幣鴎彼は昔の彼ならず玩具帰去来逆行饗応夫人狂言の神虚構の春魚服記きりぎりす禁酒の心グッド・バイ苦悩の年鑑故郷乞食学生古典風最後の太閤座興に非ず酒の追憶作家の手帖佐渡猿ヶ島猿面冠者散華失敗園十五年間十二月八日秋風記女類新釈諸国噺新樹の言葉新ハムレット親友交歓新郎水仙雀雀こ正義と微笑清貧譚赤心惜別善蔵を思う創生記俗天使ダス・ゲマイネたずねびと誰誰も知らぬ断崖の錯覚男女同権小さいアルバム地球図畜犬談竹青地図父チャンス千代女デカダン抗議鉄面皮東京だより東京八景道化の華燈籠二十世紀旗手女人訓戒庭葉薄明葉桜と魔笛恥八十八夜花火花吹雪母春の枯葉春の盗賊犯人眉山美少女美男子と煙草火の鳥皮膚と心HUMAN LOSTフォスフォレッスセンス服装に就いて不審庵冬の花火待つ満願未帰還の友にみみずく通信女神めくら草紙雌に就いてメリイクリスマス盲人独笑やんぬる哉雪の夜の話懶惰の歌留多リイズ律子と貞子令嬢アユ列車ロマネスクろまん燈籠渡り鳥【随筆・評論など】田舎者魚服記に就てもの思う葦川端康成へ碧眼托鉢人物に就いて古典竜頭蛇尾悶悶日記走ラヌ名馬先生三人春夫と旅行できなかつた話音に就いて檀君の近業について思案の敗北創作余談「晩年」に就いて一日の労苦多頭蛇哲学答案落第緒方氏を殺した者一歩前進二歩退却富士に就いて校長三代女人創造九月十月十一月当選の日春昼ラロシフコー正直ノオト「人間キリスト記」その他市井喧争困惑の弁心の王者このごろ鬱屈禍酒ぎらい知らない人無趣味義務作家の像諸君の位置三月三十日国技館大恩は語らず自信の無さ六月十九日貪婪禍自作を語る砂子屋パウロの混乱文盲自嘲かすかな声弱者の糧男女川と羽左衛門五所川原青森容貌「晩年」と「女生徒」私の著作集世界的私信或る忠告食通一問一答無題炎天汗談小照天狗わが愛好する言葉金銭の話横綱革財布「惜別」の意圖芸術ぎらい郷愁純真一つの約束春返事津軽地方とチエホフ政治家と家庭海同じ星新しい形の個人主義織田君の死わが半生を語る小志かくめい小説の面白さ徒党について黒石の人たち如是我聞「地球図」序『思ひ出』序田中君に就いて 田中英光著『オリムポスの果実』序『東京八景』あとがき『風の便り』あとがき『老ハイデルベルヒ』序『女性』あとがき『富嶽百景』序『玩具』あとがき『猿面冠者』あとがき『姥捨』あとがき『パンドラの匣』あとがき『ろまん燈籠』序…ほか
近代日本文学を代表する文豪・夏目漱石の、初期から最晩年までの傑作小説、随筆、評論、さらに同時代の作家の評伝など約160作品を収録し、読みやすく編集した夏目漱石全集の決定版です。■目次【小説】坊っちゃん吾輩は猫である吾輩ハ猫デアル(旧字旧仮名)三四郎こころそれからそれから(新字旧仮名)草枕二百十日野分虞美人草坑夫門門(旧字旧仮名)彼岸過迄行人道草明暗【短編・小品・随筆】幻影の盾琴のそら音倫敦消息京に着ける夕京に着ける夕(旧字旧仮名)自転車日記倫敦塔カーライル博物館文鳥夢十夜永日小品長谷川君と余思い出す事など子規の画子規の畫(旧字旧仮名)変な音變な音(旧字旧仮名)ケーベル先生ケーベル先生の告別戦争からきた行き違い初秋の一日三山居士硝子戸の中一夜薤露行趣味の遺伝手紙【評論・その他】吾輩は猫である(上篇自序)吾輩は猫である(中篇自序)吾輩は猫である(下篇自序)三四郎(予告)こころ(広告文)こころ(自序)こころ(予告)それから(予告)イズムの功過岡本一平著並画『探訪画趣』序学者と名誉家庭と文学鑑賞の統一と独立元日鬼哭寺の一夜木下杢太郎著『唐草表紙』序客観描写と印象描写教育と文芸虚子君へ近作小説二三について現代日本の開化好悪と優劣滑稽文学の将来コンラッドの描きたる自然について作物の批評「自然を写す文章」写生文処女作追懐談人工的感興人生鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年西洋にはない創作家の態度草平氏の論文について高浜虚子著『鶏頭』序田山花袋君に答う「土』に就て「土」に就て(旧字旧仮名版)長塚節氏の小説「土」坪内博士とハムレットつり鐘の好きな人艇長の遺書と中佐の詩『伝説の時代』序点頭録『東洋美術図譜』道楽と職業独歩氏の作に低徊趣味あり中味と形式夏何故に小説を書くか日英博覧会の美術品入社の辞猫の広告文『煤煙』の序博士問題博士問題とマードック先生と余博士問題の成行「額の男」を讀む批評家の立場文学雑話文芸委員は何をするか文芸と道徳文芸とヒロイツク文芸の哲学的基礎文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎文士の生活文章一口話文体の一長一短文壇の趨勢僕の昔マードック先生の『日本歴史』正岡子規満韓ところどころ水底の感無題明治座の所感を虚子君に問れて模倣と独立「夢のごとし」を読む余と万年筆予の描かんと欲する作品落第私の経過した学生時代私の個人主義【関連作品】文芸的な、余りに文芸的な(芥川龍之介)漱石山房の冬(芥川龍之介)夏目先生と滝田さん(芥川龍之介)葬儀記(芥川龍之介)漱石と自分(狩野亨吉)漱石氏と私(高浜虚子)埋もれた漱石伝記資料(寺田寅彦)夏目先生の俳句と漢詩(寺田寅彦)夏目漱石先生の追憶(寺田寅彦)俳諧瑣談(寺田寅彦)根岸庵を訪う記(寺田寅彦)漱石さんのロンドンにおけるエピソード(土井晩翠)「漱石のオセロ」はしがき(野上豊一郎)小川芋銭先生と私(野口雨情)夏目漱石論(森鴎外)漱石の人物(和辻哲郎)夏目先生の追憶(和辻哲郎)
50代、これからをごほうび人生にするために。40〜50代は、高齢期まではまだ時間はあるけれど、「もう若くない」「これからどうなるのか」と不安が募る年代。今までは「もっともっと」と上を目指していたけれど、いつかは「老いる」ことを受け止め、徐々に下り坂を経験しなければなりません。この「人生後半」を、どのように受け止め、過ごしたらよいか。暮らしを見つめる人気ムック「暮らしのおへそ」編集ディレクター・一田憲子さんが、これからの自分らしい「生き方」「暮らし方」を提案します。下り始めなければならない時がきたら、「『もう私は成長できない……』としょんぼり下るのではなく、上り道では見る余裕がなかった眼下に広がる風景をゆっくり眺めながら、ご機嫌に下りたいなあと思うのです。」(本書より)「老いる」ことによって体力は衰え、できなくなることは増えていくかもしれないけれど、歳を重ねてきたからこそ、今までとは違った気づき、発見に出会う楽しみもあるー。50代後半となった一田さん自身も迷いながら考え気づいた、これからの暮らし、人間関係、自分の育み方、学び、老いとの向き合い方、装いなどを提案。これからの人生に明かりを灯すエッセイ集です。
これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。
1990年代半ば、英国オックスフォード大学へユダヤ文学研究のため留学した著者の記録。40代目前の「中年男」として異国の地へ学びに行く不安と期待。そして、行く先々で出会うユダヤ人とユダヤにかかわる人びととの交流を描く。誰の人生にも岐路というものがある。私の場合は、イディッシュ語作家アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品との出会いがそれであった。……イディッシュ文学研究が予想もしなかった方向へと私を導いた。これも私のバシェールト(イディッシュ語で「運命」の意)であろう。人生とは分水嶺に落ちた木の葉のようなのかもしれない。イディッシュ語はイディッシュ語を知る前とは全く異なる世界へと私を導き、一時は死語になると危ぶまれた言語が、私の人生にパノラマのような視野を与えてくれたのである。これから記すオックスフォード大学でのユダヤ学研究こそ私の人生の分水嶺であった。(「まえがき」より)
永井荷風の名作・代表作を一挙収録した永井荷風全集の決定版。※本書は全5巻中の5巻目です。●目次四畳半襖の下張裸体談義猥褻独問答人妻十六、七のころ十九の秋小説作法桑中喜語黄昏の地中海巷の声洋服論夏すがた夏の町夕立虫の声冬の夜がたり冬日の窓雪の日にぎり飯羊羹西瓜枇杷の花墓畔の梅ひかげの花矢はずぐさ葡萄棚来青花古本評判記放水路水のながれ夜あるき町中の月路地霊廟申訳矢立のちび筆来訪者
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))【書籍説明】私は大学二年、19歳のときに初めて日本を出て外国へ行きました。準備したスーツケースは特大サイズ、洋服もできるだけ詰め込みました。家族誰も海外旅行をしたことがなかったので何もわからず、現地になかったらどうしようとひとり悩み、使い慣れたバスタオルやパジャマまで持って行きました。みなさんは、これから初めて海外旅行をされるのでしょうか。期待と不安でワクワクドキドキかもしれませんね。旅行中も予測できないハプニングで、事前に準備したとしても不都合が起こるかもしれません。それでもきちんと準備をした方が、初めての海外旅行への不安を少しでも減らせて、目的地への理解も深まり、旅行をもっと楽しめると思います。私は今や、どこへ行くにもデイパック1つでほぼ済むように、どうやって荷物を持って行かないかに心を砕いています。けど私も海外旅行を始めた当時はものすごく緊張していました。あれから何度も旅行するにつれて、経験から必要なものと不要なものの予測がつくようになり、準備が楽になったのかもしれません。私や周囲の人たちの体験に基づくこの本が、みなさんの事前準備に少しでもお役に立てれば幸いです。【目次】第一章 海外旅行の準備とは第二章 出発空港で必要なもの第三章 旅行中に必要なもの第四章 あると便利なもの第五章 その他第六章 準備リスト(まとめ)【著者紹介】中田あえみ(ナカタアエミ)東京都出身千葉県生まれ。海外在住期間21年以上、今まで訪れた国や地域は50か所以上で趣味は海外旅行とジム通い。シンガポール留学時代のエッセイ本『ひとりじゃなかった』上梓後、香港を拠点として経済とスポーツを中心に記事を執筆。最近はKindleで語学とビジネス系の電子書籍を出版しつつ、自分のジャンルを広げようと活動中。
終戦っ子の在日二世が自身の育った時代を語り、日本と韓国への熱い思いを伝える’語り部の書’本書は、植民地時代という苦難と激動の時代に日本に渡ってきた在日一世代の子として、著者の波乱の人生やビジネスでの実体験を通じての独特な視点で、在日二世が育った時代とその生き様や、日本や韓国そして在日の世界を語り、辛口も交えながらも、未来に向かって日本と韓国、そして若い在日世代へ思いを記した異色の書である。〔写真多数収録〕【主な目次内容】はじめに第一編 日韓の狭間で歩んだ人生第一章 文、そして岩本*岩本の由来 *色々ある私の名前 *私の中学・高校時代 *思い出深い大学生活 *就職の壁そして米国へ *米国での貴重な経験第二章 自分史の中で在日を考える*不法入国者になってしまった従兄さん達 *朝鮮人という言葉 *当時の在日の世界から思うこと 第三章 私にとっての日本と韓国*在日にとっての国籍とは何なのか *日本国籍を通して民族、国家とは何かを考える *私が感じる日韓の潜在意識の違い 第四章 在日と民族学校*在日と民族学校 *戦後の在日を巡る世相 *在日の構造変化と新たな民族学校の動き *在日にとっての変曲点 *新しい視点での在日 *正統性にこだわり過ぎる韓国 *歴史事実の確認第二編 現代韓国と日本、ビジネス体験から第五章 韓国での体験*見知らぬ土地から学ぶこと *韓国生活1年間の様々な体験 *4年間に2度の貴重な引っ越し体験 *韓国の地方を旅する *韓国に対する少し辛口の話 *対日フリーになれない韓国第六章 韓国企業の発展*韓国パワーの原点 *韓国企業の強さを理解する *若年層の雇用不安と少子化問題 *企業活動に悪影響を与える今の日韓関係第七章 日本のものづくりとアジア*日本のものづくり *アジアから取り残されかねない日本 *日本の若い優等生はアジアのエリートに太刀打ち出来るか第三編 日韓の歴史と東アジア第八章 日本と韓国の古代からの深い絆*日韓の古くからの縁 *日本語の中にある韓国語 *日本のヤマト言葉は古代の韓国語? *新撰姓氏録と渡来人 *白村江の戦い以降、近代までの日本 *新羅以降、近代までの韓国*日本、中国、韓国の文化源流比較 第九章 近世日中韓の体制構造の違いから学ぶ*それぞれの国が持つ元型(DNA)について *日本の東アジア侵略と文明衝突 *近世西洋・中国と江戸社会 *近世朝鮮と江戸社会 *これからの東アジアの姿
その時その時に考えたり、興味をもったりした問題をあれこれ気の向くままに。英文学者・評論家の著者が、シェイクスピア等を再考するための新視点を含め、日常見すごされがちな話題を軽妙な筆致と知的刺激に富む展開で綴る。(※本書は2021/5/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
骨折、米澤新聞社史、珍客、歯のはなし、当今男女事情、タダの人、PPK、靖国神社、後片づけ、梨、等々のテーマ258話。(※本書は2020/12/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
薩長の維新勢力から吹く風は、戦争だった。10年おきに戦争を起こし、ついに国を亡ぼした…。徳川発祥の地’朝敵’三河からはあたたかい平和の風が吹く。(※本書は2015/9/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
定年は人生の折り返し地点。勝負はこれからだ。老いを楽しむ、英文学者の生き方に学べ。団塊の人もまだ充分間に合う―。円熟の美学を生きる。(※本書は2012/5/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
骨董は歴史と文化の証言であり、美である。そして人間が織りなす物語を生む。40年にわたる蒐集の軌跡を自身の人生と照らして語る。(※本書は2006/1/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
碩学、硬骨の医学者が綴った痛快なエッセイ。読み進めれば、あの青春時代が眼前によみがえる。(※本書は2007/7/1に株式会社 愛育社より発売された書籍を電子化したものです)
日本感動大賞第4回大賞作品(応募総数1732通)を小説化。今秋、志田未来主演で映画化される、涙必至の感動実話。(あらすじ)結婚式からわずか五十日で隣からいなくなったあなた。わたしたちの結婚生活は、病院の狭いICUの中でした。残された日が少ないことを知っても、あなたの前では涙をこらえました。あなたには、最後の一瞬まで笑っていてほしかったから。だってわたし、道化師だもの。(※本書は2016/6/21に株式会社 リンダパブリッシャーズより発売された書籍を電子化したものです)
さよなら、「繊細すぎ」のわたし!「どうせ無理」なんてもう言わない。読めばじんわりと温もりが広がり、元気がどんどん湧いてくる、ZINEで大人気の作家が贈る自転車エッセイ集。----------------------ふとしたきっかけで乗った自転車が、生活を、心を、大きく変えた。心に怯えた犬を抱えて生きている著者が、電動アシスト自転車と出会って、小さな冒険を重ねていく。横浜の街へ、鎌倉へ。そしてロードバイクを手に入れて、真鶴へ、ついには海を越えて北海道へ。──自分の「できない」を乗り越えた女性の、勇気の物語。----------------------【目次】■はじめに■第一話……電動自転車との出会い■第二話……街場の自転車レッスン■第三話……いつだって行ける場所にはいつまでも行かない■第四話……「変化」がはじまった──夜のみなとみらいライド■第五話……いざ鎌倉■第六話……ロードバイク記念日■第七話……本当にロードバイクがやってきた■第八話……ツール・ド・真鶴(前編)──大冒険への扉■第九話……ツール・ド・真鶴(後編)──往復百五十キロの旅、時々雨■第十話……ライド・オン・北海道──苫小牧・支笏湖の旅■おわりに 未知なる道へ■あとがき
坂口安吾の代表作『堕落論』『続堕落論』『日本文化私観』『ピエロ伝道者』『FARCEに就て』『不良少年とキリスト』『安吾新日本風景』などの傑作評論、エッセイ、紀行文を多数収録した電子全集です。■収録内容諦らめアネゴ諦めている子供たち悪妻論足のない男と首のない男明日は天気になれ新らしき性格感情新らしき文学阿部定さんの印象阿部定という女甘口辛口哀れなトンマ先生安吾巷談安吾史譚安吾新日本風土記安吾の新日本地理安吾下田外史安吾人生案内安吾武者修業育児囲碁修業意識と時間との関係一家言を排す生命拾ひをした話『異邦人』に就て意慾的創作文章の形式と方法インチキ文学ボクメツ雑談インテリの感傷エゴイズム小論遠大なる心構大井広介といふ男大阪の反逆お喋り競争親が捨てられる世相温浴外来語是非咢堂小論かげろふ談義’歌笑’文化悲しい新風蟹の泡感想家の生れでるために巻頭随筆観念的その他気候と郷愁北と南教祖の文学――小林秀雄論後記にかえて〔『教祖の文学』〕切捨御免桐生通信近況報告金談にからまる詩的要素の神秘性に就て九段敬語論芸道地に堕つ戯作者文学論現実主義者剣術の極意を語る現代とは?現代の詐術講談先生呉清源枯淡の風格を排す碁にも名人戦つくれ小林さんと私のツキアイ娯楽奉仕の心構へゴルフと「悪い仲間」今後の寺院生活に対する私考今日の感想坂口流の将棋観桜枝町その他酒のあとさき作家論について志賀直哉に文学の問題はない市井閑談「刺青殺人事件」を評す思想と文学思想なき眼死と鼻唄島原一揆異聞邪教問答集団見合宿命のCANDIDE将棋の鬼勝負師処女作前後の思ひ出女性に薦める図書〔アンケート回答〕白井明先生に捧ぐる言葉新カナヅカヒの問題神経衰弱的野球美学論新作いろは加留多新春・日本の空を飛ぶ新人へ人生三つの愉しみ真相かくの如し神童でなかつたラムボオの詩深夜は睡るに限ること推理小説について推理小説論スタンダアルの文体砂をかむスポーツ・文学・政治相撲の放送青春論清太は百年語るべし世評と自分戦後合格者戦後新人論戦争論想片俗物性と作家醍醐の里第二芸術論について大望をいだく河童太宰治情死考ただの文学谷丹三の静かな小説愉しい夢の中にて堕落論続堕落論男女の交際について探偵小説とは探偵小説を截る単独犯行に非ずちかごろの酒の話地方文化の確立について散る日本茶番に寄せて長篇小説時評通俗作家 荷風通俗と変貌と月日の話机と布団と女D・D・Tと万年床帝銀事件を論ず貞操の幅と限界デカダン文学論手紙雑談てのひら自伝天才になりそこなった男の話伝統の無産者天皇小論天皇陛下にささぐる言葉当世らくがき帖ドストエフスキーとバルザック特攻隊に捧ぐ長島の死中村地平著「長耳国漂流記」夏と人形新潟の酒肉体自体が思考する二合五勺に関する愛国的考察西荻随筆日映の思い出日本人に就て日本精神日本の詩人日本の水を濁らすな日本の山と文学日本文化私観’能筆ジム’花田清輝論「花」の確立反スタイルの記パンパンガールピエロ伝道者悲願に就て人の子の親となりてヒノエウマの話百万人の文学便乗型の暴力ヒンセザレバドンスFARCEに就て風流フシギな女不思議な機構不良少年とキリストフロオベエル雑感文学と国民生活文学のふるさと「文芸冊子」について文章その他文章の一形式文章のカラダマ文人囲碁会分裂的な感想僕はもう治っている本因坊・呉清源十番碁観戦記本郷の並木道牧野さんの祭典によせて牧野さんの死…ほか
「倫敦塔」「幻影の盾」「夢十夜」「文鳥」「永日小品」など短編小説24作品、「私の個人主義」など文明論・文芸論を中心とした評論82作品を収録。名作を一気に読める電子版ならではの漱石全集です。●目次<短編・随筆>幻影の盾琴のそら音倫敦消息京に着ける夕自転車日記倫敦塔カーライル博物館文鳥夢十夜永日小品長谷川君と余思い出す事など子規の画変な音ケーベル先生ケーベル先生の告別戦争からきた行き違い初秋の一日三山居士硝子戸の中一夜薤露行趣味の遺伝手紙<評論>イズムの功過学者と名誉家庭と文学鑑賞の統一と独立元日鬼哭寺の一夜客観描写と印象描写教育と文芸虚子君へ近作小説二三について現代日本の開化好悪と優劣滑稽文学の将来コンラッドの描きたる自然について作物の批評「自然を写す文章」写生文処女作追懐談人工的感興人生鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年西洋にはない創作家の態度草平氏の論文について田山花袋君に答う「土」に就て長塚節氏の小説「土」坪内博士とハムレットつり鐘の好きな人艇長の遺書と中佐の詩点頭録『東洋美術図譜』道楽と職業独歩氏の作に低徊趣味あり中味と形式夏何故に小説を書くか日英博覧会の美術品入社の辞博士問題博士問題とマードック先生と余博士問題の成行「額の男」を讀む批評家の立場文学雑話文芸委員は何をするか文芸と道徳文芸とヒロイツク文芸の哲学的基礎文芸は男子一生の事業とするに足らざる乎文士の生活文章一口話文体の一長一短文壇の趨勢僕の昔マードック先生の『日本歴史』正岡子規満韓ところどころ水底の感無題明治座の所感を虚子君に問れて模倣と独立「夢のごとし」を読む余と万年筆予の描かんと欲する作品落第私の経過した学生時代私の個人主義<序文・広告文>岡本一平著並画『探訪画趣』序木下杢太郎著『唐草表紙』序高浜虚子著『鶏頭』序『伝説の時代』序猫の広告文『煤煙』の序吾輩は猫である(上篇自序)吾輩は猫である(中篇自序)吾輩は猫である(下篇自序)三四郎(予告文)こころ(広告文)こころ(自序)こころ(予告文)それから(予告文)
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給料が上がらない、正社員になれない、物価が上がり続ける、中小企業が儲からない……すべて、消費税が原因である。元内閣官房参与の経済学者と気鋭の公認会計士が、国家財政の視点と一般消費者の視点から消費税の問題点をあぶりだし、消費税のマイナス効果を国家財政の論点と家計の論点から経済のプロと税務のプロのタッグでわかりやすく解説! この本を読んだら、給与明細やレシートを見る目が変わる!