【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
バニヤン・ツリーの木陰で休んだ、熱暑のひととき。祭りの日に友人と遊び、柔らかな陽がさす池で沐浴した日々……。ベンガル地方の風や樹、可憐な花の香りと姿が、今も記憶の中で息づく。暖かな人々との交流、樹や花との語らい。名著『インド花綴り』の著者が、美しい調べのごとく、あなたの渇いた心を潤す、インドの人と森の物語。安らぎと静寂のインドが、ここにある!
『大菩薩峠』を堪能する安岡流変幻自在の筆法! ――『大菩薩峠』は、当初の仇討物語から、いつしか幽明の界(さかい)もなき世界へと分け入っていく。探索の旅は、龍之助を慕って殺される女たちの業(カルマ)、特異な才能を持つ人物たちの活躍、さらには転向、差別の問題から日本人の原点まで視野に入れて、幕末・庶民の稗史をも浮き彫りにしていく。著者の史観や人間観を示して、絶妙自在な構成で文学ジャンルの範疇を超越した傑作。読売文学賞受賞作。<上下巻>
これだけは見逃せない国宝・重要文化財の仏像や書画の至宝、372年ぶりに公開した金堂の五大明王の壁画、落慶法要を終えた観音堂、御室桜をはじめ四季折々の美しい風景など仁和寺の魅力を、第五十一世門跡自らがご案内します。1130年以上も教え伝えられてきた無形の宝である法流など、仁和寺の教えもわかりやすく解説。さらに門跡自身の体験を通した、祈りの大切さや人生観など、日々の徒然や人生の本質を語るエッセイに、励まされたり心和んだり……。カラー写真多数の豪華決定版! ぜひご一読を!!
気鋭の小説家、初のエッセイ集。パーティーもBBQもフェスも見当たらず、学生でもない。でもこれは紛うことなき青春だ! 会社の同期五人との、謎の熱狂。平日は毎晩のように誰かの部屋に集まり、一台のベッドにぎゅうぎゅう詰めで眠る。会社のロッカーに共用の風呂道具を入れて、仕事帰りにみんなで銭湯に通う。北は北海道から南は長崎まで、弾丸旅行へ行きまくる――。「私が体験した青春は、ジェネリックだったのかもしれない」。記録魔だからこそ振り返ることのできる、あまりにもさっぱりとした自虐エッセイ! どうか笑ってあげてください。
衣/食/住/健康&美容/仕事/趣味&娯楽/お金/人間関係/エイジングの9項目にわたり、悩み多き日々の暮らしを今よりもう少し快適に、もう少し楽しくやりくりするための群さん流100のルール&ヒント。○衣…「通販は寸法計測で失敗知らず」「新しい色やデザインへのチャレンジ方法」○食…「三食自炊を支えてくれる台所用品」「保存食はつくらない」○住…「使用期限を設定して清潔・快適に」「ネコと私の定番の香り」○健康・美容…「できるだけ自分の足で移動する」「年とともに入浴方法を変える」○お金…「ケチらず使って人生を楽しむ」「寄附のマイルール」○エイジング…「『なるようにしか、ならない』を受け入れる」「人生の終わりはなるべく簡単に」など。群さんが試行錯誤しながら見つけた、がんばりすぎずほどよく快適に暮らすための等身大の知恵が詰まったエッセイ集。
身だしなみの手を抜くと、おばさんではなく、なぜかおじさんに近づいてしまう50代。節分の豆を年の数だけ食べるのがきつくなり、体型崩壊により似合う服を探すのに四苦八苦、老後のための貯金はままならず…。思う通りにはならない人生、でもできないことはしょうがない。がんばらない、しがみつかない、無理しない。まずは身辺の小さなことからひとつずつ。さりげない日常を綴る極上エッセイ。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。ふりがな、ぬり絵つきで、お子様でも親子でも!「ゆるふわ昆虫図鑑」の人気キャラクター・タピオカガエルのタピオカ屋が主人公。書き下ろしを加えて待望の書籍化!【あらすじ】無口でちょっぴり不器用なタピオカガエル。ある日自分と同じ名前のついた魅惑の飲み物「タピオカドリンク」を飲んで、そのおいしさにびっくり仰天。自分でお店を開こうと試行錯誤の日々が始まる。やっと開店したものの、なかなかお客さんが集まらず…Twitterを中心に大人気「ゆるふわ昆虫図鑑」の人気キャラクター・タピオカガエルのタピオカ屋とそのお客さんをめぐる、ゆるくてほっこり癒しの4コママンガ。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。店の片隅で飲んだ、一杯の珈琲。気さくに話しかけてくるマスター。いつも同じ席に腰掛けて、新聞をひろげる常連客。懐かしく、そして、変わらない風景がある。47都道府県の歴史あり、物語ありの純喫茶110店を、文章と写真で永久保存した本書は、2013年、著者の山之内遼さんが魂を込めて書き下ろした一冊です。激変する世界の中で、変化しつつも変わらぬ場所を提供し続ける純喫茶ですが、その場所は永遠ではありません。2013年の製作中にも、何軒かのお店がその長い歴史に幕を下ろしました。本書はそういった閉店したお店も「110軒の記録と記憶」という副題にある通り、そのまま掲載しております。それから7年―――小さな喫茶店がその歴史を終えるのに、短くない年月が経ちました。掲載している喫茶店のうち、新たに20軒のお店が閉店していることがわかりました。私達が住む世界は、忙しなく変化し続け、その影でひっそりと、誰かの愛したお店がなくなっていっています。本書はそういったお店がこの世界に存在したことを記録し、保存しています。なくなったお店、まだなお営業中のお店、著者が大切にしていた110軒の物語をお楽しみください。
『文豪ストレイドッグス』の原作者・朝霧カフカ監修!漱石、鏡花や中也など、文豪30名にまつわるさまざまな聖地をエピソード込みで紹介!本書のカバーを飾るのは、中原中也と小林秀雄の鎌倉・妙本寺での「仲直りの図」。ときは中也の没年である1937年、海棠の花が散る美しい季節のことでした。文豪には、その生涯を彩るエピソードとセットになった、土地の記憶が数多く残っています。例えば......夏の夜、京都の街路をそぞろ歩くまだ学生服姿の夏目漱石と正岡子規。師・尾崎紅葉への軽口を許せず、自宅で徳田秋声に殴りかかった泉鏡花。銀座のバーで坂口安吾にケンカをふっかける中原中也。自宅の土蔵でロウソクを1本立てて創作に励んだという江戸川乱歩、川端康成の自宅庭先で歓談する、伊藤整と三島由紀夫、などなど。こうした逸話の舞台のなかには、私たちが訪れることができる文豪たちのゆかりの地がたくさん残されています。本書ではそんな文豪30名の聖地エピソードを、特に交流の深かったグループごとに紹介しています。お互いの関係がよりはっきりわかるよう相関図も掲載。第五章は、「畸人作家列伝」としてここまでのグループに入りきらなかった個性的なエピソードを持つ文豪たちの豪快なエピソードをまとめています。生身の人間でもあった文豪たちが実際の土地に残していった痕跡を愛で、往時に思いをはせていただけたら幸いです。イラストレーション:鈴木次郎
「前向きになった」「人生への向き合い方を学べた」「人に薦めたい!」と評判の喜多川泰作品から、 珠玉の言葉70篇を選び抜き、写真とともにまとめました。 閉塞的で先行きが不透明な今こそ読みたい、清々しく心の拠り所になるような一冊です。 一歩踏み出す友人や家族へのプレゼントにも最適。 <名言が載っている作品> ・「手紙屋」 ・「手紙屋」蛍雪篇 ・上京物語 ・賢者の書(新装版) ・スタートライン ・君と会えたから…… ・ライフトラベラー 人生の旅人 ・株式会社タイムカプセル社 ・きみが来た場所 ・運転者 本書は文庫『きみを自由にする言葉』に、最新刊『運転者』の名言を加え、再構成した書籍です。
子供の頃からひとりぼっちで、小学校、中学校でひどいいじめに遭い、自殺を考えた私が、立ち直ったのは母が教えてくれたオセロと、天王寺で出会ったストリートミュージシャンだった。歌を歌い、拍手を浴びるその姿に憧れ、私も歌を歌い出す。でも、それははかない夢で、夜間の作業をする仕事に就く。8年間そこで働き、そこでもいじめに遭った私は精神に障がいを来す。でも、今は元気、そんな私の小さな激白です。
読んだらすぐに試したくなる、大人が楽しいことばの遊び戦時中の替え歌、和歌や落語、しりとり、回文、アナグラム。七五調や韻の妙。マザーグース、不思議の国のアリス、クマのプーさん。和田誠さんが長年かけてこつこつ集めた〈ことばのトリビア〉を紹介します。ほのぼのする挿絵入り
青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成。青山二郎、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。文庫オリジナル。 〈解説〉林秀雄・宇月原晴明〔目次より〕I 青山二郎の話青山二郎の話青山二郎さんの思い出説明をしなかった青山さん青山さんの童心ははははは独創は真似からはじまるよく出来た田舎者芭蕉を偲んで和ちゃんの話悪いものは見ない青山二郎さんへの手紙女性的才能について――あるハガキ通信――II 小林秀雄の話あの頃の小林さんゴッホとロートレック真の恩人は小林さん小林秀雄さんの愛情私の一生に書いた作品の中で私の本箱凡て尊敬することだ二つの文体文学界の表紙III 宇野千代の話 青山二郎夜眼、遠眼、傘の内 青山二郎最も善く出来た田舎者――宇野千代さんについて 青山二郎〈巻末エッセイ〉淡島の家 大岡昇平中公文庫版『青山二郎の話』解説 林秀雄
心霊探偵八雲シリーズ、16年間分の魅力をぎゅっと凝縮。ここでしか読むことができない短編や、未公開のイラストギャラリーまで掲載。ファン待望の一冊がここに!!
大反響を呼んだ、『声を出して笑っていただきたい本』の続編がついに登場!モンスターエンジン・西森洋一が、独自の視点で周りの人間を観察し、笑いに変えていく異色のエッセイ集。約1年間の日記から厳選した109編を収録。続編から読んでも楽しめます!【著者プロフィール】西森洋一 (にしもり よういち)大阪府東大阪市生まれ。お笑いコンビ「モンスターエンジン」のボケ担当。2016年の元日から日記をつけ始める。毎月1回、1ヶ月分の日記を朗読する「日記ライブ」を開催中。2017年、「モノづくり東大阪応援大使」に就任。Twitter: @2431ae86YouTube: モンスターエンジン西森チャンネル発行:ヨシモトブックス発売:ワニブックス
『墨汁一滴』に続き、新聞『日本』に連載(明三五・五・五―九・一七)し、死の二日前まで書き続けた随筆集。不治の病についた「病牀六尺」の世界で、果物や草花の写生を楽しむ一方、シッポク談義、子供の教育論と話題は多岐にわたるが、旺盛な好奇心が尽きることのない子規の姿には全く目をみはらされる。 (解説 上田三四二)
明治三四年、子規三五歳。重い肺結核の症状に喘ぎながら、『松蘿玉液』に続き、新聞『日本』に連載(一・一六―七・三)した随筆集。多様多彩なテーマが、みずみずしくユーモアにあふれた筆致で綴られ、子規の精神に拡がりと深さが鮮やかに立ち現れる。近代文学の巨星=子規が随筆家としての真骨頂を発揮した書。 (解説 粟津則雄)
敗色が濃くなった太平洋戦争。日本は未曽有の食糧難に襲われていた。橘トシ子19歳。大阪の旧家のいとはんは国民学校の教師となるが、少ない燃料で大量の穀物が食べられるポン菓子の存在を知る。一念発起、ポン菓子製造機を作ろうと製鉄所のある北九州に女ひとり乗り込み、工場を立ち上げるために奮闘するトシ子。子どもたちを飢えから救い、復員した人々にポン菓子売りの職を与えた、実在の女性の人生を描く、感動の物語。
尾崎豊、三谷幸喜、川上麻衣子、上祐史浩、内田裕也……。もう一度会いたい人やもう二度と会えない人。テレビも雑誌も、猥雑な熱気に満ちていた1980、1990年代。忘れられない人たちと過ごした、濃密なひとときを綴るエッセイ集。
ママ共感! パパ必読!育児というデスゲームを生き抜くためにすべての子育て夫婦を救う、爆笑エッセイネットで話題沸騰!・男が出産前に買うべき三種の神器とは?・男の育児は「とりあえずワンオペ」から・理解ではなく「共感」が重要だ・なぜ男は「お手伝い感覚」なのか?・離婚に至る「四つの大罪」とは etc.どうして夫は分かってくれないのか? その悩み、すべてお答えします!
人を恋うること、愛すること、別れゆくこと……。千年の時を超えてもなお変わらぬ思いを、生き生きとした歌に残した万葉の人々。万葉150首について、その背景や人びとの心の情景を、作家ならではの目で読み解いたエッセイ。
ママ共感! パパ必読!育児というデスゲームを生き抜くためにすべての子育て夫婦を救う、爆笑エッセイネットで話題沸騰の子育てエッセイより、男が出産前に買うべき三種の神器とは?離婚に至る「四つの大罪」とは・・など必読の3章分を無料公開します!
若き日の福永の苦悩の日々を綴った『戦後日記』『新生日記』に加え、晩年の画文集『玩草亭百花譜』と年譜等を収録した最終巻。『福永武彦戦後日記』は2011年、没後32年を経て刊行され、1945年、46年、47年の日記が収録されている。45年は終戦後、疎開先の帯広から職を求め上京する生活、46年は妻と息子の待つ帯広への帰郷と教職へ就くさま、47年は結核に侵され帯広療養所での病中日記が記されている。翌年に刊行された『福永武彦新生日記』は、1949年と1951?53年の日記が収録されている。49年は東京清瀬の療養所での病中日記であるともに、家族生活の崩壊の兆候が記され、51?53年の日記では、妻と協議離婚後の入院最後の病中日記。両日記を通じ、福永作品読解のための様々な材料を見つけ出すことができる貴重な資料である。『玩草亭百花譜』は全3巻からなり、1975年夏以降、亡くなる直前までに福永自身が描いた草花を中心に構成された画趣溢れる画文集。他に単行本や全集に未収録のエッセイ、解説文、対談・座談などを収録。附録として、自筆書庫図、初刊版『塔』印税支払い通知画像に加え、「福永武彦年譜」も掲載。
真の国際人となるためには、おのれを知り、相手を理解しなければならない。アメリカ、フランスなどの特派員生活と、NHKの人気ニュース番組「ニュースセンター9時」のキャスターとしてブラウン管を通じて数千万の視聴者と接してきた経験から、政治、社会問題をはじめ、料理、ファッションに至るまで、ホンモノを求める著者の好評エッセイ第2弾。ミスターNHKの実践的国際人養成講座!
報道の現場に復帰した磯村尚徳は、水を得た魚のように再び世界を翔けめぐる。キッシンジャー、ジスカール=デスタンなど各国要人との会見、戦争の傷痕癒えぬサイゴン、思い出の地パリ……。著者は、激動の時代に生きる人々への共感や進むべき道への模索を、大上段にふりかぶらず、日常生活のレベルで語る。NHK人気ニュース番組「ニュースセンター9」の元キャスターのエッセイ。
沖縄戦での許嫁の死、生家の破産、離婚……。病弱な女ひとりの境涯を支えるため、細々とラジオに寄稿し始めて50年、一貫して無名の庶民の心性に寄り添い、魂の深部から響いてくる真実の言葉を刻み続ける。自然の風景に、仏像の佇まいに、平凡な暮らしの道具に、そして何より人の心の中に美を求める、珠玉の88篇が、厳しくもしなやかな半生の美への巡礼の足跡を指し示す。
「病気だって人生は楽しめる!」夢だった獣医師のキャリア、結婚、そして出産…、完治は難しいとされる難病「慢性疲労症候群」を患い、外出は車椅子、家に帰ればほぼ寝たきりという生活を送りながらも、夢を叶えた著者が見つけた人生を楽しむ秘訣。それは一見後ろ向きにも聞こえる、良くなることを「諦める」ことだった…。具体的な生活の工夫から、人生のやりがいを見つけるコツまで。本書を読むだけで、病気や悩みを抱えていても前向きに生きる気持ちが湧いてくる、著者流‘闘わない闘病’生活。目次1章はじめに2章ある日、突然の発症 ?歩くことすらままならない?原因不明の症状に苦しみ続けた20年目の春病名確定で思わずガッツポーズ!3章「諦める」ことで難関受験を突破!?努力や根性に頼らない?体が絶不調でも獣医師国家試験に受かったこんどう流「諦め」勉強術4章「自分専用ものさし」で嫌な家事も楽々クリア!料理、洗濯、掃除…完璧を諦める勇気を持つと「ありがとう」が増える法則5章自分を変えられないなら〇〇を変えてみよう!?動物の行動治療に学ぶ脳の機能障害への対処法?6章物わかりのいい人はやめて自分を肯定しよう!自分の「本当に」伝えたいことに気づくと相手にも伝わるようになる7章体が辛くて何も出来ないときの対処法「今やりたいか、やりたくないか」で物事を判断する8章「諦め」なくてよいものもある好きのパワーは無限大! そして本当にやりたいことのために限界の手前で休む9章ストレスが原因だと言われたとき?ストレスの原因を取り除くのは諦める?10章過去を後悔したときの対処法?楽しい、嬉しい、面白い、辛い、悲しい、悔しい、すべて合わさった自分に愛と賞賛を?11章自分に自信が持てなくなったときの対処法自分も誰かの「異世界の人」として役に立っていることを忘れずにいよう12章病気の人が病気の人を看病するとき?病気×病気 = 優しさ、楽しさ倍増?13章病気を抱えながら子どもを産むということ?亡き母の言葉が「覚悟」を与えてくれた?14章治らない病気とのつきあい方「諦める」=「治療しない」ではない15章治療だけを人生の目標にしない生き方
Z会進学教室のカリスマ教師、長野正毅先生の大好評ブログ3000話から著者&読者セレクトによる79選に書きおろし21話を加えて電子書籍化。子どもたちに教える日々の中で感じた、自分らしく生きることこそが大切であるというメッセージ、子育ての秘訣、そして幸せに生きるヒントなど、示唆に富む言葉があふれます。第1章「私」の人生を生きるわかっていても手は挙げない/いま何をしているか/誰と出会うのか/逃げろ!/自分にとって幸せか/あこがれ/見えているようで見えていない/あなたらしく/遠慮第2章 大人側の振舞いジョン・レノンにはなれないけれど/のぞきこまない/油断はできない/文化で守る/講演会/いずれは/愛情の表現/だんだん整理されていく/仙台での講演会のこと/話してよかったと感じさせているか/もう少しだけできること/どっちみち大切なのだから/秘めた可能性/マカロン/尊敬しない子どもが悪いのか第3章 幸せに生きるヒントそれでいいの哲学/てぶくろ/行動が情熱を生む/順番に/作っていく/かっこいい話/不眠症/何を見せているのか/待つことはない/電線の下/内側への旅/よくある話/自身で気づいている/セルフケア/豊かな人/前後際断/困るときは困る/捨ててしまう/過去で現在未来を縛らない/今日がその日/落ち着いて前進する/いいニュースと悪いニュース/幼な子/意識的なプラス/混乱の中で考えたこと第4章 不可解な人間として着ぐるみ/昔のビジネスホテル/思春期/清水港に/ハチミツ/飲み放題/もう一度見てみたくても/バス・ストップ/原点/結婚パーティー/大学生のころ朝の美しさ/思い出の約束/あなたにも幸せがありますように!/金山/バトン/リバーシブル/巨樹/突然犬が来ました/ちぐはぐ/クラシック音楽/くっきりしすぎて/ムアツふとん/非常にあやうい感覚/きみに伝えておこうと思って第5章 勉強ができるようになるには文化をつくる/文化は家庭でつくる/目指す山を決める/強制しない/勉強だけを肥大化させない/のびのび生活する/生きた語彙を増やす/手ぎわをよくする/「生活」から学ぶ/大人になる/ていねいに向かう/作業量を増やす/五感を使う/つまずいた問題を解き直す/夜ふかししない/編集する/足すより引く/教養を広げる/合格のその先を見る/昨日をふり返る本当の自分を「発見」するコラム あひる男/ぶ/頼むから帰ってくれよ/緊急入院/小さな出来事
2020年1月21日更新誤字脱字確認…………………………2020年1月20日更新誤字確認…………………………2020年1月19日更新誤字修正…………………………2020年1月10日更新誤字修正…………………………2020年1月10日更新誤字修正…………………………2020年1月9日更新青空文庫参照…………………………2020年1月9日更新誤字脱字訂正…………………………2020年1月9日更新余白をつけたす…………………………2020年1月9日更新 双子の星追加…………………………2020年1月8日更新挿絵挿入…………………………2020年1月8日更新挿絵挿入…………………………2020年1月8日更新銀河鉄道の夜 付属…………………………2020年1月8日更新誤字訂正………………………… ケンタウルス祭、プリオシン海岸、天気輪などの銀河鉄道の夜のモチーフを考察したエッセイとなっております。美麗なイラストとともに銀河鉄道の夜の世界をお楽しみください。
死にたくなるほど苦しい夜には、これは次に楽しいことがある時までのフリなのだと信じるようにしている。のどが渇いてる時の方が、水は美味い。忙しい時の方が、休日が嬉しい。苦しい人生の方が、たとえ一瞬だとしても、誰よりも重みのある幸福を感受できると信じている。その瞬間が来るのは明日かもしれないし、死ぬ間際かもしれない。その瞬間を逃さないために生きようと思う(九十九「昔のノート」より)芥川賞受賞作『火花』、話題の映画の原作小説『劇場』の元となるエピソードを含む100篇のエッセイからなる又吉文学の原点的作品『東京百景』が7年の時を超えて、待望の文庫化。18歳で芸人になることを夢見て東京に上京し、自分の拙さを思い知らされ、傷つき、苦しみ、後悔し、ささやかな幸福に微笑んだ青春の軌跡。東京で夢を抱える人たちに、そして東京で夢破れ去っていく全ての人たちに装丁を一新し、百一景と言うべき加筆を行い、新しい生命を吹き込んで届けます。