【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
滋賀県愛あふるるエッセイ。通過してても気づかない!?NHK朝ドラ『スカーレット』の舞台は、日本一スルーされる県だった!・実は琵琶湖が何県にあるのか知らない人は多い・「千葉」や「佐賀」とよく間違えられる・比叡山延暦寺は京都にあると思われている・鮒鮨の正しい食し方について などなど……おどおどした直木賞作家が、地味でマイナーな出身県の悲哀について、ユーモラスに語ったエッセイ。
銀色流生き方エッセイ。―外的要因に左右されない個人的幸福の試み―「すべての恋愛は片思いである」「人との関係」「私と仕事」「未完成さを受け入れる」など99のテーマについて、真摯に書き綴った随筆集。30年にわたる執筆活動を通して自問自答してきた2019年時点での結論を一冊に凝縮。
週刊朝日の超長寿連載「あれも食いたい これも食いたい」シリーズ最新刊。食への探求心は健在です。コンニャクの不思議/どや、タルタルソース/ラーメンライスの祟り/「ぶっこみ飯」出現/ワンタン麺の魂胆/わたしサクランボのファンです……など36本。
ドラマの怪演で大注目の女優・水野美紀が、出産前後で激変した生活を赤裸々に語る育児エッセイ。芸能人によくありがちなセレブ感皆無! あの林修先生も、奥様に「これを読んで育児の苦労を知ってほしい!」と言われた、共感必至の一冊。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。北海道から沖縄まで、全国47都道府県を完全擬人化の人気シリーズ「県民性マンガ うちのトコでは」4?6巻までを収録した豪華な超合本版!★人気の特別読み切りも4?6巻まで全収録!可愛いキャラが親しみやすく、小学生の日本地理の勉強にも役立つと評判です。※本電子書籍は、『県民性マンガうちのトコでは4?6巻』を1冊にまとめた合本版です。
5人のゲイが依頼人の人生を変える! エミー賞を2018年には3冠、2019年には4冠と、連続受賞を果たした世界的人気リアリティ・ショー『クィア・アイ』。その出演者<ファブ5>のひとり、ファッション担当タンがはじめて語る、過去と今、差別と多様性、自分らしさを貫く生き方とは。軽妙なブリティッシュジョークに満ちた、愛すべきエピソードの数々。
結婚だけではない。私は自分が努力家でないせいか、すべてものごとの結果は最終的には運だ、努力ではない。と思っている。(「はじめに」より抜粋)夫婦とは、結婚とは滑稽なもの。時には50年以上も一緒に暮らすことになる夫婦だが、わかり合えないから、理不尽だからこそ面白い。夫婦とは、家族とは、人生とは何か――。おしどり夫婦と言われてきた作家の三浦朱門との生活を綴った名エッセイが新装復刊されたものを電子書籍化! よく計算して決めたはずの結婚が、しばしば続かない例は世間に多いし、予期しなかった相手の性格が、夫婦の危機を救う場合もある。「ほとんどすべてが、予期しなかった結果」であるのが、結婚というものかもしれない。(「はじめに」より抜粋)
このこだわりが、傑作誕生のひみつ。気になることすべてにとことん迫る、きらりと光るエッセイ集。ショートショートの神様は、一度疑問に思ったら、考え抜かないと気がすまない! 今や国民的作家が、小学生時代、作文がへただった理由とは?(「作文の成績」) UFOは実在するのかしないのか、目撃例がふえても研究は進まず……。(「UFOの警告」) 薬がないと眠れない、でも全くつらくない!?(「不眠症二十五年」) 創作1000篇を目前にした著者が、絶えず世界を観察し、自己と向き合ったエッセイ36篇を収録。
「わがはいは ビールのすきなねこである」これは猫を詠んだ俳句ではなく、猫が作った、世界初の俳句絵本です。ほんとうは、南伸坊さんが作りました。「でも、自分が猫だったらどんなかな、と思って作ったので、ほぼ『ねこはい』」だと南さんは言っています。もっと猫になりきって作った、続編の『ねこはいに』もおさめて、贅沢な文庫版になりました。しかも、描き下ろしの「おまけ」もついている! 猫好きの方、必読です。
■ラグビーワールドカップのNHKラグビーテーマソング『ECHO』Little Glee Monsterをプロデュース!’99年に手がけたDOUBLE『Shake』のヒット以降、HIP HOP/R&Bを中心に多くのアーティストの楽曲・プロデュースを手かげてきた今井了介氏。音楽との出会い、プロデューサーへとなる過程、ヒット曲を生み出すまでなど、過去から現在、そしてこれから先の未来まで、音楽シーンにおけるプロデュース論を語った1冊です。第一章では今井氏の音楽家としての足跡を振り返りながら、どんな仕事においても役に立つポイントに触れています。第二章では、DOUBLE『Shake』、TEE『ベイビー・アイラブユー』、Little Glee Monster『ECHO』など代表曲8曲を選りすぐり、普段あまり語ることのなか ったメロディの裏側を解説。第三章では、Q&Aスタイルで分かり易く、一流プロデューサー独自のメソッドを披露していきます。「音楽」に興味のある人はもちろん、「仕事」に携わるすべての人が共感するポイントが満載の一冊になっています。(著者) 今井了介(判型) 四六判/248p<CONTENTS>第一章 僕が欲しいものは、すべて音楽の中にあった・自分で選んだものにしか夢は存在しない・根拠のない自信の対極に、圧倒的な冷静さがないと成功しない・やりたいことは口に出してみる・信じつづける才能・圧倒的であること、謙虚であること、寂しがらないこと・若さはパワーだ・「自分のため」「人のため」をハイブリッドにした未来第二章 きみがメロディを口ずさんだとき、僕はもうそこにはいない・DOUBLE『Shake』・Folder『I WANT YOU BACK』・Full Of Harmony『IN MY LIFE』・VOICE OF LOVE POSSE『VOICE OF LOVE~上を向いて歩こう』・w-inds.『New World』・TEE『ベイビー・アイラブユー』・Francfranc presents『Fun Fun Christmas』・Little Glee Monster『ECHO』第三章 これからの僕の行く先は、まだ出会っていない僕の音楽だけが知っている・音楽プロデューサーの仕事とは・音楽プロデューサーで良かったと実感するのはどんなとき・作詞作曲やアレンジにおける独自のメソッドは・迷ったときの判断として大切にしていることは・音楽プロデューサーとプレイヤーの決定的な違いは・プロの音楽家を目指すために、まずはじめなければいけないことは・プロデューサーのオリジナリティーとは など
未知の自分に出会う! 新しい私になれる自己プロデュース術! 「顔」や「髪型」「服装」と同じように、どうして、自分の「声」や「体」「感情」「言葉」に気を遣わないんだろう? 普段あまり関心をもたなかったモノを見詰め直せば、魅力的なひとになれる。20年以上、演出家として役者たちを間近で育ててきた著者が、自己プロデュース術を大公開。「新しい自分」を発見できる1冊。(講談社文庫)
これは世界一役に立たない‘お酒’の本です。でも、読むと人生が少しだけラクになる…かも。cakes連載『パリッコ、スズキナオののんだ?のんだ!』を書籍化酒にまつわるあれこれをゆるーく、ぬるーく、たまに真剣に書き綴る。人気酒場ライター2人による酒飲みユニット「酒の穴」による初エッセイ集!ナオ 最近の酒はどうですか? どんな酒ですか?パリ どうもこうも、なんていうか、「どうでもいい酒」って感じです。ナオ はは! 俺もだなー。つまり、日常的で、平凡な。<中略>パリ そうそう、でも「どうでもいい」って、こだわりを捨てたから自暴自棄にしか飲まないとかじゃなくて、どこで飲んでても楽しいし美味しい。ナオ まさに!(本文箸休め対談より)<プロフィール>酒の穴パリッコ、スズキナオの二人によって結成された、お酒の可能性追求ユニット。川面を眺めて酒を飲んだり、住宅街を散策したりするといった活動が中心。著書に『酒の穴』(シカク出版)『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(Pヴァイン) がある。パリッコ東京生まれ。酒場ライター、DJ/トラックメイカー、漫画家/イラストレーター。著書に『酒場っ子』(スタンド・ブックス)、『晩酌百景』(シンコーミュージック) 『ほろ酔い!物産館ツアーズ』(少年画報社)などがある。スズキナオ東京生まれ。大阪在住。フリーライター。テクノバンド「チミドロ」のメンバーで、大阪・西九条のミニコミ書店「シカク」の広報担当も務める。「デイリーポータルZ」「メシ通」等のWEBメディアで記事を執筆。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スタンド・ブックス)がある。人気酒場ライター、スズキナオ、パリッコによる、酒にまつわるアレコレをゆるーく、ぬるーく書いた‘初’のエッセイ集。【‘よむ’お酒 お品書き】はじめにポイントカードのポイントを使ってまで飲む会社の飲み会酒場のおつまみシェア問題酒のシメ問題酒と親族 泥酔した自分たちを見せあう謎酒の席の会話気になるあの店員さん酒場で出会った不快イ話ずっとほどほどに酔っていたい酒と睡眠箸休め対談1飲んで書いてれば酒エッセイ?高い酒と安い酒終電逃し酒と地面 私の失敗平成おじさん終電逃し その二酔描 ?初夏の公園にて?新幹線でどう飲むか素面面新しい酒のことわざ老舗酒場箸休め対談2あらゆる店がスタンド割烹?酒場のカオス仕事酒ノンアルコール飲料という存在酒としらたき酒場のマドンナ都市の隙間で飲む酒とバイキングベビーチーズはまだやれる居酒屋の名前常連考箸休め対談3ノンアル道注文のタイミング「混ざらない」問題酒とかくれんぼ必要ないのにやめられない「前飲み」の世界あらためて、チェアリングが楽しい酒と奇跡台所に立って鍋をしながら飲むのはどうか焼酎のタピオカ割り究極の酒のつまみは粒子系粋な飲み方箸休め対談4カレーは飲み物、唐揚げは粒子フェリーで飲む際に気をつけて欲しいことにんげんこわい二日酔いについて酒と幼なじみひとり酒、みんな酒今すぐ飲みたい!酒と生きる酒と劣等感酒とエッセイ(スズキナオ)酒とエッセイ(パリッコ)おわりに
ドラマ化決定の話題作がついに文庫化。愛が欲しくて愛に振り回された男の実話小説。忘れたくない失恋(かこ)がある。「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい」――憧れのクラスメイトに指摘された少年は、その日を境にうまく笑えなくなった。‘悲劇のようで喜劇な人生’を切なくもユーモア溢れる筆致で綴る作家・爪切男のデビュー作。出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女、新宿で唾を売る女etc.幼くして母に捨てられた少年は、さまざまな女性たちとの出会いを通じ、少しずつ笑顔を取り戻 していく。文庫には、アイナ・ジ・エンド(BiSH)による解説「死にたい夜を超えていく」を特別収録。 ドラマは2020年初春に放送予定。<本文より>私の笑顔は虫の裏側に似ている。学校で一番可愛い女の子が言っていたのだから間違いない。生まれてすぐに母親に捨てられ、母乳の出ない祖母のおっぱいを吸って育った。初恋の女の子は自転車泥棒で、初体験の相手は車椅子の女性だった。初めて出来た彼女は変な宗教を信仰しているヤリマンで、とにかくエロかった。そして今、震度四強で揺れる大地の上で人生最愛の女にフラれている最中だ。部屋の窓から鋭角に差し込む朝の光を浴びた彼女が、ヤジロベエのようにゆらゆらと揺れている 。
LINDBERGのボーカルの渡瀬マキ、人生初のエッセイ!LINDBERGのデビュー30周年を記念し、これまでの自身の歩みを思うままに綴った数々のエピソード。まずは、第1章、配信開始!以降、順次配信開始予定。
レスになるには理由(わけ)がある!アメブロ・メンタルヘルス部門 1位(2018/2/17―3/8)人気ブログ、待望の書籍化!ベストセラー『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』著者の宋美玄さん(産婦人科医)による解説コラムを各章末に収録。巻末には、女性向けAVの人気男優、一徹さんとの対談アリ。「好き」なだけじゃ、ダメなことがある――‘痛み’や‘自虐’をのりこえて性を悦び、また、愉しめる人生をつかむために。結婚当初から夫とのセックスが苦痛で悩んでいた「私」が、ブログに書き綴った実話をもとに再構成した実録エッセイ。大学時代からの付き合いで結婚した彼のことは、心から愛していた。だからこそ、セックスだけがうまくいかない現実を、どう受け止めていいのかわからなかった ……。その後、長い間、夫の性的な要求に応えられない自分を責め、うつ病や摂食障害を患った「私」を回復に導いたのも、やはりセックス。人を深く傷つけることもあれば、絶望の淵から救うこともできるのが性愛の力――多くの悩める女性たちにとって他人事ではない、一人の女性が選択した人生の進路とは。
「死についても楽しく考えた方がいい」。私たちはひとり生まれ、ひとり死ぬ。常に変わりゆく。だから、いくつになってもだれかを愛することは「有り難い」奇跡──私たちは人生の最後にどう救われるか。生きる幸せ、死ぬ喜び。魂のメッセージ。
開設からもうすぐ20年になる鳥取・野の花診療所。へき地医療、超高齢化社会、在宅医療など、現代の医療が抱える問題の詰まったこの場所は、死があふれているのに、なぜかあたたかい。医師のにごりのない目を通して描かれる現代の看取り。
落語家・柳亭小痴楽の書き下ろし初単著は、幼少期から現在に至るまでを綴ったエッセイ集。「枕花(まくらばな)」 とは、仏事用語で葬儀までの間に故人の枕元に飾る生け花のこと。亡き父・ 柳亭痴楽との思い出、人生観に影響を及ぼした作品との出会い、お世話になった桂歌丸の回想録、飼い犬との十六年を描いた短編など、一冊を通じて自身の半生を振り返る。「マクラ(落語の前の小噺)を頑張るようになったのは二ツ目になってから」と語る著者が、真打昇進を機に書き綴った二十一篇。母、兄との座談会の様子も収録。著者について1988年東京都生まれ。2005年10月 二代目桂平治(現:桂文治)へ入門「桂ち太郎」で初高座。2008年6月 父・柳亭痴楽の門下に移り「柳亭ち太郎」と改める。2009年9月 痴楽没後、柳亭楽輔門下へ。同年11月 二ツ目昇進を期に「三代目柳亭小痴楽」となる。2013年、落語芸術協会所属の二ツ目で構成されるユニット「成金」を昔昔亭A太郎、瀧川鯉八、桂伸三、三遊亭小笑、春風亭昇々、笑福亭羽光、桂宮治、神田松之丞、春風亭柳若、春風亭昇也と共に結成。2019年9月下席より真打に昇進。切れ味のある古典落語を中心に落語ブームを牽引する実力派。
10年に一人の美尻・すず屋。のファーストフォトエッセイ刊行!BL雑誌シェリプラスに連載されていた人気エッセイがついに一冊に! 「初めてのアナル開発の話」「童貞拗らせ男子愛」「兜合わせ」など、男の子のココロとカラダの秘密が満載。エッセイに未発表写真を加えたファン必携の一冊です!
運転免許を返納した。転倒が増えた――。85歳という新たな区切りを超えた作家が描く「老いの日常」。優先席での年齢比べ、一向に進まない本の整理、曲げた腰を伸ばす難しさ、隙を見ては襲ってくる眠気、病気との付き合い方。いずれも70歳代のころとは何かが徐々に変わっている。この先の時間に思いを馳せながら、年齢を重ねるなかで生じる失敗や戸惑い、さらに発見や喜びも余さずつづる、老いの日々のスケッチ。
駐日スリランカ大使が見た、日本の姿 日本で学び、日本を愛し、2015年から駐日スリランカ特命全権大使を務める著者が感じた日本の姿を綴ったエッセイ。スリランカの新聞に連載していたシンハラ語の原著を、著者と親交の深い天台宗泉福寺の副住職、浮岳亮仁氏が翻訳。日本人が見落としがちな日本の日常の素晴らしさを再認識できる一冊。
作文の得意な少女は作家への夢を追いかけた。第一章「<希望>を書く」…小学生時代の作文修業から作家デビュー、幾度の挫折を経て直木賞受賞までを描く半生の記に始まり、追いかけるアイドルではなく目指すべき表現者であった忌野清志郎論など全21篇。第二章「旅の時間、走るよろこび」…<旅のエッセイ>と見せかけて実はフィクションという見事な短篇小説「それぞれのウィーン」で幕を開け、「永遠、という美」と題したシャネルN。5のドキュメントがつづく。そして台湾、韓国、パリ、スペインへの旅、さらには那覇マラソンと西表島マラソンの鮮やかな記憶を綴る。第三章「まちの記憶・暮らしのカケラ」…住んでいる町の素顔から東日本大震災で失われた町、そして日々の暮らしを生き生きと描いたエッセイ17篇。
出向・配転に襲われる40代後半のサラリーマン諸君! トップと新人類にはさまれて悩みが深い。家庭と仕事をいかに両立させるか、会社処世もままならぬ。だが負けるな。いまこそ、自分のために生きよ。右顧左眄するな。かけがえのない人生を無駄におくるな。時には会社と対峙せよ。勇気の出る提言に学ぼう。
目の前のプレーそのものよりも、記録に残された、あるいは書き残されたものがもつ、もうひとつの野球の魅力を人々は知っている。実現されなかった可能性を残して逝った沢村栄治、幻の盗塁王ビリー・ハミルトン、神話を演じた男・山口高志など、幾多のプレイヤーたち。そして、黒人大リーガーの光と影……。これはボールに命運を賭け、伝説となった男たちに贈る讃辞なのだ! 「もう一つの野球」シーンを追いもとめた、芥川賞作家による入魂の日米野球エッセイ集。かつて野球少年だったアナタへ捧ぐ、白球に賭けた男たちの知られざる人生、夢と挫折!
おしゃれ上手は心が元気! 新しい季節に、ワクワクします。冬はジョッパーブーツできめようか。夏は無難に逃げず、フクシャピンクに挑戦しようかな。おしゃれ心を止めないで、勇気リンリン、前向きに! 着くずしてこそおしゃれ上級者、計算されたさりげなさが素敵、というイキイキエッセイ。
ちょっとしたセンスで、キッチンがこんなに楽しくなる! 食事というと……「ローズマリーの赤ちゃん」の悪魔のタニスのデザート、「ひまわり」の巨大オムレツなんか、印象的……イヤ、私のポート・リモーの朝食はあの日に帰りたいくらい……映画や思い出の中の食事、キッチン、食器、収納……夢から実用までキッチンの楽しさをパックしたエッセイ集。キッチンを愛しましょ!
まさにガーン! 直木賞作家・篠田節子が綴る、ふんだりけったり、ちょっとトホホな闘病&介護エッセイ。認知症の母につき合って二十余年、母がようやく施設へ入所し、一息つけると思いきや、今度は自分が乳がんに!? 介護と執筆の合間に、治療法リサーチに病院選び……落ちこんでる暇なんてない! 作家・篠田節子が乳がん発覚から術後までの怒濤の日々――検査、手術、還暦過ぎての乳房再建、同時進行で老健にいる母の介護――を、持ち前の取材魂をもとにユーモア溢れる筆致で綴る闘病&介護エッセイ。乳房再建手術を担当した聖路加国際病院・ブレストセンター形成外科医との対談「乳房再建のほんとのトコロ」も収録。
北大農学部出身の恋愛小説家が、約30種のりんごを食べ比べ! 文系理系の両視点から、りんごの魅力を綴りました。身近な果物でありながら、意外と知られていない、りんごの品種や栽培方法。サンふじと有袋ふじの違いって? りんごの‘お父さん’‘お母さん’とは? 蜜に秘密が? 物語に登場するりんごから、ジャムやジュース、思い出のあの味まで。奥深いりんごの世界を、一緒に旅してみませんか。
幼い頃から何度も眺めた絵本、学生時代に熟読した事典。生活実用書、経済学の本、スポーツ評伝、画集など。「図鑑好きが高じて図鑑を作ろうとしたことがある」と語る著者が、独自の感性でセレクトした58冊の読書案内。「開いたページを読んでみる」「このぐらい頭がよかったらなあ」など、ユニークな分類の全六章で構成。‘津村小説ワールド‘の源泉がここにある。<本書で紹介される本> デブの国ノッポの国/ことわざ絵本/セイシュンの食卓/紅茶で遊ぶ観る考える/この方法で生きのびろ!/妖精Who’s Who/チェスタトンの現代用語事典/ゴキブリだって愛されたい/キリンと暮らす クジラと眠る/秘密結社の手帖/世にも奇妙な職業案内/江豆町/広重ベスト百景/100+1 ERIKAS/働くオンナの処世術/「つながり」の精神病理/貧乏人の経済学/フィンランド語は猫の言葉/禁煙セラピー/ぼくのプレミア・ライフ/マルコ・パンターニ 海賊の生と死 ……etc.
1995年に生まれた少年少女たちは、社会や自然のうねりに巻き込まれながら生きる方法を模索してきた。ゆとり教育、東日本大震災、消費税増税など現代のピリオドとなるできごとが、たびたび試練として降りかかってくるためだ。 多感な中学・高校時代には震災が与えたショックに打ちひしがれ、大学時代にはゆとり教育の影響や、SNSで相互監視的になったインターネットを意識せざるを得なくなった。 本書では、そんな不遇に見舞われてきた23歳の著者陣が、実話をもとにした短編小説、漫画、エッセイなどさまざまな表現方法で自らのエピソードを語る。 新社会人を迎える世代が感じているリアルを伝え残す1冊として、興味を持っていただければと思う。