【ルポ・エッセイ・自叙伝】タグのライトノベル・小説
アフリカにさわりたい。アフリカを感じたい。サバンナのケニア、揺れる南アフリカ…。アフリカ大陸を駆け巡った長い旅の物語。ユーモアあふれるイラストと共に、個人旅行者の視点から旅の楽しさを描く。※本書は1993年に凱風社から刊行された『ゴーゴー・アフリカ〈上〉』『ゴーゴー・アフリカ〈下〉』を1冊にまとめ、さらにその後のアフリカ旅行も加えて再編集したものです。
【こだま最新作、刊行決定!】おしまいの地シリーズ、ついに完結!『ここは、おしまいの地』、『いまだ、おしまいの地』に続く、’おしまいの地’シリーズ三部作の完結編!累計22万部突破した衝撃のデビュー作『夫のちんぽが入らない』、第34回講談社エッセイ賞を受賞した『ここは、おしまいの地』、名エッセイストの仲間入りをしたこだまが放つ最新刊<内容>10年以上夫に誕生日を告げられない話、マルチ商法に漬かった母の話、ヨガ教室で反コロナに目覚めた父など、珠玉のエッセイを多数収録予定。【目次】先生のお葬式きょうが誕生日だってずっと言えなかったピカチュウの凧花火きれいでしたね抗鬱の舞何かに目覚めた私たちタイムカプセルの行方日記(2021年〜)父の終活直角くんあの時の私ですほか※本書は『Quick Japan』連載「Orphans」(2020年10月〜2021年12月)/ブログ『塩で揉む』(2021年〜)/『OHTABOOKSTAND』(2022年6月、7月)に大幅な加筆・修正を加えたものです。
一九八〇年、『時刻表2万キロ』の著者は全線乗りつぶしのため台湾へと向かった。戒厳令下で日本人観光客は団体ツアーばかりの当時、阿里山鉄道を筆頭とする狭々軌鉄道や、開通したばかりの超特急、砂糖会社線などを八日間で乗り尽くす。その後の八三年、九四年の全島一周達成の紀行を増補した著者台湾紀行の完全版。〈解説〉関川夏央(目次より)台湾鉄路千公里1 一九八〇年六月二日(月) 桃園国際機場/台北車站/自強号、往高雄/空襲警報時旅客須知2 六月三日(火) キョ光号餐車/対号特快車/阿里山森林鉄路/呉鳳旅社3 六月四日(水) 台糖公司虎尾総廠路線/集集線/海線、山線、循迴追分線/台中柳川西路4 六月五日(木) 東勢線・内湾線/淡水線・新北投/台北夜場5 六月六日(金) 濂洞・侯トン・菁桐/嶮路北迴線/花蓮新站6 六月七日(土) 花蓮港/太魯閣峡/狭々軌特急、光華号/台東市7 六月八日(日) 公路局公共汽車、金龍号/屏東線、東港線 終 章 あとがき台湾鉄路千百公里台湾一周二人三脚台湾一周、全線開通解説(関川夏央)
感覚体験を軸にした新しいデザイン教育プログラムをヨーロッパから発信する著者が、日常のなかでの感覚体験の重要性を綴るエッセイ。
読むと思わず誰かと語り明かしたくなる32の物語。「『鶴の恩返し』で去らない鶴がいてもいい」「『考えること』と『悩むこと』は違う」「青春の旅立ちは不安に負けている場合じゃない」「バランスよくマイノリティー感覚を経験すること」などなど。あるときは劇団の主宰者として、はたまたあるときは学校の先生として、そしてワークショップの講師として、人生相談の回答者として、さまざまな人の人生と向き合ってきた著者が見つめて考えた「生きる」についてのあれこれ。【主な内容】1 悩むこと考えること ほがらかじゃない人生相談 「考えること」と「悩むこと」は違う 2 大人の階段を昇るということ 守るものがないからすべてを守ろうとする若者達と 子供だと嘆くなら子供扱いをやめること 青春の旅立ちは、不安に負けている場合じゃない3 人を成長させること バランスよくマイノリティー感覚を経験すること 言葉をいつも思いに足りない 理解できないけどやってみるということ4 何者かになることは’成功’なのか かつて僕も「主役」ができる俳優になりたかった 俳優の夢を諦める年齢 「豆腐リプ」とは何者か5 ときにはロマンも必要だ 「生きる」とミニスカート 予備校の寮で人生を学んだ6 親と故郷 ずっと働いていた両親について思っていること 年末年始、あなたは親と話していますか?7 割り切れないからおもしろい 「逃げる」という選択 幸せとは何か? 僕はずっと問い続けている 人生の真実は0か100ではない 『鶴の恩返し』で去らない鶴がいてもいい本書の文章は、連載「ドン・キホーテのピアス」(1994年10月12日〜2021年5月26日号『週刊SPA!』〈扶桑社〉)をベースとして、再構成・加筆修正をしたものです。
太宰治の名作・代表作を一挙収録した太宰治全集の決定版。※本書は全6巻中の6巻目です。●目次田舎者もの思う葦碧眼托鉢川端康成へ人物に就いて古典竜頭蛇尾悶悶日記走ラヌ名馬先生三人春夫と旅行できなかつた話音に就いて檀君の近業について思案の敗北創作余談一日の労苦多頭蛇哲学答案落第太宰治の名作・代表作を一挙収録した太宰治全集の決定版。※本書は全6巻中の6巻目です。緒方氏を殺した者一歩前進二歩退却校長三代女人創造九月十月十一月当選の日春昼ラロシフコー正直ノオト市井喧争困惑の弁心の王者このごろ鬱屈禍酒ぎらい知らない人無趣味義務作家の像諸君の位置三月三十日国技館大恩は語らず自信の無さ六月十九日貪婪禍砂子屋パウロの混乱文盲自嘲かすかな声弱者の糧男女川と羽左衛門五所川原青森容貌私の著作集世界的私信或る忠告食通一問一答横綱革財布如是我聞…ほか全110篇
「私は幾度でも、奇跡の目撃者になりたい。そこに物語が生まれるから」──小説家の角田光代さんは、ともかくも心を強くしたいと切望し、二〇〇一年元世界チャンピオンの輪島功一さんが会長をつとめるボクシングジムに入会した。そこから、何度か生の試合を見に行くようになり、ボクシングのファンになった。角田さんは思う。「真の強さとは何かを思わず考えてしまうような試合を見たいものだ」。打たれても打たれても何度でも立ち上がり、懸命に戦う男たちの感動のドラマ。
2021年、シェイクスピア全集、個人全訳を完結した著者は、翻訳を開始する直前、年間100本以上のシェイクスピア劇を観続けていた。代表的14作品を、演じられた舞台に即して「男と女の力学」「闇の中の輝き」「この世は仮装パーティ」等のテーマに分類し、掘り下げていく。シェイクスピア劇が10倍楽しくなるエッセイ。文庫化にあたり、全集最終巻「終わりよければすべてよし」についての書下ろしと全作品翻訳開始後のインタビューを加えた。
「助平」は人類を救う! 今、「母権社会」を生き抜くには、男はやさしいヒモになりきるのがいちばん!!――性を知れば知るほど男の女の本性が見える。現代の性事情からは明るい未来はない。一休・良寛・一茶らの先人たちは生きていくうえで性をどう考えていたのか。古今東西の「性生活」と「性表現」を検証し、よりよい「性」のあり方を探る。●働いて金を稼ぐのが男性だと考えるのは、すでに古いとしかいいようがない。そんなことを考えて生きてきたから、男女の平均寿命に大きな差が生まれたのだろう。働いてストレスを宿し、そのストレスを解くためにも不節制な行為を繰り返す必要はなにもないといってもいい。――本文より
人間のやってることなんて、何て小さい!――流行とは、すぐ消えて無くなるもののこと。エコロジーだって、まやかしばかり。三百坪の畑を耕し、「銀河動物園」の15匹の動物たちに教えられる日々。もう世俗のことには、まどわされない。芥川賞作家が葉山の山の上で意志を貫いて生きる、確かな生活。目次から◎自然にも明らかに意志がある◎人は耕すことによってのみ生きよ◎草木語で話せるように◎わが家は銀河動物園◎「風の又三郎」になったアライグマ◎ヤギは草食動物ではない◎思い出のように生きたい◎美しき死の日のために◎素敵なぼけ方◎臨終とは、とつぜん列車に乗ること
「知識」より「知恵」のある者が勝つ――。他人からはアホだのケッタイだのと言われようが、混迷した時代を生き抜くのは大阪人の「底力」! そこにはしたたかに生きのびる知恵が詰まっている!!●現在でもガッコアタマ(学校頭)という言葉が大阪人の間では通用する。学歴、学校で教えられた知識がいくらあっても、それを応用する知恵がなくては世間的に評価されないということである。学歴があっても正しい知恵も具備する人間は滅多にいないということを知っている。もしも双方を兼ね具えていたなら役人になり悪知恵を発揮するだろうという。これは昨今の大蔵省、日銀の賄賂役人に通じる昔からの大阪商人の卓見だろう。――「まえがき――なにわ魂の原点」より●大阪という土地から芽生える思考と表現はたしかにケッタイである。ケッタイは怪体であり、怪態であるというが、この奇妙さは決して意識して生まれたわけではない。じわじわと歴史の土壌から湧き出したものが、無意識に骨の髄、脳髄の中枢の部分に宿ったと思われる。ナニワ遺伝子とでも名付けていいような気がする。拭おうとしても拭うことが出来ない。
談論風発。日本人の「正義」と「欺瞞」を衝く――モヤモヤを吹きとばす碩学の本音痛快討論。浮世の義理からお色気まで、二人のとどまるところを知らない知的関心の幅の広さに、読者の目がくらんでしまうこと確実。本書で世事人事を見極めれば人生は楽しみばかり!!本書の内容◎流行がすべてである ◎「三日三月三年」という ◎何よりも正義を愛す ◎テレビ人間と活字人間 ◎意地悪は死なず ◎助平を論じてエロスに及ぶ ◎投票すれども選挙はせず ◎君見ずや管鮑貧時の交り
心を癒し、心の軸をつくる――。「贅沢を妻子に教えるよりも、簡素を教えるために夫たるものがある」「蝋燭は周囲を照らすために、自分の身を焦がす」など、心に残る言葉と人生の訓(おし)え。現代人が避けて通れないストレスと上手につきあい、自分の心をやさしく癒すにはどうすればよいか。著者の体験と特異な視点から、対処する知恵と指針を示す1冊! ストレス社会をうまく切り抜ける処方箋!!1.趣味はゴロ寝が第一になっている2.煙草やアルコールの量が増してくる。3.今までやらなかったギャンブル(麻雀とか競馬、競輪、競艇、パチンコ)に手を出し、たちまち深入り傾向を示す。4.睡眠薬を用いていることを告白する。5.覚醒剤に手を染め、情緒不安定、行動の緩慢度が甚だしくなり、喉をかわかせ、やたらに唾液を吐き散らしたりする。6.家庭崩壊の兆し(不倫、経済無援助、暴力)を見せはじめる。大体、以上の項目の3つがあれば要注意である。彼らは思いつきの自衛策に走った心弱きものなのだ。
8年間の苦闘の叫びだからこそ、読むと勇気がわいてくる。脳溢血による半身マヒと失語症に苦しめられ、将来を絶望する作家。そこからの奇跡的な回復ぶりに、改めて人間の意思の力の大きさを知る熱血リハビリ記。NHKドラマ『父帰る』のその後の記録。感動を再び!●思えば病院は天国だった。退院すれば、すべて自分でやらなければならない。第1章 伝えようもない失語症の孤独を味わう第2章 めげずに、こりずに、繰り返す第3章 自分の力だけでどこまでも行きたい第4章 再発の恐怖といつも隣り合わせ第5章 書くことだけが復活の道だ●毎日、毎日、単調なリハビリが続き、多少うんざりしていた頃、テレビドラマの中で、小泉信三の言葉、「練習は、不可能を可能にする」を知った。僕は、「これだ、これだよ」と思わず叫んだのだ。そうだ、練習すればいいんだ。その時、僕の心は一点の曇りもなくなり、晴れやかな気持ちになったのを絶対忘れない。――「あとがき」より
旅支度は作務衣に紙袋一ツ。村人を集めて話をし、集まったお金は「村おこしのために」と置いてくる。量産体制でみかけなくなった「幻の芋」をたずねて歩く。格安パックの倍額のツアーを組み、誰もが満足できるように心を砕く。さまざまな町、人、味との出逢いが血の通う縁になる。日々のほとんどを旅に暮らす、旅の達人の名エッセイ! 個性的な旅のヒントも一杯!!
読まずにはいられない、放ってはおかれないという気持を読む人に与えるもの、それがおもしろさである。文章は、おもしろくなくては話にならない-。外山滋比古が、文章修業で学んだことを具体的にわかりやすく講義する40章。(※本書は2010/12/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
根本実当、当年八十四歳。過去を振返ってはいけないという内心の声もきこえるが、それなら’中じきり’として、くねくねのあとを振返ってみるのも一興だと思い、回想を文章にすることにした。(※本書は2008/3/1に株式会社 展望社より発売された書籍を電子化したものです)
一昨日の夕食は思い出せなくても、弁当の思い出は、鮮やかによみがえる。心の中に弁当が刻まれている。それが弁当の力だ。きっとあなたも弁当がつくりたくなる。人気コミック『玄米せんせいの弁当箱』にも関わった佐藤剛史が、あなたの「手づくり弁当」の思い出を、強い力に変える。(※本書は 2009/8/1に株式会社 五月書房より発売された書籍を電子化したものです)
「もうよかか。逝くぞ。」「頑張ったね、兄ちゃん。ゴールインだね。ありがとうね。」故郷長崎の西海の町(雪浦)と、大分由布の里山(庄内)を幾度も往復しながら、兄と一日一日を刻むように暮らした最後の日々。次々に浮かぶ思い出を綴りながら、私は何度か笑い、 何度か泣いた。生きていれば、どうしようもないことはいくつもある。 それが人生。兄との静かな最後の時は、丁寧に生きること、 心豊かに生きること、心を尽くして寄り添うことを教えてくれた。(※本書は2021/8/7に株式会社 リーブルより発売された書籍を電子化したものです)
シルクロード探険史の名著。大正初め、本願寺大谷光瑞の命を受けチベットに入った青木文教の克明なチベット紀行。4年間の滞在中に青木が見たチベットのすべて。(※本書は1995/12/1に発売された書籍を電子化したものです)
空想が日常の子ども時代、誰もが異世界へと旅する時間を持つ。物語に没頭する喜びは、ずっとあなたを支えてくれる。本を開いて、自分の中の子どもに会いにいこう。『クマのプーさん』から『ゲド戦記』まで――中島京子・初の児童文学エッセイ集。
【内容】今、話題の「夢グループ」社長・石田重廣氏の初の自伝エッセイ。福島訛りの話し方とスナックのママのような女性が登場、昭和の匂いがする通販CMが「一度観るとクセになる」と大反響!10億円超のヒット商品を30品以上持ち、芸能事務所も手掛けながら、年商200億円(関連会社含む)を超える企業に急成長した。しかし、その成功の過程には、いくつもの挫折と苦悩があった。波瀾万丈&ドラマチックな半生を辿りながら、石田流ビジネスのコツを初めて語る。【目次】1章 運があった! 通販CMが大反響、人生も好転2章 夢を追いかけた青春の日々、挫折も苦悩もあった3章 世間知らずでも、とことん突っ走って前へ、前へ4章 中国、香港で本格的なビジネスが始まった!5章 憧れの芸能の世界へ飛び込み、夢は広がった6章 お客さまに感謝! 新しい委託販売がスタート7章 僕が社長として大切にしている、ビジネスのこと8章 まだ夢の途中。人生をムダに生きたくないから【著者】石田重廣(いしだ しげひろ)夢グループ代表取締役社長。1958年福島県福島市生まれ。福島大学附属小学校・中学校から、名門東北高校の野球部に入部。甲子園を目指したが、やむなく断念。19歳で上京、大学受験を目指して浪人生活するも、親から仕送りされた受験料を友人に盗まれて大学受験を諦める。アルバイトや営業の仕事はすぐにクビになり、小さな広告会社を起業。仕事は順調に進み、30代で中国・香港から商品を輸入・通販する会社「ユーコー」を設立。さらに、2003年、芸能事務所「あずさ2号」を設立、その後社名を「夢グループ」に変更、通販と芸能事務所をメインに事業を展開。関連企業も含めると年商200億円を超える企業へと急成長した。最近は、自身が出演する通販CMが話題になり、今後は委託販売の全国展開を目指す。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【内容】出版業界で人気のデザイナー&イラストレーターである著者が、独身フリーランス女子の実態をすべて、ぶっちゃけます。「結婚しない」「営業しない」「後悔しない」をモットーに、イラストとマンガ、写真、エッセイで赤裸々に告白。右手にマウス、左手にごはん(二刀流か)、営業時間は一日24時間、年中無休(それって、ブラックだろっ)、忙しいときは時間がない、暇なときはお金がない(老後はどうなるんじゃ)と、思わずツッコミたくなる、フリーランスの日常がまるわかりです。果たして、天国か、地獄か?フリーランスの仕事がうまくいってない人、副業している人、「会社を辞めたい」「人間関係がめんどい」と、フリーを考えている人は絶対に読むべし。面白くて、不思議と元気が湧いてきます。でも、真剣に読まなくていいです。だらだら読んだら、いつの間にかほっとする本です。【目次】#01 仕事編#02 美容・健康編#03 恋愛・オトコ編#04 料理編#05 ストレス解消編#06 お金編#07 収納・インテリア編#08 ファッション編#09 お付き合い編#10 旅・レジャー編他のフリーランス&個人事業主はどうよ?編【著者】大塚さやか(おおつか さやか)1977年、茨城県生まれ。独身。フリーランスのデザイナー&イラストレーター。東京工芸大学芸術学部デザイン学科卒業。デザイン事務所や編プロ、出版社を転々として、29歳でフリーランスになる。大手から中小出版社まで、書籍の装丁、雑誌のイラスト、マンガの仕事をこなし、業界でのファンが多い。お酒と山をこよなく愛し、オトコはいらない。「長風呂+ビールロング缶で、ほとんどの悩みは消えてなくなる」と思い込んでいる。
【内容】『本所おけら長屋』シリーズの畠山健二と『食堂のおばちゃんシリーズ』の山口恵以子ふたりの人気小説家がタッグを組んだ類稀なるエッセイ集の誕生です!畠山健二と山口恵以子。今をときめく人気小説家が‘なぜか’連むようになって早数年…。全国各地の書店を訪問し、細々とトークイベントを展開。作風は異なれど、話芸も違えど、ふたりはおもしろい、いえ、おかしい。そんな両氏は、いかにベストセラー小説家になったのか?いかに‘人の心’をつかむのか?いかに書店さんへ足を運ぶのか?そうした理由が解き明かされる「至極のエッセイ集」が本書『猿と猿回し』なのです。【著者】小説家畠山健二1957年東京生まれ。大学卒業後、家業の鉄工所に勤めるかたわら笑芸作家として数々の演芸の台本執筆や演出を手がける。2012年『スプラッシュマンション』(PHP 研究所)で小説家デビュー。翌年から『本所おけら長屋』(PHP 文芸文庫)がスタート。2022年3月に最新刊である十八巻を刊行し累計150万部を突破。月刊『旅行読売』でエッセイを連載中。小説家山口恵以子1958年東京生まれ。早稲田大学卒業後、会社勤めをしながら、脚本家を養成するスクールに通いプロット作成を手がけるように。2007年『邪剣始末』(廣済堂出版*現・文春文庫)で小説家デビュー。2013年『月下上海』(文藝春秋)で松本清張賞を受賞。当時、社員食堂に勤めながら執筆活動をしていたことが話題となる。2015年〜『食堂のおばちゃん』シリーズ(角川春樹事務所)、2018年〜『婚活食堂』シリーズ(PHP文芸文庫)、2021年『ゆうれい居酒屋』(文春文庫)ほか著書多数。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。東京の道端で、大阪の喫茶店で、ハワイのエレベーターで、青島の海辺で、パリの地下鉄で……、さまざまな場所で見かけた女性たちとその装いを、はらだ有彩が独特かつ繊細で美しい文章とイラストで描いた一冊。
内容紹介ポジティブでパワーあふれる著者が、20〜40代女性の恋愛相談に回答! 恋愛以前でも、片思い・失恋中でも、道ならぬ恋をしていても、恋愛中でも、婚活中でも、結婚後でも、きっと役立つアドバイスが見つかる一冊。もくじはじめに第1章 恋愛以前1・彼氏がいたことがありません。恋愛はしなきゃいけないもの?2・自分に自信がなくて恋愛できません。どうしたら、私は恋愛できるでしょう?3・理想が高すぎて恋愛も結婚もできません。現実逃避してばかりの私に喝を!4・驚くほど男運がないのはブスだから? ひどい男とばかり付き合ってきました5・いつも恋愛で頑張りすぎてしまう。自分の気持ちに正直になるには?第2章 片思いと失恋1・片思いし続けて4年。思い続けるべきか、それとも、やめるべきか。2・素敵な彼を喜ばせたい! 好きバレせずに好意を伝える方法はある?3・お酒の力を借りてしつこく告白したら嫌われました。諦め方を知りたいです4・失恋後、ああしていたら、こうしていれば、とタラレバな後悔をしています5・好きな人は、とても大切な男友達です。この気持ちは伝えるべき? 隠すべき?6・1年も付き合ったのにスキンシップがないまま別れて、自信喪失しました第3章 道ならぬ恋1・遠距離の彼氏には彼女がいます。近場の彼氏も作ったけれど満たされません2・新しい彼女のいる元彼を好きになり、’都合のいい女’になってしまいました3・ファンとの恋愛はご法度の芸能関係の彼。どうしたら諦められるの?4・片思いの既婚男性を困らせたけれど、また普通に会話できるようになりたい!5・子持ちの既婚男性と3年不倫しています。別れるべき? 信じてそばにいるべき?第4章 恋人との関係1・彼が好きすぎて重い女になりました。依存しないためには、どうしたらいい?2・連絡をくれない、好きと言ってくれない、そんな彼と遠距離恋愛しています3・女性声優のライブに行く彼を許せない。我慢すべき? それとも伝えるべき?4・彼氏が他の女の子とイチャつきます。浮気されないかどうか心配です5・まだ好きだけど、別れるべき? いつも怒鳴る彼と半同棲しています6・24歳上の人と付き合っています。周囲から祝福されなくて悲しいです第5章 結婚したい1・彼と結婚したいのですが、どうしても恥ずかしくて話題に出せません。2・結婚を急かされるのが嫌な彼の押し方、焦らないで待つ方法を知りたい!3・結婚して専業主婦になりたいけれど、彼にはお金がない。愛があれば大丈夫?4・’理想の奥さん像’だという私と結婚してくれない元彼。どうしてなの?5・男女や結婚などについて、価値観が古い彼との結婚は諦めるべき?第6章 結婚してから1・入籍をしたら「本当にこの人でよかった?」と不安になってしまいました2・夫を愛しているのに、会社の先輩が気になります。この気持ちをどうしたら……3・彼のことが大好きで嫉妬深く、不倫を心配してしまうところを直したい4・W不倫から抜け出したいのにできない。どうしたら元の状態に戻れるの?5・結婚前の浮気を許したはずだったのに、日に日に憎む気持ちが出てきました
娘の目に映った’不世出の詩人’の真実。――父はお酒を飲むと、まるでたあいない子供になってしまう。そして酔ってくると、次第にお酒をびしゃびしゃお膳にこぼしはじめ、それにつれてお菜を、膝の上から畳の上一面にこぼすのだった。―― 室生犀星をして’不世出の詩人’と言わしめた萩原朔太郎。口語自由詩というスタイルを確立し、一躍時代の寵児となった朔太郎だが、その私生活は、風呂嫌いで、女物の下駄を平気でつっかけ、食事のときは前掛けをさせられていた、など驚くべきものだった。 いちばん間近で朔太郎の真の姿を観察していた長女・葉子が、父はもちろん、愛人をつくって家を出た母やいつも辛く当たる祖母のこと、そして室生犀星、三好達治、北原白秋、佐藤惣之助ら作家たちとの交流を克明に描いた文壇デビュー作。
墓じまい、親の介護と看取り、葬儀……。50歳以上なら誰もが身につまされ、心が波立つ数々のこと。体験と学問を往来し、現代日本人の魂の底に目をこらした思索の記録。第68回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。
死ぬまでにものを減らさなければならない。モノ、お金、家、財産、何も残さないので跡形もなく消えたい。曽野綾子の終活エッセイ。あなたは、「身辺整理」はじめていますか。死ぬまでにものを減らさなければならない。人間は死んだ後に何も残さないのが最高だから。モノ、お金、家、財産、すべてを減らして生きる。曽野綾子が贈る珠玉のエッセイ集。
折口信夫を知るならこの一冊!折口民俗学の中核となる代表的作品『古代研究 民俗学篇』全4巻/『古代研究 国文学篇』全2巻、折口が生涯にわたり書き改め続けた重要な論考『日本文学の発生 序説』、そして唯一無二の小説『死者の書』と、歌人・釈迢空としての全歌集・重要詩を収録した『釈迢空全歌集』を一冊にまとめた豪華合本版。