【ミステリー・サスペンス】タグのライトノベル・小説
人に似て人と異なる異類「血鬼」と人が共存する世界。王都・長春を守る薔薇衛の衛士・李桃李は、次期東宮と目される靖親王から友として望まれ親しく仕えている。彼は、かねてより都の夜闇を跋扈し、悪事に手を染める官僚・太監らを屠ってきた義賊「蝙蝠」を追い続けてきた。だが、蝙蝠の正体は、妖しい美貌で桃李を幾度となく誘惑した「月下茶荘」の主人・イバラであり、あまつさえ、かつて東宮位を廃された殷親王・荊棘その人であったと知ってしまう。幼き日の一度の逢瀬で、桃李の心を奪った荊棘。煌らかな美貌と文武両道をもって、将来を嘱望された彼が突如位を廃されたのは、藍宰相一派がいつわりの罪を捏造したからではないのか――。陰謀を察した桃李は、血鬼に身を堕とし苦しむ荊棘を救わねば、と決意するが……!?
H県警捜査一課に一通のメールが届いた。3年前の未解決殺人事件「冬湖楼事件」の重要参考人で行方不明の阿部佳奈を名乗り、出頭条件に新宿署の刑事・佐江による保護を求めていた。凄腕のマル暴だが刑事を辞める決意だった佐江は、H県警の若手刑事・川村と未解決事件や阿部の動きを捜査する。佐江は阿部と待ち合わせるが、そこに殺し屋が──誰が裏切ったのか!? 圧倒的熱量! 人気漫画「YUKITO 雪人」原作シリーズ待望の新作!!
古武道の達人にして民俗研究会の美少女(?)・諸星比夏留と高校生ながら民俗学の天才・保志野春信たちの楽しい冒険シリーズ完結編! ――それを開くと、世界の立て替え・立て直しができる「天岩屋戸」が、「常世(とこよ)の森」にあるという。近づく者の不審な死。校長と顧問の怪しい行動。比夏留(ひかる)たちの危険な冒険が始まる。今回も、ギャグありユーモアあり笑いあり駄洒落ありノリツッコミあり、それに恋と涙もちょっとありの、楽しさ満載、伝奇学園シリーズ・完結編。
南海の無医島に赴任した青年医を襲った恐怖の元凶とは? 人気作家の私家版秀作集、堂々登場! ――南の無医島に赴任した青年医を待ち受けていたのは、島の奇妙な風習。それは、美しい自然に似合わぬ人間くさいものだった。やがて島に発生した伝染病の謎とは? 恐るべき惨劇の真相とは? 超人気作家が20余年前に自信を込めて私家版とした「幻の名作集」が、堂々とよみがえる。ファン必読の作品集!
美人実業家はなぜ殺された? 遺産は誰に? 美しい風景が凶々しい殺意を演出する! ――美しい日本海沿いに走る、特急「白鳥」の車内で殺されていた女性は、一代で財を築いた実業家だった。その莫大な財産を継ぐのは、前夫、姪など3名。十津川・亀井コンビが捜査を始めると、第2の事件が。こんどの被害者は、女性実業家の片腕だった副社長……。ふたりの死が意味するものは何か? トラベルミステリーの王者の会心作。
元国務大臣は、なぜ浮浪者になって凍死したのか? 抜群の着想が光る人気作家の異色作集。人間のロマンと背中合わせの恐怖を描く――晩秋の上野公園で、浮浪者が凍死した。今年第1号の凍死者と新聞が報じたことから、その素性が判る。意外や、大臣経験もある有力代議士だった。なぜ彼が浮浪者に? 上司の密命で、十津川警部は真相を追及する。すると、またも奇妙な変死事件が発生して……。多彩にミステリを書き分ける当代の人気作家が、短編の妙を展開した秀作集。
’警察が治安を守り、教師を教育に専念させる’ため設立された学校内警察制度。アメリカや韓国に次ぎ、日本初のスクールポリス・嶋田隆平が赤嶺中学にやってきた。嶋田は独自の職務理念を貫き、波乱を巻き起こしながら、セクハラ・授業妨害・ネットへの晒し行為・ストーカー……生徒や教師たちの間に潜んでいた問題を次々と暴き出して――。息つく間もない展開で感涙のラストまで駆け抜ける、極上のエンターテインメント小説!
大スランプ中の小説家・吉岡真紀(ペンネーム水沢玲)は、実家近所のマンションに引っ越し早々、隣家の女・若田が発する騒音に襲われた。若田は早朝にもかかわらず、ベランダに干した布団を激しく叩きつけ、轟音を撒き散らすのだった。真紀の苦情を物ともせず’音’はエスカレート。執筆はいっこうにはかどらず、夫や幼稚園に通う5歳の娘との関係も悪化する一方。心の平穏を失った真紀は隣人とのいざこざを小説に書いて反撃に出ることに。その作品「ミセス・ノイズィ」は評判を呼ぶが、やがてSNSで炎上、二人の女の運命を狂わせる大事件へと発展して……。2019年秋、東京国際映画祭・スプラッシュ部門のワールドプレミアで大反響、劇場公開が熱望されながら、コロナ禍で公開が延期となっていた話題の映画作品を監督自らが小説として書き下ろした、衝撃の一作です!
刑事(デカ)の本懐。辰見悟郎、生涯最後の事件! 介護ビジネスの裏の顔は――辿り着いた真相とは!? 書下ろし大好評シリーズ第11弾!下町ヤクザの三代目が目論む介護ビジネスの裏の狙いは!?向島の老舗暴力団で老いた親分の介護をする構成員の赤木と、任用延長で再び現場に戻った刑事・辰見は長年の顔見知りだった。赤木とともに介護を手伝う外国人家政婦から「親分が殺される」との相談を受け、管轄外にもかかわらず独自に捜査を始める。班長の稲田小町も相勤者として調べを進めると、やがて意外な真相が――辰見が挑む生涯最後の事件!
むき出しの衝動と欲望。子供たちは無邪気で残酷だ。小学校5年のクラスで、女子生徒が標的となったとある「遊び」。道徳の時間、その犯人捜しが行われるが、小さな嘘によって事態は紛糾し─(「道徳の時間」)。孤高の幼稚園児タカシは、保育園上がりのコウジとともに、園内で強大な権力を持つクラトに闘いを挑むが…!?(「園児の血」)。鬼才・前田司郎による、恐るべき子供の世界を描いた2編、待望の文庫化。少年少女から繰り出されるキラーワード達はたちまち幼少時代の生臭さや、無意識に感じていた羞恥心、心の憤りなどさまざまな感情を呼び起こした。──森山直太朗
柔肌を狩る連続猟奇殺人の真相を暴け!!未解決事件極秘捜査班の戦い! ハードサスペンスシリーズ出動!未解決の難事件捜査に四人の異端児刑事が挑む!剣持直樹は警視庁で非公式に結成された極秘捜査班の主任だ。初動捜査で解決できない殺人事件を専門とする四名のチームはダミー会社「桜田企画」をアジトに事件を解決に導いてきた。代々木公園で見つかった女性の全裸絞殺死体に残された精液は、十日前に起きた殺人事件のものと一致。だが、重要参考人にはアリバイが…。『警視庁極秘捜査班』改題
唯一無二のリアルタイム・ミステリー。映画化もされた大ヒット作『スマホを落としただけなのに』で有名な気鋭のエンタメミステリー作家の最新作は「リアルタイムパパ活ミステリー」。生活苦に悩む大学生の咲希が美人でやり手のパパ活女子・里香に誘われてパパ活に足を踏み入れるAパート(平成30年6月から)と女性週刊誌で働きながらもファッション誌への憧れを棄てきれない編集者の友映が女子大生連続殺人事件の犯人を追うBパート(令和2年2月から)から成り立つ小説です。恐ろしくもきらびやかな「パパ活」の世界で起きる不可解な事件に加え、時系列ですすむ物語には「コロナウイルス」「芸能スキャンダル」の影響が。読めば2020年を感じられる、1粒で3度おいしい唯一無二で至高のエンタメ小説です。
アスタルト王国の錬金術師テレサとエミリアはセフィラ教会の聖地《水銀塔》へ赴いた。《始まりの錬金術師》の遺産が眠り’神隠し’の噂が囁かれる塔にはバアル帝国の錬金術師ニコラ、教会聖騎士団や巡礼者らが集っていた。だが突然の嵐で塔は孤絶。聖騎士が首無し死体で発見され次々と犠牲が……シリーズ第2弾
名探偵エラリイが導き出した、十二年前の毒殺事件の真相とはいったい? 巨匠クイーンの〈ライツヴィル〉ものの秀作、新訳版刊行
日常に潜む、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒猫」と、彼の「付き人」をつとめる大学院生は、美学とエドガー・アラン・ポウの講義を通してその謎を解き明かしてゆく。記念すべき第1回アガサ・クリスティー賞受賞作『黒猫の遊歩あるいは美学講義』からはじまる第一期《黒猫》シリーズ全6巻を収録した合本版が登場!
税金滞納者から問答無用で取り立てを行なう、みんなの嫌われ者――徴収官。そのなかでも、特に悪質な事案を担当するのが特別国税徴収官(略してトッカン)だ。東京国税局京橋地区税務署に所属する、言いたいことを言えず、すぐに「ぐ」と詰まってしまう鈴宮深樹(通称ぐー子)は、冷血無比なトッカン・鏡雅愛の補佐として、今日も滞納者の取り立てに奔走中。鬼上司・鏡の下、ぐー子は、人間の生活と欲望に直結した、’税金’について学んでいく――仕事人たちに明日への希望を灯す、今一番熱い、前代未聞の税務署エンターテインメント・シリーズ4冊が待望の合本版として登場!
犯行現場で警察に射殺された少女――その体には、悪夢のような傷が刻まれていた。MWA賞受賞作家が放つ、戦慄の犯罪小説。〈グラント郡〉シリーズ第2弾。賑やかな週末のスケート場で起きた発砲事件。仲間といた少年が襲われ、犯人の十代の少女は警官によって射殺された。現場付近のトイレから未熟児の遺体が見つかり、少女の赤ん坊と推測されるなか、検死官サラは彼女の亡骸に暴行とレイプの痕跡を発見する。だが少女の下腹部には、出産できないようにむごい傷がつけられていた。捜査が暗礁に乗り上げたとき、さらにひとりの少女がさらわれ――。■カリン・スローターの好評発売中既刊〈グラント郡〉シリーズ『開かれた瞳孔』『ざわめく傷痕』〈ウィル・トレント〉シリーズ『ハンティング 上・下』『サイレント 上・下』『血のペナルティ』『罪人のカルマ』『ブラック&ホワイト』『贖いのリミット』『破滅のループ』一話完結作品『グッド・ドーター 上・下』『彼女のかけら 上・下』『プリティ・ガールズ 上・下』
警察庁公安〈サクラ〉の田臥警視とロシアの大物スパイがコンビを組んで疾走! 次期長官候補の大江から非公式のオファーを受けた田臥は、ロシアのスパイ親子を青森から警察庁に陸路で連れていくことに。戦闘機F35の重大な秘密を握る親子に、次々と敵が迫り来る。日米ロの諜報員が対峙する緊迫のサスペンス大作。好評シリーズ第4弾!
毎年「綿流し」の夜、一人が死に、一人が消える。だが今年は死者が二人。なら消えるのも…二人…? 祭具殿に忍び込む禁忌を犯した前原圭一。次に消えるのは自分だと怯えるが、圭一を残し村人が次々に失踪していく。そして大切な仲間まで…。陰謀か、偶然か、それとも祟りか。さぁ、繰り返される惨劇に挑め。※小・中学生に読みやすいよう総ルビ&イラスト満載のジュニア文庫として再編集したものです。※本書は、2000年発表の同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に 綿流し編』のシナリオをもとに、著者である竜騎士07氏自らが全面改稿し、2007年に講談社BOX、2011年に星海社文庫より、小説として刊行されたものを、加筆修正のうえ双葉社ジュニア文庫化したものです。(2020年12月現在)
主演・佐藤健、共演に阿部寛、清原果耶、林遣都、吉岡秀隆、倍賞美津子らで映画化が決定した『護られなかった者たちへ』に続く、「宮城県警シリーズ」第2弾!「誰にでも境界線がある。越えるか、踏みとどまるか」中山七里2018年刊行の『護られなかった者たちへ』と同じく宮城県警捜査一課を舞台に、東日本大震災による行方不明者と個人情報ビジネスという復興の闇を照らし出していく。震災によって引かれてしまった’境界線’に翻弄される人々の行く末は、果たして。「どんでん返しの帝王」・中山七里が挑む、慟哭必至の骨太の社会派ヒューマンミステリー小説。《あらすじ》2018年5月某日、気仙沼市南町の海岸で、女性の変死体が発見された。女性の遺留品の身分証から、遺体は宮城県警捜査一課警部・笘篠誠一郎の妻だったことがわかる。笘篠の妻は7年前の東日本大震災で津波によって流され、行方不明のままだった。遺体の様子から、妻と思われる女性はその前夜まで生きていたという。なぜ妻は自分のもとへ戻ってこなかったのか――笘篠はさまざまな疑問を胸に身元確認のため現場へ急行するが、そこで目にしたのはまったくの別人の遺体だった。妻の身元が騙られ、身元が誰かの手によって流出していた……やり場のない怒りを抱えながら捜査を続ける笘篠。その経緯をたどり続けるもなかなか進展がない。そのような中、宮城県警に新たな他殺体発見の一報が入る。果たしてこのふたつの事件の関連性はあるのか? そして、笘篠の妻の身元はなぜ騙られたのか――。
『外事警察』の麻生幾が緻密な取材を元に書き起こす、圧巻の警察小説!今年も無事に「観月祭」を迎えられるはずだった。しかし、祭りの一週間前、突如として七海を襲った怪しい影。その翌日には七海が幼いころからお世話になっているパン屋の奥さんが絞殺体で発見される。さらには、この事件と時を同じくして東京で発見された首なし死体の関連が取りざたされ……。静かな地方都市で突如沸き起こった殺人事件。その謎を追ううちに、予想もつかなかった巨大な陰謀が姿を現わす。
珍しくも事件の調査を依頼されたKZ。張り切って着手したものの、尾行に当たった精鋭メンバーの全員が、なんと失敗! リベンジをかけて挑んだが、今度は大怪我を!! 陰で動いているのは、3度も名前を変えて現代まで生き延びた中世の騎士団なのか。その館で極秘のうちに育てられている幻の薔薇とは!?<小学校上級から すべての漢字にふりがなつき>
「最後の一人」から驚愕の誘いを受けた創貴は――!?〈赤き時の魔女〉りすかと〈『魔法使い』使い〉創貴が繰り広げる、血湧き肉躍る魔法バトル第3弾!
スクリプター・東風亜矢子。ベテランの多い映画業界ではまだまだ若手。人気映画監督が率いるチーム-正木組-で、現場全体を冷静に眺めることができるスクリプターゆえに、トラブル解決に奔走する日々だ。職人気質のスタッフたちと、強烈な個性をもった役者たちと共に取り組む新作撮影もこれからが佳境――という最中、アクションシーンに欠かせないスタントマンが刺殺されてしまう。一体誰が、何のために!?
クレーンに吊り下げられた死体入り蝋人形。五臨署強行犯係が東京湾上空40メートルの狂気に挑む。「電話が切れる音」の作品チェックに関する著者ツイートが、フジテレビ「Live News イット!」、日本テレビ「スッキリ」、ABEMA TV「ABEMAヒルズ」で話題となった注目作、ついに刊行!吉川英梨の大ヒット警察小説シリーズ最新作!東京湾に突き出す巨大なガントリークレーンから吊り下げられた蝋人形(ろうにんぎょう)。その中から男性の刺殺体が発見された。胸元に残された「996」という数字、蝋人形の異様な製法……数々の不可解なヒントから真相に迫る五港臨時署強行犯係。だが捜査に集中すべき時、班長・碇拓真の心をかき乱す大問題が発生し……。
件=牛から生まれ、人間の言葉を話すとされている。死ぬときに何か予言し、必ずその予言は当たると言われている。奈良県葛城山山中で男女が遭難。発見された女性の遺体には獣に食い荒らされた痕跡があった。死体のまわりには牛のものと考えられる足跡があった。奈良県警の村口刑事は不可解な状況を不審に思う。2ヶ月後、岡山県の山間部で、偶然件の誕生を目撃した大学生・美波大輔は何者かに追われる身に。彼は岡山での出来事を忘れようとするが、1週間後、件の予言通り現首相が急逝し、再び岡山を訪れる。予言する牛の背後には「みさき教」という新興宗教団体の影が。明らかになった入信者の名前は明治以降の大物政治家や総理経験者財界人の名前が並んでいた。戦前から日本の中枢を動かしていたのは件の予言だったのか!?
奇天烈な洋館に集まった人々は目を疑った。六年前に殺された女流作家そっくりに、その妹が変貌していたのだ。そして姉の事件と同じ月蝕の晩、惨劇が彼女を襲う。’不思議な力’を持っているという黒髪を切られる手口も酷似して――。必要な手掛かりをすべて提示して「読者へ挑戦」する新本格ミステリの白眉!
南極遊覧中のチャーター機がシステムダウンを起こし不時着。添乗員の望月拓海は、乗客のランディ・ベイカーと物資を探しに「到達不能極」基地へ向かう。そこは大戦中、ナチスが極秘実験を行なっていた基地だった――。過去と現代が大胆に交錯する、圧倒的スケールの第64回江戸川乱歩賞受賞作。受賞後第一作となる、表題作のスピンオフ『間氷期』も初収録。南極×SF×冒険第64回江戸川乱歩賞受賞作過去と現在が、最果ての地で再会する。 スピンオフ『間氷期』初収録!!
本当の「魔女」誰――?名門・聖真女学園高校の「開かずの間」で、少女が死んだ。「魔女」という謎の言葉を残して――。美しくも残酷な連続殺人劇の、それが幕開けとなる。転入生・冴子の心にひそむ「赤い記憶」の秘密。夜ごとに少女たちを襲う殺人者の正体は? 鮮血と狂気に彩られた「囁き」シリーズ第一弾、待望の新装改訂版。
死んだらすべて終わりなのになぜ生きてるんですか?余命数ヶ月の親友が自殺した朝にはじまる心が痛くなる祈りと救済のミステリー☆☆☆「死んだらどうなるのかな、人って」親友の殉にそう聞かれた。俺は何も言えなかった。だって彼は、余命あと数ヶ月で死ぬ。翌日、殉は子供を助けようと溺死した。謎の少女・灯は、これはトリックを用いた自殺だと告げ、俺に捜査を持ちかける。今なら分かる。灯との関係は恋じゃなかった。きっともっと切実だった。生きるために理由が必要な人に贈る、優しく厳しいミステリー