【ミステリー・サスペンス】タグのライトノベル・小説
小学三年生の詩穂と紗江子は親友同士だったが、紗江子の母の再婚相手である義父と詩穂の母が失踪、駆け落ちと見られていた。その日から、紗江子の母の精神状態は普通ではなくなる。詩穂も父親からDVを受けるようになり、児童養護施設に入れられてしまう。その後、二人は地獄のような人生を送ることになるのだが、実は驚くべき真実が隠されていた。得体の知れない恐怖が襲う、著者最恐のホラー・ミステリー!
警察庁公安課特別捜査室〈サクラ〉の田臥は、警視庁刑事部長の大江から非公式のオファーを受ける。それは逃亡中のロシアスパイ親子を青森から東京に陸路で連れてこいという奇妙な任務だった。スパイ親子は、自衛隊も導入している最新鋭戦闘機F-35の最高機密を握っており、ロシアの諜報機関から狙われていた。プーチン大統領が絶対手に入れたい機密ファイルとは何か!? 次々と迫り来る刺客と田臥チームが、東北を舞台に激しいカーチェイス&銃撃戦を繰り広げる。緊迫のアクションロードノベル、「デッドエンド」シリーズ第4弾!
横浜みなとみらいに新規オープンしたホテル、ハーヴェイ・インターナショナル横浜で立て籠もり事件が発生した。犯人は謎の多国籍グループ。周辺の携帯基地局も爆破され、異常な事件の連続に大混乱に陥る警察。非番でホテルに居合わせた警視庁蒲田署の刑事・武本は、新人ホテルマンの西島とともに館内を逃げ回りながらも、かつての上司で神奈川県警に所属する潮崎警視と連絡をとり、孤独な戦いを開始する――。タフガイ刑事とお坊ちゃま上司、武本&潮崎の胸のすくような活躍が堪能できる人気警察シリーズ第3弾、待望の新装版。
ある夜、三樹之助と志保は、辻斬りの現場に出くわした。頭巾を被った侍に斬られたのは小僧だったが、どうやら材木問屋信濃屋の主人を狙っての犯行らしい。人を呼びに行ったお半が近くで不審な祈祷師の姿を目撃していたという。三樹之助と源兵衛が事件を調べ始めた矢先、夢の湯の馴染み客が、頭巾姿の侍が僧呂を斬ったところを見たと湯屋に駆け込んでくる。そしてまたしても現場近くに祈祷師の姿が……。さらに三樹之助と志保の恋に、いよいよ大きな転機が訪れる。大人気シリーズ新装版最終巻!
大工の権八が普請場で知り合った浪人、浅島善五。気さくで優しい好人物なのだが、同じ長屋に住まう浪人、宇木康孝とは犬猿の仲で、何かと揉めては果たし合いを約しながらも、一向に実現されぬままだという。だが、ついに宇木から本気で果たし合いを挑まれた浅島は、左近の剣の腕を見込み、手ほどきを乞うてくる。意地を張り合う二人の浪人の、対決の結末は──!? 葵一刀流が悪を斬る! 最強の傑作王道シリーズ、決定版第七弾!
手の怪我から四カ月ほどが経ち、ようやく本格的に同心の仕事を再開した徳川竜之助は、宿敵である柳生全九郎の死を知る。「全九郎はもう一人のわたしだ」との思いを持つ竜之助は、彼が最後に探ろうとしていたという謎について調べはじめる。一方で、竜之助の師である柳生清四郎も、葵新陰流の行く末を思い、ひそかに動き始めていた。傑作時代小説シリーズ新装版、第十一弾!
南アルプス山岳救助隊の星野夏実と神崎静奈は、かつて北岳で事件に遭遇したアイドル安西友梨香のライブ帰り、若者にからまれていた初老の男性を助ける。男は作家の鷹森と名乗り、次回作は山を舞台にした作品を構想中だという。半年後、友梨香と鷹森が偶然同じ日に北岳を訪れた。二人は一緒に頂上を目指すことに……(「リタイア」)。息子が山で亡くなったのは山岳救助隊の責任と、両親が訴訟を起こした。困惑する隊員たち。なかでも現場に最初に駆けつけた隊員の関は責任を感じ、事件を再検証する。だが、なぜか突然相手は訴訟を取り下げ、一同は安堵する。それからしばらくして、母親が北岳御池の警備派出所を訪ねてきた。関に現場を案内してほしいという……(「孤高の果て」)。南アルプス・北岳を舞台に、山岳救助隊員と相棒の救助犬の活躍を描く2篇を収録。【文庫書き下ろし】
発売2週間で、即重版した梶龍雄「龍神池の小さな死体」。梶龍雄のリリカル路線のミステリ作品を集めた別系統〈青春迷路ミステリコレクション〉が始動──傑作ミステリとしても特に名高い「リア王密室に死す」が第一弾!如才ないリアリストであるためリア王と渾名される三高生・伊場富三が下宿先の鍵のかかった倉の中で毒殺されていた。盗まれたのは、ノートと作文帳だった。嫌疑は同居者のボン・木津武志にかかるが、キレ者のカミソリ・紙谷達弘ら級友たちは無実を信じ、ボンを救うべく密室殺人の謎に立ち向かった。終戦直後、焼け残った古都京都を舞台に、個性豊かな旧制最後の三高生たちが繰り広げる本格長篇。「本格ミステリの中に、人間を生き生きと描きたい。それが私の変わらぬ願望だ」という言葉を遺した梶龍雄だが、著者の作品の中でも特にリリカルな心情を掬い取った旧制高校シリーズ作品となっている。
警察庁長官官房審議官直属の「地方特別調査官」を拝命した朝倉真冬。登庁はしない。勤務地は全国各地。旅行系ルポライターを偽って現地に入り、都道府県警の問題点を独自に探る「ノマド調査官」だ。今回彼女が訪れたのは、秋田県男鹿市。なまはげ行事のさなかに起きた不可解な殺人事件の裏側に、県警内部の不正捜査疑惑が。真相を探る真冬に魔手が迫る――。大好評シリーズ、待望の第二弾!
〜ミステリ作家からの挑戦状〜登場人物全員、同姓同名!大胆不敵、大混乱ミステリ待望の文庫化。大山正紀はプロサッカー選手を目指す高校生。いつかスタジアムに自分の名が轟くのを夢見て練習に励んでいた。そんな中、日本中が悲しみと怒りに駆られた女児惨殺事件の犯人が捕まった。週刊誌が暴露した実名は「大山正紀」ーー。報道後、不幸にも殺人犯と同姓同名となってしまった’名もなき’大山正紀たちの人生が狂い始める。これは、一度でも自分の名前を検索したことのある、名もなき私たちの物語です。書き下ろし短編「もうひとりの同姓同名」収録
国内唯一の国立美術大学・東京美術大学油画科。なかでもスパルタで知られる森本ゼミの望音・詩乃・太郎・和美の4人は、自身の才能や未来に不安を感じながらも切磋琢磨していた。そんな時、ゼミに伝わる過去のアトリエ放火事件の噂を聞き――。不条理で残酷な「芸術」の世界に翻弄されながらも懸命に抗おうとする’美大生のリアル’を描いた青春小説。
明智小五郎、ついに最後の事件解決へ――。’影男’と呼ばれる正体不明の男は、無数の名前と顔を使い分け、自らの犯罪体験を書く小説家でもあった。ある日、彼は’殺人請負会社’を運営する須原から、完全犯罪のアイディア出しを依頼される。後日、その案通りに残酷な殺人が行われるが……(「影男」)。少年探偵団と魔法博士が、ルビーのカブトムシを巡り最後の対決をする(「赤いカブトムシ」)。名探偵・明智小五郎が関わった事件を発生順に並べた唯一無二の画期的コレクション、〈戦後編〉完結巻!
殺人現場に残された愛犬の痕跡――真実を知るのは、その瞳だけ。デビュー10周年、著者入魂の慟哭ミステリー!高級住宅地で一人暮らしの老女が殺害された。部屋には、かつて犬を飼っていた痕跡があり、刑事たちは周辺の捜査を開始する。一方、雑誌記者の鶴崎は、あるスクープをモノにするためコンビニでアルバイトを始める。同じコンビニで働く松本の過去を知る鶴崎は、松本が突然犬を飼い始めたことに驚愕するが――。深まる謎、犬との絆に感涙&一気読み必至! 貫井徳郎氏も驚嘆の長編ミステリー。「細かい違和感を憶えておいて。最後に『なるほど』と思うから」
史上最強の歌姫(ディーヴァ)とまさかの潜入捜査!? 弱気な甘糟刑事の活躍に笑って泣ける〈マル暴〉シリーズ!マル暴なのに弱腰な刑事・甘糟達男は、コワモテの上司・郡原虎蔵と、麻薬売買の場と噂されるジャズクラブに潜入する。ステージで美しい歌声を披露する歌手・星野アイに魅了される二人だが、彼女の正体を知って――。〈任侠〉シリーズの阿岐本組の面々や警視総監も登場、予測不能の展開に。『マル暴甘糟』『マル暴総監』に続く〈マル暴〉シリーズ第3作、いっときも目が離せない!
バラが咲き乱れる家で、新進気鋭の建築家・青川英樹は育った。「バラ夫人」と呼ばれる美しい母。ダムと蕎麦が好きな仕事人間の父。母に反発して自由に生きる妹。英樹の実家はごく普通の家族のはずだった。だが、妻が妊娠して生まれてくる子が「男の子」だとわかった途端、母が壊れはじめた……。平穏だった’家族’の崩壊が、いま始まる――。『オブリヴィオン』『銀花の蔵』の著者による、身も心も震える圧巻の家族小説!
9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。そんな矢先に殺人が起こった。だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
天下御免のニセ占い師、お江戸の悪を斬る! 本郷菊坂台にある占い処「瑠璃堂」。女主人・千鶴の占いは当たると評判で、少々高い見料だが、客は引きも切らない。ある日、正右衛門という男がやってきた。千鶴はその身なりや癖を子細に観察し、仕事や悩みを言い当てる。実は千鶴に占いの才はない。鋭い観察眼と卓抜した推理力、あとは口八丁で依頼人を丸め込んでいるのだ。相談は、家作を貸している男の行方が分からない、居所を占ってほしいというもの。怪しい借主に金儲けの気配を感じた千鶴は、瑠璃堂の調査役・権次郎と、執事役・梅治とともに調べに乗り出す。 数日後、蔵前の札差・佐倉屋喜兵衛がやってきた。蔵に何者かが侵入した様子だが、盗られたものはない、人ならぬものの仕業では、と悩んでいた。その頃、江戸に贋金が出回っているという噂が流れだす。千鶴が瑠璃堂の売上金を調べると、一枚、贋小判が見つかった。佐倉屋が支払ったものだ。本格的に調べようと動き出した矢先、佐倉屋の一番番頭が何者かに刺されて死亡、間を置かず喜兵衛までもが石段を転げ落ちて死んだ。 札差の事件と、江戸を揺るがす贋金造りの組織の繋がりとは? 一連の真相に迫る千鶴たちに、黒幕からの刺客が忍び寄る!
北欧発、超弩級歴史ミステリー三部作第二弾! 1794年、ストックホルム。カリブ海に浮かぶ植民地サン・バルテルミー島での過酷な日々を終えて故国に帰還した若者エリックは、幾多の困難を乗り越え将来を誓い合った娘リネーアと、ついに夫婦となろうとしていた。しかし幸福の絶頂である婚礼の日の夜、エリックは刹那にして地獄へと突き落とされる。戦場帰りの風紀取締官カルデルとその相棒の弟エーミルは共に深い傷を抱えながらも、人の成りをした悪魔の正体を暴くため、暴力と奸計渦巻く北の都を奔走するーー。 スウェーデン発の大ベストセラーにして、日本のミステリーファンに大きな衝撃を与え絶賛された『1793』。その続編がついに日本に初上陸!混沌の時代に正義を貫かんとする者たちを描く、超弩級の歴史ミステリー第二弾。 さらに、三部作完結編『1795』は、2022年10月に連続刊行。
亡き父親の正体は大怪盗だった――!? 長男の「ぼく」は、傷ついた弟妹と愛する乳母のため二代目怪盗フラヌールを襲名。持ち主にお宝を戻す’返却活動’を開始する。次なる標的は、天才研究者が集う海底大学。忍びこめたかと思いきや、初代怪盗フラヌールを唯一捕らえたベテラン刑事と、新世代の名(ウルトラ)探偵が立ちはだかり、不可能犯罪まで発生! 二代目怪盗フラヌールは、数多の謎を解き明かし、任務を完遂できるのか!? 衝撃の怪盗ミステリー、ここに開幕!
『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ。洪水・津波・疫病など過去の災害についての伝承を調べ将来の教訓とする「災害伝承」を研究し、マスコミ露出も多い新進気鋭の民俗学者・桜咲竜司准教授。神や妖怪の名を借りた災害伝承について研究する「妖怪防災学」を確立した彼いわく、「妖怪退治とは、人為を超えた不可解な出来事を克服してきた歴史、すなわち防災の伝承でもある」。「新地名に隠された危険な旧地名」や「伝承や神話に登場する怪物の正体」などの講義や書籍が人気で、災害に関するコメンテーターも務める異色の民俗学者である。が、彼には論文盗用の疑いもあった。よく知られた「桃太郎と鬼退治」「河童と人柱」「両面宿儺(りょうめんすくな=頭部の前後両面に顔があり、手足が合わせて八本もある鬼神)の正体」の謎を解く彼の研究は、やがて、思いもよらぬ結論を導き出すこととなり……。そして論文盗用疑惑に隠された悲しい真実とは。知的興奮に満ちた歴史民俗学ミステリー。由来を解き明かされる実在の地名も多数登場します。
「がん」による暗殺は実現可能か――!?静かに進行する連続殺人事件と、がん団信を利用した保険金詐欺疑惑。夏目医師は、代替医療の闇も目の当たりにし――シリーズ累計47万部突破!『このミステリーがすごい』大賞受賞作『がん消滅の罠 完全寛解の謎』に続く、先端科学×医療ミステリー!「技術的には充分に可能になっており、人知れず実行されているかもしれない。そんな危惧から、本作を執筆しました」――著者※本書は、2021年刊行の単行本を加筆・改題のうえ、文庫化したものです。(あらすじ)日本がんセンターの夏目医師は、大手保険会社に勤める森川からまたも奇妙な事例を聞く。それは、住宅ローンのがん団信を利用した保険金詐欺を疑うものだった。一方、埼玉県内では医師殺人事件が連続しており、夏目のもとにも刑事が訪ねてくる。さらには脅迫を受けているという政治家から人間を人工的にがんにさせることができるのか」と相談され……。果たして、前代未聞の犯罪計画の全貌とは!?(著者プロフィール)岩木一麻1976年、埼玉県生まれ。神戸大学大学院自然科学研究科修了。国立がん研究センター、放射線医学総合研究所で研究に従事。現在、医療系出版社に勤務。第15回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2017年に『がん消滅の罠 完全寛解の謎』でデビュー。他の著書に『時限感染』(以上、宝島社)、『テウトの創薬』(KADOKAWA)がある。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。西尾維新デビュー20周年記念フリーペーパー「240Q」読者のみなさまから寄せられた240個の質問に、西尾維新が回答!
ミステリ作家vs連続放火犯のどかな集落を揺るがす闘い!東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る――。連続放火事件に隠された真実とは?地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の’田園’小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。全ページ、フルカラー!「マンガ」のような感覚で読めるビジュアル型ノベル、新感覚エンターテイメント『peep Books』累計300万DL突破のe-Storyアプリ「peep」より、「三姉妹のお仕事」が、電子書籍版として遂にリリース!【三姉妹のお仕事 6巻】裏社会にその名をとどろかせる「三姉妹」がいた。彼女たちの仕事は「ターゲットの握る秘密を引き出すこと」。成功率の高さから業界では絶大な信頼を得ており、緊急時には警察関係者からも頼られる腕前をもつ。対象を尋問し、表情やボディランゲージで心を読む長女・一花。バラエティ豊かな拷問が得意な次女・キララ。ハッキングや演技、声帯模倣など、あらゆる能力に長けている末っ子・ゆゆ。三姉妹は今日も仕事にとりかかる--。47話「1955841」48話「ギャンビット」49話「ツーツクワンク」50話「キャスリング」51話「ステルメイと」52話「チェックメイト」53話「チェックメイト」エピローグe-Storyアプリ『peep』で人気連載中のスリラー作品を収録!
大人気! 法廷ミステリー・クイズ陪審員はあなたです。鋭い目と頭脳で 事件の真相を見破ってください。裁判を開廷します!あなたは、陪審員の一員として評決をくだす立場にあります。火事や事故といった民事訴訟もあれば、強盗や誘拐といった重大な犯罪もあります。まずは、法廷で繰りひろげられる、原告と被告の論戦を注意深く聞いてください。そのうえで、提出された証拠物件を検討し、事件の真相を見きわめなければなりません。双方の言いぶんは真っ向から対立するでしょう。しかし、真実はひとつです。まどわされることなく評決をくだし、法の正義を執行してください。裁くのは、あなたです!
科学の闇が世界を覆う時。アメリカが隠す〈ナイトホーク〉の秘密。捜索の果てにオースチンが見た恐るべき真実とは?ロシアと中国の脅威を背に受けて国家安全保障局(NSA)のエマ・タウンゼンドとともに宇宙船の捜索を進めるオースチンにある疑いが兆す。なぜ中ロはかくも激しくこの宇宙船を欲するのか? なぜ両国はかくも速やかに行動を起こせたのか? この極秘プロジェクトを進めたNSAの真の目的とは? そもそも〈ナイトホーク〉とはなんなのか? オースチンはやがてその驚くべき秘密にたどり着く。そして宇宙船が発見されたとき、その秘密は今そこにある危機となって世界を慄かせることになる。
ヘレンが隣家で見つけたガラスパイプは、麻薬密売に関する重要な証拠品だった。もし警察が隣家へ捜査に来てしまったら、バレてしまうかもしれない――かつての罪から逃れるためにヘレンという偽名を名乗っていることが。窮地を脱すべく彼女は策を練るのだが……
「私が殺されたーー?」殺人事件の被害者と同姓同名の私は……。須藤夏生は、ニュースで自分と同姓同名の女性が男のアパートで殺されたことを知る。全くの別人なのに親すら心配して連絡をしてくる。やがて自分も男に殺される夢を見るようになり。悩んだ末「同姓同名被害者の会」を開設するが。
このクィア/ヒストリカル小説を読めば、あなたの人生に何が欠けていたかに気づくだろう――〈ティーン・ヴォーグ〉誌NY公共図書館ベストブック選出!米公共ラジオ局ベストブック選出!NYタイムズ・ベストセラー!伯爵の長男で紳士の振る舞いをすべき身でありながら、酒や煙草、美男美女との戯れに明け暮れる放蕩息子モンティ。実は親友のパーシーを密かに想っているが、爵位を継ぐ前に一年間、その親友と共に欧州を巡る周遊旅行に出ることになった。父親の監視の目を逃れ、ますます派手に遊ぶ彼は、ベルサイユ宮殿で開かれたパーティでちょっとした諍いから小物入れを盗む。この出来事が思わぬ大事件に発展し、追われるはめになるが……LGBTQ+、ロマンス、冒険、様々な要素の入った楽しい作品!原題:The Gentleman’s Guide to Vice and Virtue
ある夜を境に運命が一変誘拐されかけた女性のまえに予期せず屈強なボディガードが…NYタイムズ紙・USトゥデイ紙、ベストセラー作家、日本初紹介ロマンス!22歳の女子学生ベイリーの平穏な日常は、ある夜を境に一変した。まず何者かに誘拐されかけた。次に、死んだと聞かされていた父親がじつは生きていた。しかも世界屈指のサイバー・セキュリティ企業のCEOで億万長者。誘拐未遂は彼の隠し子であることが原因だった。身の安全のため、ベイリーは厳重な警備が敷かれた父の屋敷に移ることに。ボディガードとして彼女の前にあらわれたのは、カシュトン・コレロ。ベイリーはひと目で彼に惹かれるが、カシュトンには暗い秘密があった……。原題:The Insiders