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【評論・対談】タグのライトノベル・小説

ここに一冊の名作がある。角野栄子の『魔女の宅急便』である。……(中略)……さて、すでに述べたように、『魔女の宅急便』の発行は一九八五年である。一九八五年は昭和六十年だ。その後、昭和は数年つづき、さらに平成が三十年、令和に入った今、合わせて三十数年の年月が流れている。 明治が終わってまだ二十年という時に、中村草田男は、<明治は遠くなりにけり>と言った。さらにそれより長い、年号も令和になった今で言えば、<昭和は遠くなりにけり>のはずだ。 昭和が遠くなったかどうかは別として、『魔女の宅急便』は?『魔女の宅急便』は<遠くなりにけり>だろうか? 否! 遠くなるどころか、この作品は発行当時よりもさらに読者の身近になっている。発行以来三十年以上経っているにもかかわらず、『魔女の宅急便』は書店の棚に残りつづけている。 その理由はどこにあるのか? この書はそれを探ることが目的である。――本文「はじめに」より『ルドルフとイッパイアッテナ』作者・斉藤洋の視点から、現代読者にとっての『魔女の宅急便』の意味や価値を探り、各章ごとに丁寧に読み解く一冊。巻末には角野栄子・斉藤洋の豪華対談も。
公開日: 2020/02/28
ライトノベル
 
ともに陶芸の道を進む喜美子と八郎。二人のこれからについて、戸田恵梨香×松下洸平がスペシャル対談。そして、注目の男性キャスト林遣都・松下洸平・伊藤健太郎の魅力に迫る企画も。「川原家」特集、脚本・水橋文美江×矢部太郎対談など、独自企画満載のガイドブック。【内容】登場人物関係図/戸田恵梨香インタビュー/巻頭グラビア/新しい出演者紹介/対談:戸田恵梨香×松下洸平/喜美子の作品集/川原家特集(常治から家族へのメッセージ、対談:桜庭ななみ×福田麻由子)/スカーレットな男たち(林遣都・松下洸平・伊藤健太郎)/伊藤健太郎とめぐる信楽/対談:水橋文美江×矢部太郎/ふたりだけの15分/戸田恵梨香最強伝説/あらすじほか※電子版には読者プレゼントの告知ページは収載されていません。
公開日: 2020/02/12
ライトノベル
 
[東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会]開催を前に、ボランティア運営などについて様々な議論を呼んでいます。その議論の火付け役である本間龍氏が、2018年7月より毎週執筆しているボランティア問題メルマガを再編集・加筆し、時系列でまとめたアーカイブを2ヶ月ごとに刊行します。待望の第6巻は、2019年5月・6月メルマガ分のアーカイブです。(以下、第1巻著者前書きより、加筆あり)私は以前よりボランティア無償問題を追及し、2018年夏にはその主張をまとめた「ブラックボランティア」(角川新書)を上梓しました。東京五輪の開催が迫る中、その様子を毎週記録し、読者に伝えたいと考えました。そして、それらを月別にまとめ、さらに多くの読者に伝える試みを始めます。東京五輪の無謀さ、特に11万人以上のボラをタダ働きさせようとする五輪組織委と国、電通の理不尽で醜悪な姿をこれから開催まで、余すことなくお伝えしようと思います。<第6巻・目次>・#Tokyoインパール2020 2019年5月?6月分のまとめ・第40回 五輪ボランティアに関する学生の反応(2019年5/1掲載) ・第41回 朝日新聞が複数の五輪批判記事を掲載(2019年5/8掲載)・第42回 またもや明らかになった組織委の「殿様体質」(2019年5/15掲載)・第43回 BWIが東京五輪建設現場の危険性を報告(2019年5/22掲載)・第44回 コーツ氏、首都高値上げ案を批判(2019年6/5掲載) ・第45回 スクープ:PSD2019とは何か(2019年6/12掲載) ・第46回 商業主義丸出しの聖火ランナー募集(2019年6/19掲載)・第47回 組織委、ボランティア熱中症対策の無策を露呈(2019年6/26掲載)
公開日: 2020/02/08
ライトノベル
 
ニセ保守こそが日本をダメにする!保守の仮面をかぶって売国政策を進めてきた自民党の「闇」とは何か?人前でだけ「愛国心」や「皇室」を強調する自称保守政治家が国会を跋扈している。中国・韓国・北朝鮮への過剰な配慮や老人厚遇政策等を続けてきた自民党政治の悪政を糺す、好評『左翼老人』の続編。第1章 韓国の「ゆすり・たかり」を認め続けた政府・自民党「保守」「愛国」を詐称する政治家がゴロゴロいる自民党都市銀行に韓国救済を強要した橋本内閣北朝鮮に惚れられた小泉純一郎元総理今でも北朝鮮と仲良くしたがる政治家の見分け方第2章 良心なき親中派令和時代の親中派は「ほぼ」全員が左翼か売国奴中華人民共和国を大国にした自民党政府天皇陛下まで中華人民共和国のために利用した政府・自民党中華人民共和国から有難がられた歴代総理第3章 女系天皇を認める保守などありえない宗教権威の上にいた日本の「天皇」と下にいた西洋の「皇帝」令和時代に女性天皇の是非を論じる無礼左翼が女性天皇の次に創りたがる「女系天皇なるもの」「女系天皇なるもの」に肯定的な自民党幹事長第4章 「敬老」が「売国保守」を守った政府自民党の売国を許し続けた老人「としよりの日」を「敬老の日」にすり替えた政府男の嫉妬が広げた「恩給」働く老人に鞭打つ日本の「年金」第5章 「移民問題」から逃げる保守老人の労働問題と憲法と移民「ピンピン・コロリ」こそ日本人の理想「天下り」は、「賄賂」の時間差攻撃「移民」定義でごまかす政府・自民党第6章 日教組を放置した自称保守売国保守を許した最大の原因は低レベルの学校教育ナチスドイツと共産主義独裁国家による侵略戦争と教えるヨーロッパ日米格差=「存在しなかった慰安婦像」と「共産主義犠牲者の記念碑」大きい領土を主張するのが「愛国者」とは限らない※この作品には、電子版限定の特典として、森口朗著『左翼老人』(扶桑社刊)の一部が巻末に収録されています
公開日: 2020/01/09
ライトノベル
 
ガリレオ・ガリレイは1564年イタリアのピサで生まれました。レオナルド・ダ・ヴィンチのほぼ100年後、ルネサンス後期にあたる大航海時代、宗教改革後の時代です。音楽家だった父はガリレオを医者にしたいと思っていましたが、ガリレオの興味は数学とアルキメデスに向いていきす。そして、せっかく入ったピサ大学医学部を中退してしまいました。やがて、数学の教授としてピサ大学、パドヴァ大学で教え、生計を立てました。そして運命のときがやってきます。45歳のとき、オランダで望遠鏡が発明されると、あっという間に改良して20倍のものをつくり、月など天体観測を始めました。さらに翌年には木星に4つの衛星があることを発見、大急ぎで『星界の報告』を出版します。4つの星が木星の周りを回っていれば、月が地球の周りを回っていることもありうる考えたのです。そう推測できる観測データがありました。 同時代人のケプラー(コペルニクスの地動説を支持)はガリレオの発見を受け入れましたが、大多数の学者には否定されました。その後、金星の満ち欠けを発見して、地球を含むほかの惑星も太陽の周りを回っているという「太陽中心説」を確信。さらに太陽の黒点観測から、太陽も自転していると考えます。勢いに乗るガリレオでしたが、聖書の記述と違う「地動説」を信じていることが知られると、ローマカトリック教会の異端裁判にかけられてしまいます……。<巻末に関連人物伝・年表つきで調べ学習に便利><小学上級から すべての漢字にふりがなつき>文●山本省三(やまもと しょうぞう1952年神奈川県生まれ。絵本作家、児童文学作家。 横浜国立大学卒業。2009年「動物ふしぎ発見」シリーズで日本児童文芸家協会賞特別賞を受賞。日本児童文芸家協会理事長。監修●伊藤和行(いとうかずゆき)1957年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。文学博士。専門は科学史。北海道大学理学部物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科博士課程で所定単位取得。 近代科学について歴史的な視点から考察。ガリレオ・ガリレイを中心に、近代初期ヨーロッパの科学の誕生と発展を、第一次文献の読解に基づいて研究。著書に『イタリア・ルネサンスの霊魂論―フィチーノ・ピコ・ポンポナッツィ・ブルーノ』(共著)、訳書に『星界の報告』(著=ガリレオ・ガリレイ)など多数。イラストレーター●カサハラテツロ― 1967年生まれ。漫画家、イラストレーター。東京芸術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。1993年、児童誌にてデビュー。大胆な画面構成とスピード感のある描写を持ち味に、幅広く活躍。代表作にアニメ化された『RIDEBACK』や『空想科学エンジン』など青い鳥文庫では『すすめ! ロボットボーイ』(中松まるは/作)でイラストを手掛けた。
公開日: 2019/12/18
ライトノベル
 
未収録エッセイ15本、映画監督や作家との未収録対談、超ロングインタビュー、作家生活&全作品年表、いしいひさいち漫画2本、藤田新策・新潮文庫装画画廊、こより・『この世の春』挿画ギャラリー……など。秘められていた宮部作品のルーツと創作の原点を収録。※当電子版には、朗読CDは付属しておりません。当電子版は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。ご了承ください。
公開日: 2019/12/06
ライトノベル
 
今どき「詩歌が好きです」と告白するのはかなり恥ずかしい。殊におじさんにとってはカミングアウトに近い。しかし、詩を口ずさみたくなるのは若者だけではないのです。歳を重ねたからこそ、若々しい詩も、達観した歌も、わがこととして胸に沁みるのではないか――。数々の受賞歴もある評論家が、ついに詩歌好きをカミングアウト。近現代詩歌を時代順に引きながら、喜びや悲しみを、詩人たちの実人生と共にしみじみと味わいます。
公開日: 2019/11/29
ライトノベル
 
[東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会]開催を前に、ボランティア運営などについて様々な議論を呼んでいます。その議論の火付け役である本間龍氏が、2018年7月より毎週執筆しているボランティア問題メルマガを再編集・加筆し、時系列でまとめたアーカイブを2ヶ月ごとに刊行します。待望の第5巻は、2019年3月・4月メルマガ分のアーカイブです。(以下、第1巻著者前書きより、加筆あり)私は以前よりボランティア無償問題を追及し、2018年夏にはその主張をまとめた「ブラックボランティア」(角川新書)を上梓しました。東京五輪の開催が迫る中、その様子を毎週記録し、読者に伝えたいと考えました。そして、それらを月別にまとめ、さらに多くの読者に伝える試みを始めます。東京五輪の無謀さ、特に11万人以上のボラをタダ働きさせようとする五輪組織委と国、電通の理不尽で醜悪な姿をこれから開催まで、余すことなくお伝えしようと思います。<第4巻・目次>・#Tokyoインパール2020 2019年3月?4月分のまとめ・第32回 東京五輪 「文化プログラム」のくだらなさ(2019年3/6掲載) ・第33回 2020TDM推進プロジェクトとは(2019年3/13掲載)・第34回 竹田会長辞任だけでは、トカゲの尻尾切りに過ぎない(2019年3/20掲載)・第35回 竹田会長退任 五輪返上に触れない全国紙の異常(2019年3/27掲載)・第36回 五輪期間中の終電延長と予想されるリスク(2019年4/3掲載) ・第37回 小池都知事ご執心の「風呂敷プロジェクト」とは(2019年4/10掲載) ・第38回 桜田五輪担当相、遂に更迭(2019年4/17掲載)・第39回 五輪正式競技日程の発表と懸念(2019年4/24掲載)
公開日: 2019/11/02
ライトノベル
 
私たちがスマホで写真を撮ったりSNSにつぶやいたりするように、古代人は、歌を使って日々の出来事や自分の思いを表現しました。日本最古の歌集の成り立ち、時代の出来事、言葉、人物、場所について、親しみやすい超訳とともに解説します。
公開日: 2019/10/18
ライトノベル
 
滋賀県・信楽を舞台に女性陶芸家の波乱万丈の生涯を描く、戸田恵梨香主演・朝ドラ『スカーレット』の情報が詰まった一冊。巻頭ヒロインインタビュー、幼なじみ座談会:戸田恵梨香×大島優子×林遣都、豪華出演者紹介、舞台地・信楽紹介、滋賀県応援対談:西川貴教×さかなこうじ、あらすじなど、ファン必携の番組ガイドブック。
公開日: 2019/10/16
ライトノベル
 
『諸君!』は初代編集長から最後の編集長まで、おおむね、その創刊時の理念を引き継いで編集されてきたと思う。「反体制」ではなく「反大勢」雑誌だった。朝日やNHKや岩波書店などがつくる「大勢」に対して、こんな見方も、こんな事実もあるんじゃないのと、揶揄したり、茶々を入れたり、時には真剣に徹底的に論破したり……と。それこそが、言論出版の自由の最たるものではないのか。大新聞などが、戦前の軍部のようにみずからへの批判を許さない「検閲機関」のように居丈高になっていたときに、週刊誌や月刊誌が、細々と異論を提示したからこそ、日本の言論の自由は守られてきた。 (本書より)文藝春秋が刊行していたオピニオン誌『諸君!』の編集に長年たずさわった編集者による歯に衣着せぬ回想記。洒脱な筆致で、迷走する雑誌ジャーナリズムの存在理由を問い直す。
公開日: 2019/09/11
ライトノベル
 
青春の日の出会いから敬愛する作家、自作まで。親友の二人が闊達に語り合う。ロングセラーに単行本未収録を含む五篇を増補、全対談を網羅した完全版。I 若き日と文学と まえがき 北杜夫 若き日を回想しながら/トーマス・マンを語る/いささか人生論風に あとがき 辻邦生II ぼくたちを作ってきたものトーマス・マンについての対話/長篇小説の主題と技法/『星の王子さま』とぼくたちぼくたちの原風景/文学が誘う欧州旅行旧版解説 篠田一士〈巻末エッセイ〉辻邦生と北杜夫 辻佐保子
公開日: 2019/08/30
ライトノベル
 
[東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会]開催を前に、ボランティア運営などについて様々な議論を呼んでいます。その議論の火付け役である本間龍氏が、2018年7月より毎週執筆しているボランティア問題メルマガを再編集・加筆し、時系列でまとめたアーカイブを2ヶ月ごとに刊行します。待望の第4巻は、2019年1月・2月メルマガ分のアーカイブです。(以下、第1巻著者前書きより、加筆あり)私は以前よりボランティア無償問題を追及し、2018年夏にはその主張をまとめた「ブラックボランティア」(角川新書)を上梓しました。東京五輪の開催が迫る中、その様子を毎週記録し、読者に伝えたいと考えました。そして、それらを月別にまとめ、さらに多くの読者に伝える試みを始めます。東京五輪の無謀さ、特に11万人以上のボラをタダ働きさせようとする五輪組織委と国、電通の理不尽で醜悪な姿をこれから開催まで、余すことなくお伝えしようと思います。<第4巻・目次>・#Tokyoインパール2020 2019年1月?2月分のまとめ・第24回 18万人でも危ういボランティアの応募状況(2019年1/9掲載) ・第25回 激震!仏検察が竹田JOC会長を訴追準備(2019年1/16掲載)・第26回 ボイコフの唱えた「五輪の祝賀資本主義化」とは(2019年1/23掲載)・第27回 ボイコフの「祝賀資本主義」(2)(2019年1/30掲載)・第28回 五輪期間中の高速値上げ、検討本格化へ(2019年2/6掲載) ・第29回 大会ボランティア面談始まる(2019年2/13掲載) ・第30回 五輪憲章を知らない五輪担当大臣の舌禍に批判高まる(2019年2/20掲載)・第31回 桜田五輪相だけではなかったトンデモ発言(2019年2/27掲載)
公開日: 2019/07/17
ライトノベル
 
2018年冬、3人の男の生き様を観客の心に刻んだ舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」。舞台化に懸けたキャスト・スタッフの想いとは。収録内容:脚本全編/キャスト(織田作之助役・谷口賢志、太宰治役・多和田任益、坂口安吾役・荒木宏文)・衣裳・ヘアメイクスタッフ録りおろしインタビュー/原作・朝霧カフカ×演出・中屋敷法仁×脚本・御笠ノ忠次特別鼎談/アニメスタッフのコメント等を豪華収録した、必見の一冊!
公開日: 2019/07/01
ライトノベル
 
「近代」とはいったい何だったのか? ラディカルに近代化を果たさねばならなかった日本では、その文化的側面の多くを「文学」が背負うことになった。役割を担わされた文学は「新しさ」を表出するために進出し続けた。その進化論的パラダイムにとりつかれた時代との格闘が「教養」の源泉となり、現在まで私たちの底流で生き続けている。テクスト分析を駆使し、日本近・現代の文化的慣習の形成過程をくっきりとあぶり出す斬新な論考。
公開日: 2019/06/07
ライトノベル
 
2017年冬、ファンの熱狂と喝采を呼んだ舞台「文豪ストレイドッグス」。アニメから舞台第1弾へ、キャスト・スタッフの情熱に迫る。収録内容:脚本全編/キャスト(中島敦役・鳥越裕貴、太宰治役・多和田任益、芥川龍之介役・橋本祥平)・衣裳・ヘアメイクスタッフ録り下ろしインタビュー/原作・朝霧カフカ×演出・中屋敷法仁×脚本・御笠ノ忠次特別鼎談/アニメスタッフのコメント等を豪華収録。ファン必読の1冊が登場!
公開日: 2019/06/01
ライトノベル
 
癌で死んだ或る作家の遺書『わが性の白書』の出版をめぐる、関係者たちの思惑とその「真相」。逆手にとりつつ、文壇・マスコミに登場する女流作家の放胆な軌跡。現代という時代の「世界の空虚さ」の真只中で演じられる、真摯に生きようとする者たちの喜劇的なドラマ。文芸評論家・中村光夫が、初めて50代で執筆発表した、痛撃な批評と苦いユーモアの漂う、意欲的長篇小説。現代風俗を取り込んで描く、果敢な挑戦作。
公開日: 2019/05/24
ライトノベル
 
文学史&エンタメ史の未確認混沌時代(ミッシング・ピース)!「東海道中膝栗毛」の弥次喜多が宇宙を旅行する、「舞姫」の主人公がボコボコにされる、身長・肩幅・奥行きが同じ「豆腐豪傑」が秀吉を怒らせる――明治・大正時代、夏目漱石や森鴎外を人気で圧倒し、大衆に熱烈に支持された小説世界が存在した。本書では、現代では忘れられた〈明治娯楽物語〉の規格外の魅力と、現代エンタメに与えた影響、そして、ウソを嫌い、リアルを愛する明治人が、一度は捨てたフィクションをフィクションとして楽しむ術(すべ)をどのようにして取り戻したのか、その一部始終を明らかにする。朝日新聞とスタジオジブリも注目する、インターネット出身の在野研究者が贈る、ネオ・文学案内。
公開日: 2019/05/21
ライトノベル
 
今年、第1作の公開から50周年のアニバーサリーイヤーをむかえた映画「男はつらいよ」。その人気はじつに根強く、昨年10月からスタートしたBSテレ東での放送も好評を博しています。ネットTVでの配信もすでに始まり、この日本映画史上最強のスーパーコンテンツは、若い層にもリーチしていく可能性を高めています。そしてなにより、本年12月には、23年ぶりとなる新作の公開がすでに決定。寅さんブームの再燃さえ予感されます。昭和から平成、そして新時代へと観賞され続けていく「男はつらいよ」。本書は、その全48作の鑑賞ガイドです。もちろん、ただの鑑賞ガイドではありません。大学院で教育心理学を学び、心理カウンセラーとしてのキャリアも持つ著者。その著者が、徹頭徹尾、「心の栄養になる成分」「心の健康と成長に役立つ効能」という観点から「男はつらいよ」のすべてを解説し、鑑賞の手引きにしているのです。つまり本書は、「男はつらいよ」を精神に効く漢方薬かサプリメントに見立てた「効能書き」となっているのです。 メインはもちろん、全48作の作品ごとの効能書きです(上巻に23作品。下巻に25作品を収録)。毎回の寅さん活躍ぶりはもちろんのこと、ストーリー、マドンナ、名言名場面、ロケ地、何気なく映った小道具に至るまで、作品ごとにそれらの【成分】【効能】に言及。さらには、[笑い][感動][癒し]という成分ごとにその効き目具合を星取り表現してあります。作品別以外でも、「寅さん」のキャラクター像、妹さくらや御前様などレギュラーキャラクターをやはり効能書き風に解析。その考察には、既出の批評とは一味違う視点が散見され、ファン必読の内容になっています(上下巻)。さらには、観る人の心理状態や求める効能にごとに鑑賞すべき作品群を推薦する「お勧めコース」も20パターン以上掲載(下巻)。マニアックな上級ファンから、あらためてじっくり見返してみたいというライトファン、はたまたこれから寅さん体験をしてみたいという入門者まで、便利で使える効能書きになっています。「心に一息入れたくなったときには、本書を開いて寅さんを観ればいい」。そんな寅さんの楽しみ方と活用法を提案する、新しい「男はつらいよ」ガイド
公開日: 2019/04/19
ライトノベル
 
『東京プリズン』から6年。発売前より各紙話題騒然。日本人の行方を問う、衝撃の天皇小説!平成の終わりに、天皇自身に退位の真意を問い、「おそるべき力業」(毎日新聞)と絶賛。本物の箱は、右?左?マッカーサーから本物を奪還し、平成の天皇に退位の真意を問う。マリとアメリカの戦いが、いま始まる!
公開日: 2019/03/22
ライトノベル
 
【注 電子書籍では読者プレゼントは行っておりません。あらかじめご了承ください。】情け容赦なきおばさん、〈りえさん〉がやってきた!! 累計250万部突破「毎日かあさん」につづく新シリーズ開幕!! 卒母したサイバラかあさんが、自由な翼でパワーアップ。もはや怖いモノなし!? 人生のお楽しみはこれからじゃ! 「新たな描き下ろし」や「ガチに役立つ筋トレ対談」も収録。
公開日: 2019/03/12
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白井喬二、菊池寛らを論じ、先行する大衆文学論を詳細に考察した第一部「大衆文学の理論」。吉川英治、山本周五郎、松本清張らの、作家と作品を論じた第二部「作家の年輪」。時代小説の挿画、落語、浪曲など、大衆文化・芸能を掘り下げた第三部「大衆文学の周辺」。独自の視点で大衆文学を検証し、芸術性偏重の従来の文学観に新たな文学論を提示した画期的評論集。芸術選奨受賞作。
公開日: 2019/03/08
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なぜ忠臣藏は人気があるのか。『たった一人の反乱』の作者が、あのたった47人の反乱の謎を解明し、忠臣藏論のパラダイムを変革した、文芸評論の名作。野間文芸賞受賞作。
公開日: 2019/03/08
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『忠臣藏とは何か』『日本文学史早わかり』と並ぶ、丸谷才一の古典評論三部作。中国文学から振り返って、『源氏物語』『新古今和歌集』という日本の文学作品を検証した孤立無援の本居宣長の思考を蘇らせ、さらにはその視点で近代日本文学をも明確に論じる。女系家族的な考えから日本文学を俯瞰した「女の救はれ」を併録した『恋と女の日本文学』を発表時の題に戻し刊行。
公開日: 2019/02/22
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噴出する激情、容赦ない暴力、異形のディテール。これぞ韓流‘激辛’サスペンスの真骨頂だ。――千街晶之(ミステリ評論家)韓国発の弩級エンタメ「K(Korean)スリラー」が日本上陸!――少女の生活のすべては、無数のカメラに監視されていた。離れて暮らす高校生の妹が、突然姿を消した。それも、同級生の少年が不審な死を遂げたのと同時に。それを殺人事件と見た警察は、妹を重要参考人として追いはじめた。妹の身に一体何が起きたのか。その足跡を追うべく、私は妹の家を訪れた。母の死を機に離れ離れになって以来、そこは妹が父と二人で生活している家……のはずだった。だが、クローゼットに仕舞われているのは、高校生が着るには小さすぎる服ばかり。しかも、父が暮らしていた形跡がどこにもない。この家はなにかがおかしい……。そんな違和感の中で、私は見つけてしまった。居間や勉強部屋、さらにはバスルームにまで、家中に取り付けられている無数の監視カメラを――。誰にも予測できない物語は、ノンストップで衝撃のラストへと一気に駆け抜ける。息もつかせぬ韓国スリラーがここに誕生した。
公開日: 2019/02/08
ライトノベル
 
[東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会]開催を前に、ボランティア運営などについて様々な議論を呼んでいます。その議論の火付け役である本間龍氏が、2018年7月より毎週執筆しているボランティア問題メルマガを再編集・加筆し、時系列でまとめたアーカイブを2ヶ月ごとに刊行します。待望の第2巻は、2018年9月・10月メルマガ分のアーカイブです。(以下、第1巻著者前書きより、加筆あり)私は以前よりボランティア無償問題を追及し、2018年夏にはその主張をまとめた「ブラックボランティア」(角川新書)を上梓しました。東京五輪の開催が迫る中、その様子を毎週記録し、読者に伝えたいと考えました。そして、それらを月別にまとめ、さらに多くの読者に伝える試みを始めます。東京五輪の無謀さ、特に11万人以上のボラをタダ働きさせようとする五輪組織委と国、電通の理不尽で醜悪な姿をこれから開催まで、余すことなくお伝えしようと思います。
公開日: 2019/01/31
ライトノベル
 
「人間を超えるものの認識なしにこうした歌が読めるであろうか」ーー。式子内親王の3つの「百首歌」、少ない贈答歌などへの細やかな考察を通し、詩人の特性、女として人としての成長、歌境・表現の深化・醇化を「思うままの作品鑑賞」で綴る。三十一文字に自己の心と想念を添わせ、独創的な視点と豊かな感性で展開する「式子内親王」「永福門院」「いま一章、和歌について」を収録した名評論集。平林たい子賞受賞作。
公開日: 2018/12/14
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[東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会]をおよそ2年後に控えた今、ボランティア運営などについて様々な議論を呼んでいます。その議論の火付け役である本間龍氏が、2018年7月より毎週執筆しているボランティア問題メルマガを再編集・加筆し、時系列でまとめたアーカイブを2ヶ月ごとに刊行します。記念すべき第1巻は、2018年7月・8月メルマガ分のアーカイブです。(以下、第1巻著者前書きより)私は4年ほど前からボランティア無償問題を追及し、今夏にはその主張をまとめた「ブラックボランティア」(角川新書)を上梓しました。東京五輪の開催が2年後に迫り、いよいよボランティア(以下、ボラ)募集も9月末から始まるので、その様子を毎週記録し、読者に伝えたいと考えました。そして、それらを月別にまとめ、さらに多くの読者に伝える試みを始めます。東京五輪の無謀さ、特に11万人以上のボラをタダ働きさせようとする五輪組織委と国、電通の理不尽で醜悪な姿をこれから開催までの2年間、余すことなくお伝えしようと思います。
公開日: 2018/11/13
ライトノベル
 
中国には名前を言わずとも「総理」と呼ばれる二人がいる。周恩来総理と朱鎔基総理のことで人々は尊敬の気持ちを込めて二人のことを「我々の総理」と呼んでいる。周恩来総理は新中国の建国に最前線で身をつくし清廉潔白に愛国精神を実践した伝統的人物である。一方朱鎔基総理はトウ小平とともに社会主義計画経済から社会主義市場経済に転換し、今日の超高度経済成長の礎を築いた。ここへ至る数々の改革開放を成遂げた朱鎔基の事績を辿り、中国のみならず世界の平和と繁栄に貢献されるリーダーシップの在り方について考察する。
公開日: 2018/11/10
ライトノベル
 
貞明皇后の波乱の生涯を描いた、近現代小説の傑作!――縄田一男氏(文芸評論家) 幼少の頃に農家へ預けられ、「九条の黒姫さま」と呼ばれるほど活発な少女として育った節子。その利発さと健やかさを評価され、皇太子妃として選ばれたことから、明治、大正、昭和をつらぬく節子の激動の人生が始まった。病に臥せることの多かった大正天皇を妻として支え、母として昭和天皇を見守り続けた貞明皇后が、命をかけて守りたかったものとは。大正天皇と皇后の実像に迫った傑作長編。
公開日: 2018/10/26
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