世界大戦、勃発世界の王者 対 西方の覇者非戦闘員である海上保安庁の職員を手にかけたグラ・バルカス帝国。日本国内では報復への世論が高まり、政府もこれを無視できず、グラ・バルカス帝国を鎮圧する方策が舞台裏で検討される。一方、直接的な攻撃を受けた神聖ミリシアル帝国は、中央世界、第二文明圏の有力国の軍を結集した『世界連合軍』を率いて、レイフォル沖へ向かう。対するグラ・バルカス帝国は、東方艦隊空母機動部隊を展開し、世界連合艦隊を迎え撃つ。数で勝る世界連合艦隊を相手に、高性能な兵器と優れた戦術で圧倒するグラ・バルカス帝国東方艦隊。カルトアルパス沖海戦の再現になるかと思われたが……。古代魔導文明が生み出した、恐るべき兵器が姿を現す――