女の子たちから贈られたチョコレートの山を前に、エイジとレンは「去年より減ったな」と呟き、マーヤは驚愕。そんな平和なバレンタインを経て、ゲオルギウス学院は卒業式の日を迎える。来賓として壇上に上がったのは、若き総理大臣・熙斗=マジマ。「変革の時は近い」という彼の言葉に、マーヤは奇妙な引っ掛かりを覚える。その深夜、学院の時計塔から、天に向かって光の柱が放たれるが――!? 愛すべき日常と、魔術師としてナユタから受け継いだ使命と矜持。護るべきものを前に、マーヤの選んだ道とは? 怒涛の完結編! ※作品の表現や演出を考慮して、電子版は本文縦組で制作しております。また一部のページを加工、追加、削除しております。※