謎の美人女医に誘われて実験に参加すると… 交通事故で大怪我を負ってしまった亮介は、その後、順調にリハビリを重ねて回復したが、男の機能に不安を抱いていた。そんなとき、声をかけてきた女医から、意外な依頼を受ける。「研究のために健康な男性の協力が必要なんです」 その実験とは、病院が用意した見知らぬ女性とセックスをすることだという…。(「性交検査室」) 他にも危ないめくるめく官能の極みの世界を描いた二つの作品「淫蕩ナース」と「恍惚のアラミス」を掲載。・性交検査室・淫蕩ナース・恍惚のアラミス●館淳一(たて・じゅんいち)1943年北海道生まれ。日大芸術学部放送学科卒。芸能誌記者、別荘管理人、フリー編集者を経て、1975年新感覚のSM作家としてデビュー、単行本はもちろん、中間小説誌、男性誌、新聞などで数多くの作品を発表している。ストーリーの面白さに官能描写のとけ込んだ独特の世界は数多くのファンに支持されている。『煽情マーメイド』『純白のガーターベルト』(双葉文庫)、『美母秘めた情事』(竹書房)、『夜の写生会』『継母の純情』(幻冬舎アウトロー文庫)、『ロリータの鞭』(無双舎文庫)など著書多数。