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【歴史・時代劇・戦記】タグのライトノベル・小説

2004年、日本は地殻変動によりその姿を没した。沖縄を含む南西諸島だけはその惨禍を免れ、辛うじて日本は存続することとなったが、大半の日本民族は流浪の民と化した。西歴2013年、科学の粋を結集した時航機『やしま』は、過去にさかのぼり日本の歴史を書き変えるべく、日本政府の期待を一身に浴び1941年12月6日、太平洋戦争が今まさに始まろうとする時代に飛び立った。その使命を担ったのは安武龍一、寺崎保、木代伸介の3人。安武の助言により真珠湾奇襲に際し「エンタープライズ」「レキシントン」を撃沈。3人は山本五十六の信頼を得て東条内閣や軍部の後ろだての下、新兵器の開発指導が威力を発揮、「サラトガ」「ホーネット」を次々血祭りにあげた。ドリットルB25編隊もジェット戦闘機「震電」の餌食となり、「大和」の主砲がトドメをさした。絶好調、草薙圭一郎渾身の書下ろしシミュレーション第3弾。
公開日: 2018/10/05
ライトノベル
 
戦艦『大和』とイージス艦『こんごう』。隔世60有余年の異なる時代に召喚された艨艟が参戦する第1次、第2次太平洋戦争は今、佳境へと突入した。1994年10月、悲壮な覚悟でレイテ決戦に向かった『こんごう』は、そのイージス防空網で米機動部隊の大空襲を迎え撃ち、対艦ミサイルの噴煙をレイテの夜空に閃かせた。一方、米軍の渡洋攻撃を迎え撃つアジア連合軍は中韓台が撃破され、日本本土近海で最終決戦へと雪崩れ込んだ。ジェット戦闘機Su‐37JとF‐35とのマッハの衝撃が大気を引き裂き、『大和』と『ミズーリ』の主砲が咆哮し洋上が鳴動する。海は血と油でどす黒く染まり、やがて日米宿命の最終決戦の幕が降ろされようとしていた。太平洋戦争と超現代が錯綜する新感覚シミュレーション戦記シリーズ、堂々ここに完結。
公開日: 2018/10/05
ライトノベル
 
2015年、専守防衛の軛から脱し、国を守る完全な軍隊として生まれ変わった自衛隊―日本国防軍は、北朝鮮の武力侵攻を退け、地下資源を巡るベトナム・カンボジアの紛争を鎮圧し、アジアにおける盟主としての立場を確たるものとした。だが、それをこころよく思わない中国は、ついに日本に対して宣戦を布告。日本本土に向けて、大量の弾道ミサイルを放ち、仙台と鹿児島の二都市が被害に遭ってしまう。さらなる悲劇を避けるため、日本国防軍は、中国のミサイル基地撃破を決意、日本国産空母『大和』から、巡航ミサイルを搭載した最強戦闘機F100『剣龍』が飛び立ち、新鋭駆逐艦が中国海軍潜水艦に向けて、必殺の魚雷『飛魚』を撃ち放つ!だが、不毛な日中戦争の先には、世界を我がものにせんとする超大国・アメリカとの死闘が待ちかまえていた…。限りなく現実に近い、本格近未来戦史、堂々の完結。
公開日: 2018/10/05
ライトノベル
 
「復讐の太陽」作戦によって、沖縄沖に米太平洋艦隊主力を葬った海上自衛軍の空母『あかぎ』と戦艦『武蔵』らの真・日本艦隊は、最後の戦いに挑むべく再び出撃した。目標は敵本土西海岸のサンディエゴ軍港である。だがその行く手を遮ったのは、太平洋艦隊残存艦の総力を挙げた米海軍の猛攻だった。勝算など眼中にない、日本の復権とアジアの解放を実現するための戦いは、熾烈な死闘となった。星条旗をつけた無数のレシプロ機に対し、海上自衛軍のF‐35JとF‐2CVが挑みかかり、『武蔵』と『アイオワ』、日米最後の戦艦の巨弾の応酬が闇の海上を奔騰させる。さまざまな陰謀、策略、裏切り、そして友との皮肉な再会と宿命の対決。男たちの魂が複雑に絡み合った最後の聖戦は、七十年後に訪れるアジアの危機を救うことができるのか!?歴史を超えた衝撃の結末が待つ、時空戦記小説の完結編。
公開日: 2018/10/05
ライトノベル
 
推古天皇(飛鳥時代)、清少納言(平安時代)、葛飾応為(江戸時代後期)……時代の制約にしばられ反発しながらも懸命に生き抜いてきた10人の女たちが、波乱の人生を自らの言葉で語ります。当時の資料、研究成果に基づき主人公たちのキャラクター、台詞に思いをはせた筆者が現代の言葉に置き換えて描く異色の女性史。時代を超えて語りかける10人の言葉は、今まで見えてこなかった「日本女性の歴史」、さらには「もうひとつの日本の姿」を浮き彫りにします。[目次]野の声、森の声 縄文のシャーマン女王と呼ばないで 台与日出処のわたし 推古天皇この平城京の片隅で 笠女郎おもろい女たち 清少納言水の音 建礼門院右京大夫森に溺れる 森女私たちの戦国 高台院おね月が私について来る 遊女勝山世界はこの手の中に 葛飾応為おわりに[人物紹介と解説]【著者】佐々木 和歌子(ささき・わかこ)青森県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専門分野は日本語日本文学。(株)ジェイアール東海エージェンシーにて歴史文化講座の企画運営に携わりながら、古典文学の世界を、やさしくわかりやすく解き明かす著作を重ねる。著書に『やさしい古典案内』(角川学芸出版)『やさしい信仰史―神と仏の古典文学』(山川出版社)など。『古典名作本の雑誌』(本の雑誌社)では中古文学・中世文学を担当。※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『日本史10人の女たち』(2018年9月20日 第1刷)に基づいて制作されました。※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
公開日: 2018/10/05
ライトノベル
 
穢れの雨が降り続く都。陰気に乱された龍脈を鎮めようと邸を出た昌浩と太陰の前に現れたのは、泉津日挟女だった! 脩子の魂蟲を取り戻すため対峙したその時、成親に潰された昌浩の右肩に激痛が走る! 傷とともに埋め込まれた籠目の術が教えたのは、敵に与した成親の本当の目的だった――「意地だ。あの大陰陽師安倍晴明の後継と、一度でも呼ばれた者の矜持だ」兄弟の絆に、黄泉の赤き雷が牙をむく!! <厳霊編>第4弾!
公開日: 2018/10/01
ライトノベル
 
名門高田藩を探索する正寔が出会す御家騒動。事態は意外な展開へ!高田藩十五万石に跋扈する御庭番たち忍びの思惑と、榊原家世継を巡る謀略……。松平定信は御三卿内偵の命。隠密奉行、決死の戦い!正寔の女房絹栄が破落戸に絡まれる娘を助けるが、行方不明になった許嫁を追って越後から独りで出てきたという。許嫁は越後高田藩の徒士だといい、正寔は行方を捜す羽目に。調べを進めると、上屋敷には御庭番はじめ魑魅魍魎の忍びが跋扈していた。一方、老中松平定信からは御三卿清水家家老の不審内偵も頼まれ…。名門大名榊原家の世継を巡る謀略と隠密奉行決死の戦い!
公開日: 2018/10/01
ライトノベル
 
のどか屋の看板猫が、江戸を護る猫地蔵に!意外、これも御利益?生まれ変わって、おいで! そんな願いが叶ったような不思議なことが重なって…。旅籠付き小料理のどか屋に人情あふれる話が舞いこむ。もと侍の料理人時吉と女房おちよ、息子千吉の旅籠付き小料理のどか屋の看板猫のどかが永眠。誰いうともなく祠と石の猫地蔵が祀られ、お参りの人も増えてきた。出会いがあれば、どうしったて別れも……。生まれ変わって、またここへ!そんな願いが叶ったような不思議なことが重なって、のどか屋に人情あふれる話が舞いこむようになった。《本書に登場する小料理》・江戸玉子 ・風呂吹き大根 ・人参の葉のかき揚げ・高野豆腐と若布の煮物 ・海老の鬼殻焼き ・牡蠣のもろみ漬け・蛸の酢味噌和え ・揚げ茄子 ・玉子粥・鰤大根 ・蒟蒻の狸汁 ・豆腐飯
公開日: 2018/10/01
ライトノベル
 
もうひとりの栄次郎!謎の若侍を襲う刺客。斬殺された侍たちは?瓜ふたつの男に間違われ、刺客三人に襲われた栄次郎。田宮流抜刀術の達人で三味線の名手矢内栄次郎が備中水沢家の深い闇に挑む!湯島の切通しを本郷の屋敷に急いでいた田宮流抜刀術の達人矢内栄次郎は、闇に凄まじい殺気を感じ、三つの黒い影に斬りかかられた。なぜ襲うか問う栄次郎に「高樹清四郎、己の胸にきけ」と答える―。どうやら瓜ふたつの侍と間違えられたようだ。ほどなく不忍池の辺と湯島切通し坂下で袈裟懸け一刀両断に斬殺された侍の遺体が発見された。刺客の侍では……。
公開日: 2018/10/01
ライトノベル
 
囚人たちの北海道開拓裏面史。明治十四年、赤い獄衣の男たちが石狩川上流へ押送された。無報酬の労働力を利用し北海道の原野を開墾するという国策に沿って、極寒の地で足袋も支給されず重労働を課せられる囚人たち。「苦役ニタヘズ斃死(へいし)」すれば国の支出が軽減されるという提言のもと、囚人と看守の敵意にみちた極限のドラマが展開する。(講談社文庫)
公開日: 2018/10/01
ライトノベル
 
「くやしいといって死んだと伝えてくれ」行き倒れの老人から呪いの遺言を託された三次郎。与力の子息ながら今は流浪の身に成り果てた三次郎は、やがて敵討ちとお家騒動に巻き込まれていく!
公開日: 2018/09/29
ライトノベル
 
幕末から明治へ――。捕鯨集団「太地鯨組」の若き棟梁・太地覚吾を、激変する時代の荒波が襲う。外国船の乱獲による鯨の不漁、南海地震による大津波、村を救うため画策した蝦夷地での操業も頓挫する。そして、巨鯨を追うあまりに引き起こされた海難事故「大背美流れ」では、100名以上の生命が奪われる。時代に抗い、度重なる苦境に、何度も立ち向かい続けた男の物語。
公開日: 2018/09/28
ライトノベル
 
高貴な生まれながら、興福寺の僧兵に身を置く、範長。興福寺を守る使命を背負う範長の従兄弟、信円。そして、南都焼討からの復興に奔走する仏師、運慶。時は、平家が繁栄を極める平安末期。高貴な出自でありながら、悪僧(僧兵)として南都興福寺に身を置く範長は、都からやってくるという国検非違使別当らに危惧をいだいていた。検非違使が来るということは、興福寺がある南都をも、平家が支配するという目論みだからだ。検非違使の南都入りを阻止するため、仲間の僧兵たちとともに、般若坂へ向かう範長。だが、検非違使らとの小競り合いが思わぬ乱戦となってしまった。激しい戦いの最中、検非違使別当を殺めた範長は、己の犯した罪の大きさをまだ知らなかった──平家が南都を火の海にし、人々を憎しみの連鎖に巻き込もうとすることを。* 電子書籍版特典として、本の旅人2018年10月号掲載の「澤田瞳子氏×朝井まかて氏対談」を収録しました。
公開日: 2018/09/28
ライトノベル
 
享保の改革のころ、15歳の男が叔父を殺めて大坂から京へ逃れていった。河原で乞食をしたのち、僧・弁空のもとで寺男になる。寺で画と俳諧に興味を持ち始めた男は、京を発ち江戸へと向かう決意をする。江戸では俳諧の師匠・宋阿に弟子入りし、宰鳥と名乗る。だが間もなくして宋阿が亡くなり、下総の結城へ。そこを拠点に奥州や北関東への旅を繰り返す。28歳で俳号を蕪村に改め、いよいよ画と句と書に力を注ぎこみ……。
公開日: 2018/09/28
ライトノベル
 
沖田総司、高杉晋作、坂本龍馬、中村半次郎……。幕末の京を駆けた志士と、想いを交わした女たち。彼らが生きた、かけがえのない一瞬を鮮やかに描き出す珠玉の短編集。「川というのは無慈悲なものよ。絶えず流れて一時たりとも同じ姿を見せぬのだから」(詩人・梁川星巌×妻・張紅蘭「紅蘭」)/「わしにもいつか、そねーな日が来よるかのう。日なたを歩ける日が」(長州藩士・吉田稔麿×小川亭の若女将・てい「薄ら陽」)/「死んだって、生きてるんだよ。なにひとつなくならない。あたしが、あの人を慕っていたことも、あの人があたしを何より大事にしてくれていたことも」(新選組・沖田総司×労咳病みの老女・布来「呑龍」)/「女がみな、惚れたはれただけで生きとる思たら、大間違いどすえ」(長州藩士・高杉晋作×祇園の芸子・君尾「春疾風」)/「しっかし、おまんは果報者じゃ。あがな美しいおなごに選ばれたがぜ」(土佐藩士・坂本龍馬×岡本健三郎×亀田屋の娘・タカ「徒花」)/「うちはな、中村様がほんまに好きやった。こないに心の底から人を好きになれんのや、と自分で驚いたほど、好きやった」(薩摩藩士・中村半次郎×村田煙管店の娘・さと「光華」)以上、全六編収録。
公開日: 2018/09/28
ライトノベル
 
各地で不平士族たちの反乱が相次ぐなか、鹿児島では私学校党が暴発し、決起。陸続と集結する彼らと行動を共にすること止むなしと決め、桐野利秋らに担がれ、ついに西郷隆盛が起つ。軍勢を北上させ、熊本鎮台を包囲。西南戦争の始まりである。装備に勝る政府軍と、白兵戦に長ずる薩軍。両軍は屍の山を築きながら、果てなき激戦死闘を繰り返す。明治維新最大の元勲、その半生を描く大河小説、常々完結。
公開日: 2018/09/28
ライトノベル
 
「新撰組を描いた小説はこれまでにおびただしい数になるであろうが、津本氏のこの長編の特徴は、新撰組をあくまで非常な暗殺集団として容赦なく描き切ったところにある」(解説・桶谷秀昭)幕末の京都、江戸より上洛した浪士組が殺人集団へ変貌していく。敵対する者は斬る、隊規を乱す者は斬る。士道不覚悟は切腹。新撰組の殺伐たる実像を新視点から活写した力作長篇。
公開日: 2018/09/28
ライトノベル
 
女性と見まごう美貌で北辰一刀流を会得した薩摩藩の剣豪隠密、赤星速水。西郷隆盛の信頼篤い速水は、藩の軍資金稼ぎのため、女密偵以登とともに生糸の密売の藩命を受け、横浜を目指してひた走った。そして舞台は京都、大阪、上海、アメリカへ。薩摩藩の幕末の激動期をダイナミックに描く歴史小説!
公開日: 2018/09/28
ライトノベル
 
一切衆生を救おうという阿弥陀の誓願と、専修念仏による往生の道を諸国で説く親鸞。自らの往生の日まで、一心に信じる道を突き進んだ生涯と人間像を、熱心な門徒である著者・津本陽が描く。多くの資料を渉猟し、親鸞寓話の成立を明らかにしつつ、歴史小説の面白さで教義の源流にせまった新しい聖人伝。
公開日: 2018/09/28
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この潔さが羨ましい! 豪商紀伊国屋文左衛門の波瀾万丈の生涯を元禄経済のなかに活写した歴史長編。命を賭けた江戸へのみかん輸送で得た三万五千両をもとに、紀伊国屋文左衛門は、日本一の豪商めざして突き進む。大長者・河村瑞賢、杉山検校の後押しで材木商となって活躍。八十万両もの稼ぎを上げる。しかし、貨幣改鋳に手をつけて失敗。以後、時勢の流れから外れ、一代を限りで引退した文左の豪快な生涯。
公開日: 2018/09/28
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関ヶ原以来、十五年を隠忍自重した家康が、七十三歳にして宿願の豊臣家打倒に立ち上がる。堅固な大阪城に長期戦は不利とみた家康は、総濠埋立てを条件に一旦和睦する。その後、再び秀頼を挑発、再戦の端緒を掴むのだった――。戦国乱世を負けながらも生き抜いた、稀有な男の不屈の精神を余すところなく描いた大長編。
公開日: 2018/09/28
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甦った戦艦『大和』の巨砲によって終結した極東の戦乱から十年。台湾の併合と国内反乱の抑制を目論む中国は、再び東アジアに混乱をもたらした。共産党内部の政変をきっかけに、海軍の空母・戦艦群が台湾海峡に進出したのだ。尖閣諸島防衛のため近海に出動していた海上自衛隊と、すわ衝突かと思われたが、瀬野貢首相の尽力により、辛うじて一触即発の危機は脱した。一方、フィリピン近海で行なわれていた環太平洋軍事演習(リムパック2020)の実施海域が、折りしも発生した台風によって東シナ海に変更になった。中台が睨み合う海域にリムパック艦隊が移動したことによって中国の孤立はより鮮明になってしまう。そんな中、突如中国海軍が日本のタンカーを拿捕。日本はシーレーン防衛のために、ついに『大和』『武蔵』に出撃命令を下した!宿命の対決に決着をつけ、東アジアの覇権を得るべく『大和』の巨砲が再び吼える。
公開日: 2018/09/28
ライトノベル
 
米商いの幅を広げる角次郎。だが凶作の年、信頼関係を築いてきた村名主から取引先の変更を告げられる。さらに村名主は行方不明となり……。世の不穏な空気と、大黒屋に迫る影。角次郎は店と家族を守れるか?
公開日: 2018/09/22
ライトノベル
 
日本一の「江戸店持京商人」になろうと並木屋に修行に出ていた清兵衛。だが実家茜屋に呼び戻されたことから、彼の悲劇が始まる。茜屋は火の車だったのだ。倒産寸前の実家と立て直すため、清兵衛が奮闘する!
公開日: 2018/09/22
ライトノベル
 
ある日、小伝馬町牢屋敷に火事が発生。避難のために一時的に罪人が解き放たれた。『め組』の活躍で消し止めらたが、臨月の女囚が姿を消してしまう。旗本の三男坊・徳田新之助こと吉宗らが背景を探るが――。
公開日: 2018/09/22
ライトノベル
 
直参旗本の次男、高見沢彰吾は、忘れ形見の娘の為に、旗本の身分を捨て陪々臣として生きる道を選んだ。与えられた役目は、他家との外交役。懸命に仕事に取り組む彰吾に、思いもよらぬ事件が――。
公開日: 2018/09/22
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「新人離れしたデビュー作」と各紙誌が絶賛した『大友二階崩れ』のその後を描いた新作が早くも登場。「泣く英雄」を描いた前作に対し、「武に生きる」男たちがやはり「義」をめぐり繰り広げる熱き物語。大友義鎮(のちの大友宗麟)が当主となった「二階崩れの変」の6年後、強大化した大友家に再び熾烈なお家騒動が出来。通称「小原鑑元の乱」を重臣たちを通して描く。物語を引っ張るのは『大友二階崩れ』の主人公の長男。当主・義鎮が「政」より美と女を重んじた結果、「二階崩れの変」を平定した重臣たちと当主との間に権力の二重構造ができあがり、政変が勃発する前作で描かれたのは「義と愛」だったが、今作はもうひとまわりスケールが大きく、一寸先は闇の乱世における「義と利」「情と理」のせめぎあいがダイナミックに描かれる。一貫して流れているのは戦国の世とは言え、誰も戦を望んでいないこと。やむなく戦に臨まねばならなくなった時、どこで人としての筋を通さねばならないか、を各人各様に考え抜いている姿が描かれ、現代にも通じる普遍的なテーマが隠されている。
公開日: 2018/09/21
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『付添い屋・六平太』に続く新シリーズ! 香坂又十郎は、石見国、浜岡藩城下に妻の万寿栄と暮らしている。お役目は、市中警護、犯罪の取り締まりや犯人の逮捕に奔走する奉行所の町廻り同心頭である。田宮神剣流の使い手であり、御前試合で十人抜きを果たした剣の腕を買われ、斬首刑の執行も行っていた。 浜岡藩は、海に恵まれた土地でもある。漁師の勘吉と釣りに出かけた又十郎は、外海の岩場で脇腹に切り傷のある水主の死体を見つける。浜で検分を行っていたところ、大目付の下知により、死体は持ち去られてしまった。又十郎の義弟兵藤数馬は、水主の死について不信を抱いていた。数馬によれば、水主の正体は、公儀の密偵ではないかというのだ。後日、当然城内に呼ばれた又十郎は、謀反を企んで出奔した藩士を討ち取るよう命じられる。追うべき藩士の名は、兵藤数馬であった――。追討をしくじれば、罪は縁戚にも及ぶという。又十郎の重く孤独な追跡行が始まる!
公開日: 2018/09/21
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今の日本に、こんなリーダーがほしかった! 昭和13年、青年実業家の瀬田修司は横濱に降り立った。関東大震災から復興した横濱は、ジャズが流れモガ・モボが闊歩する華やかな文化あふれる国際都市。折しも日中戦争が始まり、軍需景気にあやかりたい瀬田は、横濱一の大富豪である原三渓からの出資を得ようと、三渓について調べ始める。 実業家としての三渓は、富岡製糸場のオーナーであり「生糸王」の異名を持っていた。関東大震災では、復興の先頭に立ち私財をなげうって被災者の救済にあたった。また、稀代の数寄者として名を馳せ、茶の湯に通じ、「西の桂離宮、東の三渓園」と言われる名園を築いた文化人。前田青邨や小林古径など、日本画家の育成を支援……と、いくら調べても交渉材料となるような醜聞は見つからず、瀬田は苛立つ。 やがて「電力王」として知られる実業家、松永安左ヱ門に会った瀬田は、松永の仲介で三渓に会うことが叶う。 三渓園の茶室を訪れた瀬田は、そこで原三渓と話を交わしたことで、少しずつ考えを変えていく。 実は少年時代、瀬田には三渓にまつわる忘れ得ぬ記憶があった……。※この作品は過去に単行本版として配信されていた『横濱王』の文庫版となります。
公開日: 2018/09/21
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あの付添い屋が帰ってきた! 新章開幕!第一話 春雷秋月六平太は付添い屋をやめ、相良道場師範代を務めていた。ある日、飛騨屋母娘と舟遊びに出たところを破落戸に絡まれ、これを撃退。だが噂を聞いた口入れ屋に「隠れて付添い屋をしていたのか」と詰め寄られる。一方、十五歳になった穏蔵は八王子から江戸に出てきたが、肌に合わず奉公先を飛び出していた。第二話 女医者師範代を返上した六平太へ、中条流女医者かつ枝に付添う仕事が舞い込んだ。診療の帰り、外塀に貼られた姑獲鳥の札に、かつ枝は顔色を失った。そのころ、森田座の役者、河原崎源之助が行方不明になっていた。第三話 鬼の棋譜妙な男が市兵衛店を窺っているらしい。気になりながらも六平太は平岡宗雨の付添いへ出向く。将棋の才能に恵まれた宗雨だったが、態度が慇懃だと世間からの評判は悪かった。第四話 一両損穏蔵は甚五郎親分の下で働きたいという。二人を引き合わせた六平太は、音羽での騒ぎを耳にする。灰買いの女が集めた灰の中から高価な菩薩像が出てきたのだ。持ち主を探すため、六平太は町に噂話を流す提案をする。
公開日: 2018/09/21
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