藤波瑞穂は大学院を中退して、とりあえず受かった会社に就職したばかり。働く原動力になるだろうと、身の丈に合わない新築マンションを借りた。角部屋でのびのびとすごしていたところ、空き部屋だった隣に誰かが引っ越してくることになる。なんとそれは、社長の高良京介だった。会社でも隣の席に座っている瑞穂は、一転して緊張の抜けない日々に。引っ越そうかと考えていたとき、出社時間なのに京介が家から出てこない。心配になって中をのぞけば、過労で倒れていた。慌てて介抱していると、夢うつつの京介に強引に抱かれてしまう! それから家でも会社でも溺愛される日々が始まるのだが、ある日瑞穂の元に本命の会社からの内定通知が届き……!?