【御曹司・富豪・貴族・令嬢】タグのライトノベル・小説
‘失われた愛’を取り戻したら、あなたを永遠に失いそうで……。祖母とふたり、世を忍んで暮らすガブリエラのもとに客が訪れた。アレックス・ディ・シオーネ──美貌の大富豪は、病床の祖父のためドーロ王家に伝わる幻の絵画を手に入れたいのだという。実はガブリエラの祖母は国外追放されたイゾラ・ドーロの女王で、ガブリエラも幼い頃からその噂は聞いていた。すると祖母はおもむろに絵の存在を認め、アレックスと一緒に故国へ戻り、宮殿内を捜してみるようガブリエラに命じた。だが、地味な‘本の虫’の初めての冒険は漕ぎだしてすぐ頓挫する。彼の魅力の虜になり、あろうことかキスに応じてしまったのだ!■作家競作8部作でお届けしてきました〈ディ・シオーネの宝石たち〉最終話を飾るのは人気のメイシー・イエーツ。ふたたび集められた8つの宝が、知られざる愛の物語を甦らせます。感動のフィナーレ!
私の指で、口で、感じてみろオレ様国王の強引ラブ「本当に嫌なら、私を突き飛ばして逃げてみよ」王宮に刺繍師として勤めることになった没落令嬢のアメリアは、寝室に忍んできたと勘違いされ、国王アウロに襲われる。誤解は解け、王の婚礼衣装を刺繍することに。何度も呼び出されては執拗に求められ、拒めず初めての快楽に蕩けてしまうアメリア。身分違いで婚約者もいるアウロへの想いに苦しむが……。
リズベスは、侯爵家の嫡男ロデリックのことが怖くてたまらなかった。自慢の親友だと思っていたのに、‘おぞましい仕打ち’をしてきたからだ。彼は悪魔だわ!そう思い、怪しげなおまじないで身を守ろうとする毎日。けれど、彼の策略にまんまとはまり、結婚することに!恐怖に怯えるリズベスだったが、彼は素敵な笑顔を向けてくる。そして迎えた初夜、淫らなキスと巧みな愛撫で蕩かされていくリズベス。しかしその後、あの‘おぞましい仕打ち’が待っていて──!?完璧な貴公子×ひきこもり令嬢、一途で過保護な独占愛!
置き去りにされたあの日からずっと、心は彼の思い出にしがみついたまま……。イタリア公爵の跡継ぎヴィンチェンツォと公爵家の使用人の娘ジェンマ。身分違いの恋とは知りながら将来を誓い合った二人だったが、ある夜突然、ヴィンチェンツォはさよならも言わずに姿を消した。息子の失踪に怒り狂った父公爵に母娘ともども城から追い出され、ジェンマは愛しの人と住む場所を一度に失った悲しみに苛まれた。10年後、公爵が他界し、城がさる実業家に買収されると知り、過去にけじめをつけるために、彼女はあえて城の求人に応募する。すると驚くべきことに、実業家の正体は……ヴィンチェンツォだった!彼の銀の瞳に再び心を奪われかけた瞬間、ジェンマは思い出した――母から繰り返し教えられた、愛は階級差を超えられないということを。■相思相愛だったはずが一転、突然の別れを突きつけられた17歳のジェンマ。初恋にして最愛の人、ヴィンチェンツォの美しい銀色の瞳を忘れられずにもがいた10年――彼への怒りや悲しみ、名状しがたい複雑な思いに苦悩しました。彼が去った本当の理由とは?
フィアのもとを、イタリア富豪のサントが3年ぶりに訪ねてきた。フィアとサントの家には3代前からの確執があるが、3年前、二人は一度だけ夜をともに過ごしたことがある。その後サントはまったく連絡をくれなかったけれど、フィアは妊娠に気づき、一人で息子を育ててきたのだった。何も知らないサントは、彼の一族の事業拡大のため、フィアが息子と住む家を、土地ごと買いたいのだと言う。足元にまとわりついてきた幼子を慌てて隠そうとしていると、サントの顔色が変わった――そう、息子は彼にそっくりだった。彼が強ばった表情で言う。「土地を買うまでもない。結婚しよう」■圧倒的な男性的魅力でヒロインを惑わせてやまないイタリア人富豪ヒーローは、HQロマンスで常にナンバーワンの人気を誇っています。秘密の一夜から生まれた愛の物語をどうぞ。*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
名前も身元も定かでない娘が、伯爵の心に留まるはずもなく……。嵐が迫るなか、ずぶ濡れの娘は夜道を当てもなくさまよっていた。寒さと疲れで事切れる寸前、通りがかりの伯爵ジョナサンに救われ、彼女は近くの牧師館へ運ばれたが、自分の名前も出自もわからなかった。牧師夫妻は彼女を仮に‘ベス’と呼び、親戚として共に暮らし始めるが、一部の上流階級からは怪しまれ、冷遇されてしまう。ああ、わたしを助けてくれた優しいあの人にまた会いたい……。自分の名前は忘れても、彼のことは一生忘れられない。そんなベスの願いは叶うこともないまま半年が過ぎたころ、夢にまで見たジョナサンと再会を果たすが、彼の挨拶に色を失った。「はじめまして。自己紹介させてもらえないか?」■記憶喪失に陥ったベスはひけめを感じながらも伯爵への想いを募らせますが、半年ぶりに会ったジョナサンは彼女のことをまったく覚えていないうえに、彼は上流階級にふさわしい花嫁を娶ることを求められていて……。悲しい定めに翻弄される娘を劇的に描いたリージェンシー。
幼い子供を守るためとはいえ、不釣り合いな私がフィアンセ役だなんて!「どういうこと、レオ? 本気のはずがないわよね」サミーはレオが差し出した婚約指輪を見て、そうきいた。彼はプロポーズしているの? よく知りもしない、隣人の私に。レオは世界的企業を経営する億万長者。私は地味な小学校教師。いぶかるサミーに、レオは途方もない偽りの婚約話を持ちかけた。亡き弟の娘の親権を取るために、社会的信用が欲しいのだと。代わりに、彼女の病弱な母が抱える住宅ローンを全て支払うと。そして、本物の恋人には絶対になりえない、君が適任だと……。密かに憧れたこともある人の残酷な申し出に、サミーは震えた。■1996年の日本デビュー以来、ハーレクイン・イマージュとロマンスから作品を発表しつづけている大御所キャシー・ウィリアムズ。ゴージャスで男らしいヒーローと、見かけは冴えないけれど、しっかり者で思わず応援したくなるヒロインのシンデレラ物語が人気です。
財産目当てで、年の離れた大富豪の後妻となったいとこのために、ケンドラはギリシアを訪れていた。アテネ空港で出迎えたのは、ハンサムだが傲慢なデーモン。大富豪の親戚筋にあたる、彼自身も億万長者の会社経営者だ。ケンドラは彼のことが気になるのに、いとこと同類と決めつけて、皮肉っぽい目つきでじろじろと見つめてくる。ある日、大富豪の息子と出かけたケンドラは、車の燃料切れで帰宅が深夜になってしまう。するとデーモンはここぞとばかりに、「君は金持ちなら誰でもいいのか」と辛辣な言葉を放った。
17歳のときに両親を亡くしてから7年間、セアラは自分を犠牲にして妹の幸せのためだけに生きてきた。だが、最愛の妹は、ギリシア人の愛人に捨てられたあげく、19歳になったばかりで赤ん坊を遺してこの世を去ってしまった。それはすべて愛人の兄アレックス・ターザキス――気が遠くなるほどの富豪で権力を一手に握っている男が、ふたりの結婚を頑として許さなかったせいだった。しかも、アレックスは妹の葬儀の日に現れたばかりか、端整な顔に冷酷さを滲ませて、セアラに赤ん坊を渡すよう告げた。*本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
パーティでケータリングをするサマンサに、男性が声をかけてきた。マシュー! ハンサムな彼はイギリスとギリシアの血を引く、船舶会社アポロニアス・コーポレーション後継者という有名人だ。彼は、祖父の誕生日パーティの手伝いをしてほしいのだという。仕事の話にしては、まなざしや態度が親密すぎる気がしたが、彼のような男性がわたしなんかに興味を持つはずがないと、サマンサは恥ずかしくなり、慌てて仕事を請け負った。まさかそのパーティが、ギリシアの美しい孤島で催され、その間ずっと、マシューと寝食をともにすることになるとは――そしてそれこそが彼の思惑だったなど、彼女はまだ知らなかった。■ハーレクイン・セレクトもめでたく500号を迎えました。これもひとえに、いつもご愛読くださる皆様のおかげにほかなりません。感謝を込めて、ハーレクイン・ロマンスを代表する作家アン・メイザーのシンデレラ・ストーリーをお贈りします。
無口で無表情な伯爵は、困窮する娘の身柄を要求した!嘘よ! 私があの伯爵に買われたなんて。おじが賭事で作った借金を肩代わりする見返りに、冷徹と名高いコールドベック伯爵は私との結婚を要求した……。激しく動揺するキャサリンの耳に、力強いノックの音が響いた。「コールドベックです。あなたとお話ししたい」伯爵はキャサリンに反論を許さず、その日のうちに式を挙げ、2日後には彼女をヨークシャーの領地へ連れ去った。そのときのキャサリンは夢にも思わなかった。自分を買った夫に、狂おしいほど恋い焦がれる日が来ようとは。■いっさいの感情を封じた冷淡な伯爵と、孤児たちを救いたいと願う心豊かな乙女。対照的なふたりが夫婦となって、どんな結婚生活が始まるのか? 甘く切ない想いが交錯する、リージェンシーの名作。*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
こんなに優しくしてくれるあなたが、誰も愛せない冷酷なひとだというの?自動車事故に遭い、病院で目覚めたエイプリルは愕然とした。自分の名前も、過去もまったく思い出せない。見舞いに訪れた黒髪のハンサムな男性――セスのことも。胸がこんなにどきどきするのはなぜ? 彼は……私の恋人?だが、セスは有名ホテルチェーンの経営者で、初対面だと告げた。彼の弟がエイプリルの同乗者で、事故で命を落としたのだが、直前にホテルの一つを譲る契約を結んでいたらしい。入院中、ずっと彼女の体調を気遣い、優しく接してくれるセスにエイプリルは日々癒やされていった。まさか彼がホテルを取り戻すため、自分を誘惑しようと企んでいるとは夢にも思わず……。■愛を信じない非情なホテル王セスに、ひと目で惹かれてしまったエイプリル。一方のセスは、彼女が色仕掛けで亡き弟のホテルを手に入れたと疑い、彼女の記憶喪失さえ演技だと思い込んでいて……。
じゃじゃ馬慣らしは大人の楽しみの一つだからね危ないところを金髪美系の青年に助けられた大学生の唯。ところがその青年は王国の第二王子。気に入られた唯は離宮で愛妾に!?父の単身赴任先モルタージャ王国を訪れた大学生の唯は、バーで強姦されそうになったところを金髪の美青年に助けられる。エメラルドグリーンの瞳に仕立てのいいスーツ、素人とは思えない腕っ節の強さで暴漢たちを叩きのめした彼は、ナーヒドと名乗った。意外にも人懐こい性格のナーヒドに心を許した唯だが、酒に酔わされ、目覚めると媚薬を使って後孔を嬲られていて…。実は王子だというナーヒドの離宮に軟禁された唯は愛妾として扱われることに反発するものの、なぜか彼を見捨てられない。それは与えられる快楽が甘すぎるから? それとも――。紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを完全収録した特別版!
王妃付き侍女のティーナは、王太子とは幼なじみ。22歳になった王太子アレクシスには女性の噂が全くない。アレクシス様には、幸せになっていただかないといけない。王妃からも頼まれているティーナは、アレクシスに友人を紹介したり、夜会で名家の令嬢と引き合わせたり。王太子の「……俺の気持ちも知らないで」のつぶやきにも「何か言いました?」と無邪気に返すティーナ。エスカレートしていく王太子のアプローチに全く気づかないどころか、いいお相手を探そうと、ちょっと空回りぎみ。キスをされてもまだ気づかないって、天然にもほどがある!?いったいいつになったら……。前途多難な恋の行方は?【著者紹介】宇佐川 ゆかり(ウサガワ ユカリ)東京都在住。主に乙女系小説で活動中。甘い恋愛描写と濃厚なラブシーンを得意とする。執筆の合間にコーヒーとおいしいチーズケーキで一息入れるのが好き。理想のチーズケーキを求めて、日々探索中で、時には自分で焼いたりもする。代表作:『契約恋愛と外せない指輪』『公爵様と傷心シンデレラ』
超怖いと噂の国王陛下からお召しが!?えっ!! いきなりお妃様として!?がっつり逞しいカラダの武骨な王様だけど、花嫁が可愛すぎて悶え転がってる模様です?さらには私だけが知る意外な乙女趣味まで!陛下っ! 見た目とギャップありまくりです!共通の趣味ですっかり打ち解けラブラブに□……のハズがお互い浮気を誤解してしまい?新婚生活、早くもピンチですかっ!?体格差&年齢差&ギャップ萌えv全部入り新婚ノベル★電子書籍版特典短編もますます甘?い、イチャイチャストーリーです★
オークションにかけられた王女は国を滅ぼした皇帝の愛玩物に。彼はかつて結婚すら夢見た初恋の人。「俺を愛していると言った。あれは嘘か」冷酷に豹変し、淫らに躰を嬲り始め──今のあなたは祖国の仇! 触らないで!だが荒ぶる肉の楔が姫を雌へと堕とす!!かつては優しく愛してくれたのになぜ?まさか! ずっと私だけを想い続けていた!?一途すぎる想いが暴走するハードエロスな純愛!!★電子書籍特典短編は『優しく愛して』。結婚後のますます濃厚Hですv★
大企業の御曹司・玲一さんとお見合いした私。クールでイケメンな彼は完璧主義者で潔癖症。釣り合うはずがないと断ろうとしたのに、本当の夫婦にならなくていいと言われ!? 仮初の結婚生活を始めたけれど、不器用な優しさにどんどん心惹かれていく。「どんなに汚れていようが、構いません。あなたに触れたくてたまらない」人に触れないはずの彼に強く抱きしめられ、まるで特別みたいで胸の高鳴りを抑えられない!! 彼の施す淫らな愛撫と身体中を這う熱い舌に翻弄され、快楽の波に呑みこまれて――。
社長の神室柊也付き秘書の奥宮柚香は、美形で財閥の御曹司ながらノリが軽く傲慢に見える柊也を今ひとつ好きになれない。だがある日、落としてしまった大事なキーホルダーを柊也に拾われたことで、彼の婚約者の振りをさせられる羽目に。「おまえがかわいすぎるからいじめたくなるんだろう?」毎日のようにデートさせられ、触れられて変わっていく身体。腹黒な男だと思っていた柊也の、気遣いや優しさを知る度に惹かれてしまい!?
小説家の聖は彼氏とヴェネツィア旅行中。だが彼氏は、宮殿カジノの王・レオから、聖名義で10億近い借金を作り、挙げ句の果てに姿を消してしまう。悲しむ聖に「一目惚れだ――誰にも渡さない。聖を私だけのものにする」と、レオに甘く熱烈に口説かれ、さらわれてしまう…!! 強引に深いキスをされ、感じたことのない快楽にも必死で反発する聖だが、レオの真摯な想いと熱い瞳に逆らえなくなっていき…。最高の男に一途に激しく愛される!!(※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
留学生の三樹也は、大学のパーティーで辣腕な学生実業家・ナズィールと出会う。傲慢な態度、華やかな雰囲気、自信に満ち溢れ、華麗な世界に生きるナズィールに唇を奪われた三樹也は、そのまま初めての経験も彼に捧げる。「おまえ、可愛いな」執拗に可愛がられ啼かされ続ける三樹也。清廉で素直な三樹也の身体は甘く花開き――! けれどナズィールには三樹也を陥れる別の思惑があって!? 傲慢な愛で純情な青年を独占&溺愛するセレブラブ。
大財閥の当主・醍醐に拾われた、身寄りのない巴。無表情で尊大、孤独を好む醍醐の大邸宅で働くうちに、巴はひっそりと隠された秘密の扉を発見する。扉の向こう、屋敷の地下には、なんと宮殿のような空間が広がっていた…! 巴はそこで、醍醐とそっくりでありながら、全く別人の雰囲気を持つ男と出会い、初めてのキスを奪われて…! 大邸宅の地下に広がる、秘密の宮殿。暗がりの支配者の熱っぽいキス、甘い抱擁。最高のシンデレラ・ロマンス! (※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)
母と弟を養うため高校生の洵が引き受けたバイト、それは若き不動産王と呼ばれる超ハンサムな億万長者・ルークの恋人となり、No.1カップルを競うセレブのゲームに勝つこと! 気難しいルークの態度に不安になるけれど、彼は洵を完璧なセレブに仕立て上げるために世界中から著名人を呼び、自らも最高のレッスンを施してくれる。不器用なルークの優しさに、気づけばドキドキが止まらなくなって…! 大富豪×貧乏高校生のシンデレララブ☆
里穂は、百年続く老舗酒造所の跡取り娘。修行のため就職した大手飲料会社で、一番気が合う同僚の匠は、実は社長御曹司様。とある夜の出来事から、彼と密かに結婚することに!その結婚生活も長く続かず、一年後、里穂は家業を手伝うため離婚届を残し実家に戻る。幸せを犠牲にしても守りたかったのは伝統の酒。けれど五年後、一大経営危機に陥った。頼れるのはもう彼だけ!悩んだ末、里穂はとうとう東京へ赴いた。今や副社長となった元夫に会うために……。
ダニーはロンドン郊外の大きな屋敷で庭師として働いている。屋敷の主は家のまわりに高い石塀を巡らし、つねにボディガードに囲まれて暮らしており、いまだ姿を見たことはない。きっと人間不信の哀れなおじいさんに違いないわ。ある夜、庭の芝を刈っていたダニーは背後からの声に驚いた。振り向くと、若くハンサムな男性が睨みつけている。彼こそがこの屋敷の主、ピアス・サザランドだった。謎めいたピアスの魅力に惹かれ、ダニーは身も心も捧げるが、彼の言葉は、あまりにも冷たいものだった。「僕が君を愛することは決してない。期待するな」■1987年に刊行された、人気作家キャロル・モーティマーの意欲作です。謎めいた過去を持つ人間不信の大富豪を愛してしまった、貧しく無垢なヒロイン。彼の心は固く閉ざされたままで……。
アマンダは1年前にナイジェルと出会い、プロポーズされた。有名人の彼に見初められるという幸せに舞い上がったのも束の間、彼女は浮気の現場を目撃し、指輪を投げつけ飛び出してしまう。失意のあまり橋から身を投げようとしたアマンダを助けたのは、いつも冷静で近寄りがたい、ナイジェルの異母兄マロリーだった。彼の意外な優しさに、アマンダの気持ちは激しく揺さぶられた。やがて嫉妬深いナイジェルが彼女と兄の仲を中傷する噂を流すと、マロリーが思いがけない提案でアマンダをさらに驚かせた――噂を静めるために、‘見せかけの婚約’を演じようというのだ!*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
利用されても、さげすまれても会いたい。初めて知った愛が、こんなに苦しいなんて。リリーはスペイン人富豪のレイフを見た瞬間から、15歳近くも上の、大人の男性の危険な魅力に心を奪われた。最近、有名な豪邸に越してきた彼は大変なお金持ちらしいが、よくない噂の絶えない人物でもあった。そうとわかっていても、リリーはレイフの誘いを拒めなかった。そして彼に身をまかせ、人生最高の幸せと愛を知った。でも、いったいなぜレイフは私に興味を持ったの?ベッドでひとり目を覚ましたとき、リリーは残酷な答えを知る。彼女のことは遊びとばかりに、彼は前妻に会いに行っていたのだ!■周囲からの警告も気にせず、自分を信じて年上のレイフに身を捧げたリリー。けれど、レイフはそんな純粋な気持ちをあざわらうように、彼女をベッドに残して姿を消します。愛人にされたと知り、まじめなリリーは傷つきますが、彼を嫌いになるには遅すぎて……。
海辺にそびえる壮麗な屋敷。そこは愛の巣か、それとも牢獄か――秘密を抱えた男と記憶をなくした女の、絡み合う愛。目覚めたとき彼女は病室のベッドの上にいた。なぜこんな場所にいるのか。自分の名前すら思い出せない――そこに現れたのは、ルイスという長身で端整な顔つきの富豪だった。「きみの名前はアナベル。ぼくの妻だ」話によれば彼女はクルーザーの事故に巻きこまれ、一命を取り留めこの病院に運ばれたのだという。そうして記憶が戻らないまま退院を迎えたアナベルは‘夫’に言われるがまま、カリブ海を望む豪奢な屋敷へ連れていかれる。でも……本当にこの人はわたしの夫なの? アナベルは言いようのない不安と違和感を拭えずにいた。
王女の筆頭侍女アンジュは、王女の嫁ぐ大国クーリガンへ婚姻の準備のため向かう途中、賊に襲われクーリガンの王国軍第一騎士団の騎士団長・オスカーに助けられる。ふるえる身体を抱きしめてくれるオスカーの逞しい胸に心ときめくアンジュ。オスカーも一目惚れとキスを降らせるけど、彼の秘密を知ってしまい…。ある晩、消えた王女の身代わりに晩餐会を務めることになったアンジュは、オスカーの力強い腕に抱かれ、灼熱を差し込まれ、純潔を散らされる。激しい愛の営みは二人を更に大胆にして!?
辺境の伯爵令嬢エルフィールは城の舞踏会でエキゾチックな青年に出会う。彼はエルフィールの胸を鷲掴みにしたかと思うと、いきなり顔をうずめてきた! その青年の正体は、なんと国を守護する聖獣様。彼曰く、十年以上も前に失くした心臓がエルフィールの中にあるらしい。そのせいで「聖獣のお世話係」という肩書きで城に住むことになったエルフィールは、昼夜問わず彼に抱かれることになってしまい……!? ケモノな彼との極上エロ甘ファンタジー!
【精悍な皇帝×伯爵令嬢の淫らな初夜】皇帝アベルに見初められた貴族令嬢のルイーゼは、花嫁として三日三晩抱かれ続ける「初夜の儀式」で白い肢体をくねらせ、甘く喘がされて――!!