――お前はバカだ。もう、逃がしてやれない。不可思議な痣のせいで不吉な王女と忌避されて育ったアリーシェ。’神の子’とされる聖帝の妃候補となるが、嫉妬した義母から命を狙われ、’魔の森’へと逃げのびる。人を喰う獣が跋扈すると恐れられるその森で助けてくれたのは、人間離れした美貌を持つ森の管理者グラムだった。アリーシェは、ぶっきらぼうながらも世話焼きで優しい彼に惹かれてゆき、このまま穏やかな生活が続くことを願う。だがあることがきっかけで、彼に抱かれる必要が出てきて……!?謎を秘めた寡黙な隠者×虐げられた王女、’神の庭’で育む運命の恋。【目次】プロローグ 神の森に住む少女第1章 痣のある王女第2章 神の森の隠者第3章 森の隠者は選定する第4章 忍び寄る影第5章 水面下の攻防第6章 聖帝と神の花嫁エピローグ 神の花嫁は聖帝の腕の中で花開くあとがき【関連ワード】ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫