そこに行けばいいことがあるはず
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物心ついたときから耳が聞こえなくても、近い将来、目が見えなくなる病気に罹っていることがわかっても、私に、絶望している暇はない。
韓国で13万部のベストセラー『それでも、素敵な一日』の、その先――。
残酷な運命に直面しても前を向き、目が見えるうちにやりたいことをやり、行きたいところに行くと決意した一人の女性の物語。
タイ、ハワイ、ロシア、フランス、フィンランド、日本 etc.旅先で出会った親切な人たち。
離れて過ごして気づいた、身近な人の大切さ。
世界へ飛び立ったベニーが旅を通してもらった、たくさんの愛の記録。
【著者・訳者プロフィール】著者:ク作家 (ク・キョンソン)韓国に暮らすイラストレーター。
2歳のときに熱病を患って以来、聴覚を失う。
言葉を覚える前から絵を描くことが得意で、絵でコミュニケーションをとってきた。
邦訳された著書に、『それでも、素敵な一日』(小社刊)がある。
Instagram: @hallogugu訳者:生田美保 (いくた みほ)1977年、栃木県生まれ。
東京女子大学現代文化学部、韓国放送通信大学国語国文学科卒。
2003年より韓国在住。
訳書に、『中央駅』(彩流社)、『いろのかけらのしま』(ポプラ社)、『野良猫姫』(クオン)などがある。
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