秋田から上京して20歳で作家になった豊島ミホ。<br />初めて彼氏の居るクリスマス、ひとり花火大会、同棲問題……東京っぽくない東京暮らしの悲喜こもごも。<br />順調そうに見えた彼女は、なぜ結果的に恋と仕事を失い、秋田へと帰ることになったのか。<br />そして、いまどんな心境で再スタートを切ろうとしているのか。<br />一人の作家が人生に逡巡するさまを赤裸々に綴った実録880日エッセイ+現状報告。<br /> 解説/山本文緒