「調教し甲斐のある身体だな」美しくも策士な皇帝・ジークフリートの宮殿に捕らわれたミレーヌ。<br />耳もとから胸を這いまわる唇。<br />知らなかった快感。<br />いけないわ、彼には婚約者が……。<br />ベッドで、鏡の前で、奔放に求められながら、気になるのは陛下の本心。<br />不器用な優しさに惹かれ始めた時、「もうおまえを放したくない」と熱烈な求婚が。<br />どうしたらいいの? 私は妖精なのに!