帝国皇子のご執心は亡国の姫メルリープ。<br />恋人扱いに戸惑う彼女をよそに、ギュスターヴは周りを気にせず溺愛してくる。<br />王宮に招かれた夜、強引に押し倒されて――。<br />「私を酔わせる、淫らで愛らしい身体だ」首筋、乳房……肢体を隅々までついばむキスは、やがて濃厚な愛撫へ。<br />「誰が反対しようと、妃はお前だ」求婚され官能の海に溺れていると、二人を引き裂こうとする陰謀が――。<br />