月と茉莉花シリーズ
滅びた湘国の王族で、唯一生き残った月心は、エン国太子、煬大牙の計らいでめでたく元服し、伶人として朝に仕えることになった。
典楽庁の他の伶人に湘の楽曲を伝授する役目を賜った月心だったが、楽生のうちの一人から度々いやがらせを受けるようになる。
日々、傷心していく月心に、大牙は憂慮を抱いていたが…。
表題作に、大牙が妃を探す最終話も加えた、切なくも甘い感動の歴史ロマン第三弾、シリーズ完結編!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。
イラストは表紙のみの収録となります。
ご了承ください。
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