黒帝は穢れた魔物に愛される
「誰にも裸を見られてはなりませぬ」海神の国の帝・キリイの肉体には秘め事がある。
もしそれが暴かれれば、自分は殺され、この国は敵国ギメイルの侵略を許すことになるだろう。
だが、素性の怪しい薬師のスザクに不敬を働かれ、秘所を見られてしまった。
「刀を収めろ。
まるで乱暴された姫君のようだぞ」そう嗤うスザクに、キリイは憎悪と疑惑とともに妙な安らぎを覚えて――!? 快楽の闇の中で探り合うような関係。
それはこの世界の運命をも動かし始める――。
更新中です。しばらくお待ちください。