「大丈夫ですか? なにかお困りのようですが」殺気立つ終電間際の駅のホームで靴を落とし、困り果てていた大手日用品メーカーの営業マン・久保睦深の前に現れたミステリアスな年上の男性・秋原。<br />不器用で要領が悪く、他人の分まで働く睦深を労わり、王子様のように寄り添う彼と親密な時間を重ねるうちに、睦深は次第に秋原に惹かれていく。<br />しかし彼には秘密があって……。<br />深夜の駅で始まった、恋のお伽噺の結末は……!?