寺田喬氏は、紡績会社の東京支社で課長をつとめる普通のサラリーマン。<br />彼が四十一歳のころから、この物語、迷いと苦しみの日々が始まった。<br />……まず体調の不安、そして会社での上司と部下の板ばさみ、勉強嫌いの息子と老いた親。<br />山積する問題に、もがきあえいだ末、寺田氏は起死回生の脱出法を思いついた。<br />それは……? サクセスのためのノウハウを秘めた実用小説。<br />