「自分の中の奥底にある何かが微妙に振れた、そんな不思議に心地よい感覚。<br />……たぶんそれがおもしろくて、私はお茶を続けているのだと思う」(「はじめに」より)。<br />静寂の中、湯の沸く釜の音に耳を傾け、季節の花を愛で、茶をいただき、そして、自分もまた点てる。<br />お茶の教室は未知の世界への扉。<br />その扉の向こうをちょっと覗いてみませんか?