最大手都市銀行・大隅銀行の支店長である海江田は、本店の指示で水口なる者と接触を持った。<br />その男は意外にも株価操作を目論む仕手筋だった。<br />彼への過剰融資が始まった。<br />一方、ライバルの三田銀行では、会長自ら大隅銀行を不正融資のスキャンダルに陥れるために、水口に接近。<br />だが、一枚上手の彼は!? 都市銀行のサバイバル戦を描きバブル経済破綻の裏を暴く!