「つまらない男がいつもいだくのは突飛な人への憧れだ。<br />突飛に関しては子狐クラスの小動物の私は見逃さない。<br />そしてつっこみ続ける。<br />しかし、それは憎しみや嘲りではない。<br />なににせよ、愛であり、憧れの裏返しである。<br />この本はそんな愛ある私の突飛探しの旅の記録である」(「まえがき」より抜粋) 奇才の激烈人間賛歌。<br />