奇酒、非合法酒、幻の名酒――噂を聞きつければどこまでも。<br />あるときはバンコクの怪しい裏通りへ、またあるときは人里離れたメコンの奥地へ、ひたすらウマイ酒を求めて女二人の珍道中。<br />ひとたび酒を酌み交わせば、見知らぬ人ともたちまち心が通う。<br />なぜか懐かしい東南アジアの人と風物を描いて、「酔っぱライター」の面目躍如!(『タイ・ラオス・ベトナム酒紀行!』改題)