’他人の眼に映る私’の影に苦しみ、自分自身を傷つけて憐れみ、時にはその苦しみや痛みに依存して、安らぎすら覚える……。<br />前作に続き気分変調症から抜け出そうともがく著者だったが、無気力感や自傷衝動などに悩まされ、ついには仕事を辞め、入院を考えるようになる……。<br />その間も続いた精神科医との対話と、たどり着いた心のありかた。<br />自分の心の傷に気づき、受け入れられるようになるまでの記録。<br />