動物は詩歌の友だちなのだ。<br />斎藤茂吉の馬、宮沢賢治のこおろぎ、谷川俊太郎のかっぱ……現代の代表的歌人が、詩歌に詠まれた動物を、その生態、行動、歴史とともに、縦横無尽にユーモラスに読み解く。<br />日本エッセイスト・クラブ賞受賞作の105篇の名コラム。<br />