呪われた漆黒の王は満月の乙女と甘く淫らに契りを結ぶ
「我が乙女、そなたが欲しい。
私の呪いを解けるのはそなただけだ」小国の王女ラーナは、駆け落ちした双子の弟に成り代わり、砂漠で強い力を誇っている大帝国イドリース王の即位式に出席することに。
ところがラーナは、自国よりはるかに煌びやかな宮殿に好奇心を刺激されて、つい羽目を外してしまい――「そなたをずっと待っていた」宮殿の奥深くにある不思議な湯殿で、生まれたままの姿のラーナが出会ったのは、琥珀色の瞳を持つ逞しい男。
……あなたは夢の中で私を求めてきた人? 自分を’満月の乙女’と呼ぶ男に導かれ、夢うつつのラーナは純潔をささげてしまって――
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