黒い淫戯
45歳の吉国正則は、突然亡くなった総務部長・宮野精一の葬儀に出ていた。
入社以来、何かと世話になった上司であった。
とそこで、部下である32歳の芦川志織に呼びとめられた正則。
普段は地味な印象のある志織だが、喪服が妙に似合っており、どことなく色気が滲み出ていた。
葬儀の後、どうしても正則に聞いて欲しい話があるという。
なんとか時間を作り、指定されたホテルのバーへ向かうと、喪服姿のままの詩織が衝撃の告白をしてきた。
「今日はこのまま帰りたくないんです。
課長、わたしを抱いてください!」
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