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高山の夜

南原一徳は68歳の官能小説家。
飛騨高山で開催される秋の高山祭を見るため、1人でバスツアーに参加している。
隣の席に座っているのは20代後半に見える美人だった。
髪はミディアムレングスで丸顔。
車窓から外を眺めている横顔はどこか涼しげだ。
女にしては長身で手足も長い。
その長い足を強調するようにピッタリとしたパンツを穿いている。
上はニットの白いセーターで、たわわな胸の盛り上がりに目を奪われてしまう。
性欲が減退してスランプに陥っている一徳も、さすがに目を惹かれた。
話してみると、彼女……小鳥遊典子はなんと39歳で中学生の娘がいるという。
官能小説家だと告白すると、距離ができてしまったが、旅の過程でそれが少しずつ埋まっていく。
「ふふっ、旅の恥はかき捨てと言うでしょ?」積極的になった彼女と、ホテルの部屋で飲むことになった。
酔いが回り、バスローブから覗く典子の胸元が淡いピンクに染まっている。
ここ何年もないぐらいイチモツが大きくなると、彼女はそこに手を伸ばしてきて……。




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