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逢瀬の島

大学2年生の佐竹祐太は自分の不運を呪っていた。
童貞がバレて彼女にフラれ、経験がないことを言いふらされた。
傷心旅行で訪れたのは瀬戸内海の小さな島。
夏場以外は観光客が滅多に来ないこの場所にやってきたら、季節外れの台風がやってきた。
まさに泣きっ面に蜂。
とはいえ、雨風は待ってくれず、目に入った食堂で宿の情報を聞くことにした。
応対してくれたのは女主人・佐野彩。
ジーンズにエプロン姿、黒髪に大きな瞳で、鼻が高くて唇も整っている。
あまり化粧をしている感じはないのに、頬や首筋の肌は透き通って見える。
35歳だと言うが、20代にしか見えない。
数年前に夫を亡くしてから一人で店を切り盛りしているらしい。
こんな日は他の客も来ないだろうからと、一緒に酒を飲んで、祐太の愚痴を聞いてくれた。
そんな折、台風のせいで店の倉庫が壊れてしまい、大雨の中、作業を手伝う祐太。
ずぶ濡れになってしまったのでお風呂を借りると、そこに彩が入ってきた。
たわわなおっぱいに祐太は我慢できずに吸いついて……。




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