女先輩の恥じらい
30歳のサラリーマン羽地宗輔は、学生と勘違いされてよく不良に絡まれる。
幼顔で身体も華奢なためだ。
元来、気弱な性格なので、抵抗できない。
今日もお金を渡すつもりでいたが、華麗な蹴りを放つトレーニングウェア姿の女性に助けられる。
顔を見て、ハッとなった。
大学時代の先輩・皆本綾乃だったからだ。
綾乃は空手でインターハイに出場経験があり、合気道の有段者でもある格闘女子。
宗輔が大学に入学した時、強引なサークル勧誘を今のように撃退してくれたのも彼女だった。
長いストレートの黒髪を後ろで結んでおり、目鼻立ちがくっきりとしていて相変わらず美しい。
少し乱暴な言葉遣いや、長身で手足が長いすらりとした身体つき、驚くほど大きいバストやヒップ。
あの頃から10年も経つのに何も変わっていない。
2人は日を改めて飲むことになった。
当時から彼女に憧れていた宗輔は気持ちを伝えようとするが、思わぬ邪魔が入り……。
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