自然休戦期直前に大攻勢をかける幻獣の力の前に、ついに九州からの撤退を決定した日本政府。<br /> しかし多くの学兵たちは、正規の自衛軍撤退の‘捨て駒’として九州各地に取り残されていた。<br /> 過酷を極める撤退戦のなかで、学兵たちを救いながら転戦する5121小隊。<br /> そんな絶望的な状況のなか、弱腰の自衛軍は、幻獣の侵攻を食い止めるために非情ともいえる計画を発表した!