ガンパレード・マーチ 2K 西海岸編
生体ミサイルの豪雨が降り注いだ惨劇の一夜によって、サンディエゴ市街の補助兵は壊滅。
生き延びた五万の兵は戦線を放棄し、サンディエゴ港にあふれ返り、怠惰で無気力な日々を過ごしていた。
折しもオルレイ代表からシアトルへの帰還を命じられた日本視察団の団長・善行は、補助兵たちの行く末を深く憂えていた。
小隊会議の席上「ここが潮時」と撤収を主張する撤収派、「最後まで戦うべき」と主張する主戦派の議論が錯綜する中、善行は静かに宣告する。
今の自分に何ができるのか、答えを見つけなさい――と。
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