蝶が溺れた甘い蜜
「きみの過去も、私の現状も、どうでもいい。
きみが愛おしい」仁礼子爵家の車に撥ねられ記憶を失った青年に、当主の賛は、彼の着ていた着物から浅葱と名付け、彼を保護する。
浅葱は、自分を大事に扱ってくれる賛の眩しい潔癖さに惹かれ、ずっと一緒にいられることを願ってしまうのだが、浅葱を知るという近衛公爵が現れ……。
過去を暴かれ、自分が穢れた蝶であることを知らされた浅葱は、賛と結ばれない運命に嘆き――!?巻末に、特典SSを収録!さらに、同著者の既刊本「ぼくの皇子様」(イラスト:中井アオ)のお試し読みも特別収録!※こちらに収録されている特典SSは、ビープリ応援書店で配布されたものと同じ内容になります。
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