鉄バカ日記
ある日、鉄オタの異母兄・照彦が、部屋で無様に泣いていた。
「どうしたんだ? 」 と訊くと、よくぞ聞いてくれたとばかりに 「偉大なる歴史的建造物である余部橋梁が、ついにその役割を終えようとしているんだよ! 」 と言う。
余部橋梁? なにそれ? ふーん、兵庫県にあるんだ……などと他人事のように受け流していたら、なぜかなりゆきで、照彦と一緒に、その余部橋梁まで鉄道旅行することになってしまった! 鉄オタに関わるのは、もうコリゴリだと思っていたはずなのに……。
そして当然のごとく、旅先でやっかいな騒動に巻き込まれてしまう俺たちなのだった――。
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