世界は新しい対立の時代に入った。<br />いざこざや、怒りや、憎しみや、嘆きに身もだえしながら、夜になると寝て朝になれば目が覚める。<br />そして食べて働いて生きる。<br />小さな街の一断片として生きるのだ。<br />営み生きるものの思いは繋がっている。<br />この地上にはまだ光が満ちている。<br />それがすべてだ――。<br />生活の現場から、人間と社会の深層を見つめ続ける著者。<br />その魂に映った「世界」とは……? 心に響くスピリチュアル・エッセイ集。<br />