「絶対的なものはある。<br />ただし、それは複数ある」自ら‘自由主義的保守主義者’を標榜し、いまや左右両翼の活字メディアで最も活躍する著者。<br />深淵な思考の果てに見出したその「多元性と寛容の精神」を支柱に、国家から宗教、歴史まで、内在する論理を真摯に追究してゆく。<br />著者の強靱な「知の源泉」に触れ、私たち読者が現代社会への強烈な覚醒を促される1冊。<br />