『本の雑誌』発行人には、三つの顔があった。<br />目黒考二、さすらいのギャンブラー藤代三郎、ミステリー評論家の北上次郎だ。<br />最初は、目黒考二、私小説風エッセイだ。<br />雑誌創刊二十周年を迎え、創刊当時の苦労に思いをはせる。<br />身も心も活字三昧のこの‘三人の男’がギュッとつまった、活字愛読者、必読の書!