糖尿病患者の末路は「腐るような死」である。<br />日本では四十歳以上の十人に一人が病を持ち、確実に若年齢化が進む恐怖の病。<br />自覚症状もないまま、そのうち恐るべき症状を呈し、苦しみのなか死に至る――。<br />不規則な生活とストレスにある新聞記者の著者が、糖尿病発病から闘病生活、そして‘生還’に至るまでの葛藤の日々を記録した貴重な「体験」報告書。<br />糖尿病を通して、豊かな経済大国日本と物欲文明の‘盲点’に問いかけるベストセラー。<br />