ベレア家の愛の呪縛
やさしさは誘惑。
もう逃げられない。
二人の出会いは運命だから。
ロージーは大おばを亡くし、遠縁の親戚の家に身を寄せていた。
けれど家主との不倫を疑われて、思わずそこを飛び出してしまう。
彼女は見知らぬ土地で、働き口もない不安から、偶然出会ったカラムという男性にすべてを打ち明けた。
すると彼はロージーに仕事をくれたうえに、驚くべき提案をする。
「僕が君の恋人のふりをし、不倫の疑いを晴らす」というのだ。
カラムはどんな女性でも落とせないと評判の、冷ややかな男性だ。
その彼のそばに昼は秘書として、夜は恋人としている……。
男性恐怖症で、キスの経験もない私にできるかしら?■2011年に惜しまれつつ亡くなったペニー・ジョーダン。
彼女の幻の未邦訳4部作も、ついに最終話を迎えました! 4作目のヒロイン、ロージーに仕掛けられた、やさしさという誘惑の罠。
そこから逃れるには、彼女はあまりにも男性を知らなさすぎて……。
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