彼女が眼鏡を外したら
弟の結婚式の夜、寝苦しさに私は裏庭に出て長椅子に寝そべっていた。
と、ハスキーな男性の声が聞こえた。
「何をしているの?」驚いて地面の上の眼鏡を探る。
声の主は弟の親友イーサンだった。
ネクタイを締めたシャツの襟元を緩め、くつろいだ様子だ。
私は恥ずかしさのあまり顔を赤らめた。
無防備なパジャマ姿でビン底のような眼鏡をかけているのだから。
「何をしてるんだい、バービー?」彼は大きな手で私の足首をつかんで脚を持ち上げ、隣に座った。
足首を握ったまま。
「私はバーバラよ。
バービーなんて呼ばないで」私は澄ました顔で足を引き、起き上がった。
彼が目を閉じて、後ろ向きのまま膝に倒れこんできた。
「ブロンドの髪に大きな胸。
それにセクシーだ」セクシー? 私のことをセクシーだと思ってるの? 「からかわないで。
こんなにレンズの分厚い眼鏡をかけているのよ」気づいた時には唇を奪われ、熱く甘美な吐息にまみれていた。
「目を閉じて」弟の親友の突然の誘惑に私は度を失い、身じろぎしたが、言われたとおりにした。
すると、頭の上で両手首をネクタイで縛られ、自由を奪われてしまい……。
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